ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた の商品レビュー
コメンテーターとしてよくテレビに出てくる人である。東京大学准教授である。毎日新聞のコラムのため色々な人に会い、感想を言う企画である。コロナになって「あつまれ、どうぶつの森」のゲームをやった感想を書いたりである。 人新世の資本論で有名であり「SDGsは大衆のアヘンである!」で有名で...
コメンテーターとしてよくテレビに出てくる人である。東京大学准教授である。毎日新聞のコラムのため色々な人に会い、感想を言う企画である。コロナになって「あつまれ、どうぶつの森」のゲームをやった感想を書いたりである。 人新世の資本論で有名であり「SDGsは大衆のアヘンである!」で有名である。しかし何を言ってみても世の中は変わらない。50年前も「成長の限界」「沈黙の春」というのがあり科学技術であるいは乗り越え可能かもし得ないというのがあったが、筆者が言うのは貧富の差と資源の浪費、コモンが大事にされる世界を望んでいるが道は見えてこない
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社会問題は日々変わっていくもの、変わってはいけないもの(風化してはいけないもの)の二面がある。 特にこのエッセイは、コロナ化に連載していたゆえに、少し昔の話に思えるものもあったので、もっと早くに手に取るべきでした。 とはいえ、何年経っても社会全体で考えるべき問題も多数とりあげられ...
社会問題は日々変わっていくもの、変わってはいけないもの(風化してはいけないもの)の二面がある。 特にこのエッセイは、コロナ化に連載していたゆえに、少し昔の話に思えるものもあったので、もっと早くに手に取るべきでした。 とはいえ、何年経っても社会全体で考えるべき問題も多数とりあげられており興味深かった。 何よりも作者の研究者(私は取材者として置き換えて読んだ)としての姿勢に強く共感した。 当事者の苦悩や状況は、短期間のの取材やインタビューで理解できるわけがない。 そこを謙虚にうけとめつつ、それでも発信していくことの意味を感じた。 私自身も「想像力欠乏症」にならないよう、見聞きし、体験し、あらゆることへの共時者意識を持ちつづけていきたい。
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リハックでは「こじらせ系」といじられているけれど、本当に心が優しい人だと思う。現場を見ること、当事者の話を聞くこと、めちゃ大事だ。発電所、見に行ってみたいな
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京大タテカンの章が痛快だった。 景観を理由に撤去するなら、隣のギラギラなラーメン屋の看板はどうなんだとは、まったくその通り。 猥雑さや無秩序が産み出す空気があのあたりの景観だったはず。美は乱調にあり。
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YouTuber的な、やってみたシリーズっぽい軽い装いだが、行ってみた、やってみた、からなんなのだ、がしっかり入っていて読み応えがある。 2022年発刊で前半はコロナ下の記録としても読めた。たった3年前なのにもう遠いところに来てしまっている感じがする。コロナ以後の世界の変容をくっ...
YouTuber的な、やってみたシリーズっぽい軽い装いだが、行ってみた、やってみた、からなんなのだ、がしっかり入っていて読み応えがある。 2022年発刊で前半はコロナ下の記録としても読めた。たった3年前なのにもう遠いところに来てしまっている感じがする。コロナ以後の世界の変容をくっきり感じた。 行動する思索家としての著者の素の感じが見えて面白かった。水俣や福島などの話はもっと掘り下げて聞きたかった。
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流し読み。 社会における加害者であると同時に被害者でもある「共事者」として、他者への想像と学びによって声をあげるきっかけに。各章は社会課題を広く浅く見てきたよ、という経験談。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
哲学者の斎藤幸平氏の本。 普段机に向かって仕事をしてる中、様々な社会問題に関する連載で現場を見に行く機会が与えられ…とのこと。 私達は殆どのことを、現場や実情を知らずに(または真偽さえ分からず)SNSなどで無責任に論じ、他者を批判し、正義を振りかざす。胡散臭く知ったような事を論じている時に「はて、本当にそうなのか?」とふと考える。 この本は幾つかの社会問題について、著者が現場に赴いたり、実践してみたりしたフィールドワークの記録です。 例えば、福島の原発のこと。水俣病のこと、ウーバーの配達のこと、プラスチックゴミのこと。 様々な社会問題は、表面的にはニュースや学校で習う。「大変だね」「解決して良かった」「環境にやさしい生活をしよう!」などと感想を述べて消化されていたが、当事者たちは終わらない問題に取り組み続けていることを知ったし、遠くで起きた事件も他人事ではないということを知る。 知るとそこに沢山の人達が見えてくる。ニュースで扱われない問題の分厚さがある。 全ての問題に関われるわけではないけれど、全ての問題は知ることからしか進まないのだと思いました。
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将来はユーチューバーかウーバーか。配達中に捻挫し過疎となり山は自然に帰る。シカと格闘もし、まだ終わらない水俣で涙した――資本主義の限界がにじむ。効率と利益優先の社会で命や暮らしは後回しにされがちだ。氏は現場に身を置き『資本論』を手がかりに持続可能な社会の姿を模索する。マルクスは資...
将来はユーチューバーかウーバーか。配達中に捻挫し過疎となり山は自然に帰る。シカと格闘もし、まだ終わらない水俣で涙した――資本主義の限界がにじむ。効率と利益優先の社会で命や暮らしは後回しにされがちだ。氏は現場に身を置き『資本論』を手がかりに持続可能な社会の姿を模索する。マルクスは資本の暴走を見抜き人間らしい生を取り戻す可能性を示した。社会問題の「現場」には壊れゆく今と変えうる未来が同時に息づいている。
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あの「人新世の「資本論」」の斎藤さんがウーバーイーツを?あつ森を?と好奇心に駆られて手に取ってみた一冊。 1つひとつの事象に対する捉え方は斎藤さんならでは。 同じ日本で暮らす人たちがさまざまな物事に取り組んでいることを斎藤さんのフィルターを通して知ることができた。 無知・無関心と...
あの「人新世の「資本論」」の斎藤さんがウーバーイーツを?あつ森を?と好奇心に駆られて手に取ってみた一冊。 1つひとつの事象に対する捉え方は斎藤さんならでは。 同じ日本で暮らす人たちがさまざまな物事に取り組んでいることを斎藤さんのフィルターを通して知ることができた。 無知・無関心という安全圏から一歩踏み出すこと、これをきっかけに、まずはそこから始めたい。
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今年もよろしくお願いします。 「人新世の資本論」の著者であり、思想研究の 学者でもある斉藤氏の体験エッセイです。 その内容はもちろん遊びではなく、ウーバーワ ーカーになったり、昆虫食や培養肉の研究を見 に行ったりと、とにかく「現場」を訪れて「体 験」しています。 「当事者で...
今年もよろしくお願いします。 「人新世の資本論」の著者であり、思想研究の 学者でもある斉藤氏の体験エッセイです。 その内容はもちろん遊びではなく、ウーバーワ ーカーになったり、昆虫食や培養肉の研究を見 に行ったりと、とにかく「現場」を訪れて「体 験」しています。 「当事者でもない人間が物見遊山的に行って何 が分かるのだ」と言ってしまうと思考停止に陥 ります。 「当事者」ではないものの「事を共有する」と いうユルい関わりに根差した「共有者」という 立場でもいいので、関わりを持つということは 大切なのだと知る一冊です。
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