熊と小夜鳴鳥 の商品レビュー
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主人公が生まれる前の話から始まり、モスクワでの政治的な思惑や、仲の良かった兄弟達がそれぞれ別の道に行くなど、物語が大きく動くまではとても良かった。が、継母と神父を連れて父が戻ってからは、日本の因習村みたいなドロドロジメジメした展開が続き退屈だった。特に、美形で美声で絵画も描けるハイスペ神父の視点が多く、こいつが改心してヒーローになるかと思ったらそうでもなく、最後まで読んで美形設定いらんかっただろと思った。 不思議な力で精霊達を見ることができるワーシャが、村人達から魔女と怖れられるなか、兄のアリョーシャと異母妹イリーナだけが、ワーシャを信じて味方するのが良かった。冬の王マロースカは、いまいちキャラがつかめず次巻に期待。ロシア民話のジェド・マロースがモデルのようだが、弟であるメドベードのモデルは見つけられなかった。 「あらすじ覚え書き」※ネタバレあり 人々の話によれば、ぼろをまとった少女が馬に乗り、クレムリンの門をくぐってきた。少女は動物を手なずけ、のちに起こることを夢で知り、雨を呼ぶことができたという。北部領主の娘ワーシャは、この祖母の力を受け継いでいた。北部の土地は良き精霊によって魔物から守られていたが、熊の魔物メドベードがコンスタンチン神父を惑わせ、村人から精霊への信仰を失わせる。生ける屍に村人が襲われてゆくなか、修道院へ入るよう言い渡されたワーシャは森に逃げ込み、冬の王マロースカにかくまわれる。不思議な力を持つ雄馬ソロヴェイを得たワーシャは、復活したメドベードと戦い、ワーシャを救うために父ピョートルが命を落とす。広い世界を見るためワーシャは村を出て旅立つ。
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久しぶりの翻訳物だったからか、最初取っ付きにくかったけど、気がつけば、【土着の信仰と都からもたらされた正教の狭間で、悪しき物の影がちらつく極寒の地】にどっぷりとハマっていた 読み終わってみれば領主である父親の分かりにくい愛情とか、継母の寄る方なさとかが哀しい
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な、長い・・・ 話が動き出すまでのシンデレラ状態の描写が長くて後半のスピード感に置いてかれました。 三部作なので最後まで読めばきっとスッキリするタイプでしょうか。 次回からはいじめられる部分はないと思うので、自由に外へ出たワーシャがどう描かれるのか楽しみではあります。
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王道ストーリーで先の展開は読めるのに、細かい描写が多くて遅遅として進まない。 ロシアの名前、愛称がちょいちょい変わるので、誰のことだか分かり辛い。 読むのが結構大変だった。
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私好み!大当たり。全3巻でおよそ1600ページの歴史ファンタジー。しかも舞台は1370年頃のロシア(モスクワ大公国)イワン2世〜ドミトリー•ドンスコイの時代。日本では『全く』と言い切ってよいレベルで知られていない。従って人にはお薦めできない(笑)でも面白い! 著者はアメリカの女...
私好み!大当たり。全3巻でおよそ1600ページの歴史ファンタジー。しかも舞台は1370年頃のロシア(モスクワ大公国)イワン2世〜ドミトリー•ドンスコイの時代。日本では『全く』と言い切ってよいレベルで知られていない。従って人にはお薦めできない(笑)でも面白い! 著者はアメリカの女性作家。大学でロシア語を勉強し、ロシア留学もしている。そのため本書はロシアの歴史や風土はもちろん、昔話や伝承なども下敷きになっている。第1巻は"麗しのワシリーサ"や"森は生きている"などが隠し味のように織り込まれていて、その辺も私好み。好き! 主人公ワシリーサ(ワーシャ)は、亡き母から受け継いだ"人には見えない精霊を見る能力"をもつ少女だ。しかし父が再婚した継母は敬虔なキリスト教徒。新たにやって来た司祭も精霊の存在を認めないためワーシャは窮地に追い込まれて行くが…。 第1巻はワーシャの成長と旅立ちまでの物語。丁寧に読むと、様々な伏線が張り巡らされているのが分かります。面白い!
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物語が動くのが後半からで、それまでは伏線だったり説明だったりが続くのだが面白くなるまでがとにかく長い。(3部作というから仕方ないっちゃ仕方ないが…) 主人公がテンプレみたいに冷遇されてばかりでもうそれでお腹いっぱいになってしまった。 続きを読むかどうかは他にも読みたいものがあるの...
物語が動くのが後半からで、それまでは伏線だったり説明だったりが続くのだが面白くなるまでがとにかく長い。(3部作というから仕方ないっちゃ仕方ないが…) 主人公がテンプレみたいに冷遇されてばかりでもうそれでお腹いっぱいになってしまった。 続きを読むかどうかは他にも読みたいものがあるのでちょっと悩む…。
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小夜鳴鳥が馬の名前だとは思わないじゃん? 精霊っぽいから姿を変えられるのかもしれないけど。 両親を亡くした3人はこれからどうするのか。兄が大公に挨拶に行くから次巻の舞台はモスクワなのかな? しかしこんなに不美人を明言されてるヒロインも珍しい。カエルだのイタチだの酷い言われようw
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三部作を一気読みしてしまった。 良質なファンタジーは良いですね。 これがラノベだったらと想うと、ゾッとします。歴史考証ガッツリの上に構築された本格の幻想。最高に美味しい三部作でした。
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中世ルーシ世界についてよく調べられているな、とは思うが、人に限らず登場人物が軒並み魅力に欠け、また作品世界も陰鬱さや生活の苦しさばかりが描かれて楽しさに乏しかった。好きな文化圏の話なので続きが出たら買うだろうが…
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人ではない者を見る少女はその性質も普通ではなかった。少女らしさのない子供。扱いにくい子供 等々。 自然とともにある聖霊は八百万の神々に共通するところがあるような気がする。厳しい自然を生き抜くには神様は一人では足りないのかもしれない。 そして、少女は成長する……
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