嘘つきなふたり の商品レビュー
主人公の光と琴葉のうち、光に感情して読破。 母親からの圧力に従うんじゃなく 自分で決めて生きていく。 不安だし、しんどいけど、彼女はそんな時も琴葉との友情、まわりに助けられて歩いていく。 京都の描写もリアルで修学旅行思い出した。 友情、いいね。
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「正解を選ぶだけの人生」から目を背けて飛び込む「多様性が肯定される社会」とは、つまりは、「どんな選択も正しい生き方」とされる社会。不特定多数の人からの人生の断片へのいいね、も、選択に伴う不満や不安を解消するまでには至らない。結局、「正解のない問題に丸つけできるのは、最初から最後ま...
「正解を選ぶだけの人生」から目を背けて飛び込む「多様性が肯定される社会」とは、つまりは、「どんな選択も正しい生き方」とされる社会。不特定多数の人からの人生の断片へのいいね、も、選択に伴う不満や不安を解消するまでには至らない。結局、「正解のない問題に丸つけできるのは、最初から最後まで自分しかいない」。 逆に、今の時代の生きにくさよ。
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母親の価値観に縛られて生きていた主人公は、どこか人生を諦めていたようだったけど、小学校の時の友達と京都へ旅行して、自分として生きることを見出したように思う。
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琴美と光の青春小説と感じました。人物描写が重くならなくて、その分、琴美の自由さが良いように感じられた。最後がめでたしすぎて肩すかしされた気分。
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途中で、ついている嘘が予想しやすかったが 最後まで読めました 誰もが少しの嘘を日々重ねて生きていると 思う
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オチが途中で読めてしまったのと、テーマやキャラたちの人生観はわりとよくある量産型インターネットを感じてしまった…けど終わり方はとても良かった!
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選択しないことも「選択」。親に言われるがままに生きてきたからといって、流されるまま自分が選択しなかったことの結果を、いつまでも誰かのせいにすることはできない。 「嘘つきなふたり」というタイトルのとおり、ふたりとも嘘つきで、読みながらなんとなくわかる嘘もあれば、最後までわからない嘘...
選択しないことも「選択」。親に言われるがままに生きてきたからといって、流されるまま自分が選択しなかったことの結果を、いつまでも誰かのせいにすることはできない。 「嘘つきなふたり」というタイトルのとおり、ふたりとも嘘つきで、読みながらなんとなくわかる嘘もあれば、最後までわからない嘘もあったり。バレたら可哀想、、という共感性羞恥でヒリヒリさせてくれる。 そして19歳のふたりが”小学校の修学旅行をやり直す”というのがなんとも楽しそう。今なら小学校の修学旅行でさせられた地獄のスキー練習を楽しめるだろうか、自分自身の思い出も振り返った。(無理そう)
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「嘘」で自分を守って救われる人もいる。 その「嘘」が誰かを傷つけてしまうこともある。 そう感じました。 最後の方には「選択」についても触れられていて、選んだ時と選ばなかった時、どちらにも結果はついてくるとあり、痺れた。
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それぞれの嘘は想像の範囲を越えなかったものの、女の子たちの可愛い会話は読んでいて面白かった。 著者が響けユーフォニアムの小説を書いてる方だということに1番ビックリした。10代の瑞々しい感情の変化だったり、軽々としてユーモアのある会話の流れだったり、確かに言われてみればそんな感じが...
それぞれの嘘は想像の範囲を越えなかったものの、女の子たちの可愛い会話は読んでいて面白かった。 著者が響けユーフォニアムの小説を書いてる方だということに1番ビックリした。10代の瑞々しい感情の変化だったり、軽々としてユーモアのある会話の流れだったり、確かに言われてみればそんな感じがした。
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読みやすく面白かった。母と娘の関係は、いろいろとあるなと。 教師も一面だけの人って、いるよねって、思う。
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