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君といた日の続き の商品レビュー

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73件のお客様レビュー

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2023/07/23

子供を亡くし離婚し、生きることに絶望した主人公の前に現れた謎の少女。彼女のおかげで前を向いて踏み出すまでのSFファンタジー。 挿絵もあってかアニメ映画によさそうな作品だった。

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2023/07/13

切ない物語 「過去が今の自分を作り、今の自分が過去を肯定する」 読み終わると少しだけ前向きになった自分に気がつきます

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2023/05/30

子どもが10歳までしか生きられなかったら。いろいろと考えながら読みました。タイムトリップものとしては、異色でもないかもしれないけれど、ちょいちょい挟まるブラックな感じが、辻堂作品らしいかもとも思いました。 2023/4/7読了

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2023/05/29

大切なことは、過ぎてから気がつく。 それを後悔というのかもしれないけど、その思いから、どうやって前に進むかで、後悔ではなくなる。 ...と思って、今日も前を向こう。

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2023/05/14

ちょっとせつないSFファンタジーもの。 娘を亡くし、人生に絶望していた主人公が、ある日見知らぬ迷子?の女の子と出会うことから始まる物語。あまりに簡単に進んでいく展開がどうかと思っていたが、この内容ならばありかな。 個人的には嫌いではない。

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2023/05/07

カバーのイラストの柔らかい色彩、過去と未来を繋げるようなタイトルから、どんなストーリーなのだろう、と想像しながら読み始めた。 舞台は相鉄線沿線だろうか? 妻と離婚し孤独な日々を送る中年男性譲が、初夏のある日、迷子らしき小学生の少女を見つけて助けるが、その少女は土地勘もないばかり...

カバーのイラストの柔らかい色彩、過去と未来を繋げるようなタイトルから、どんなストーリーなのだろう、と想像しながら読み始めた。 舞台は相鉄線沿線だろうか? 妻と離婚し孤独な日々を送る中年男性譲が、初夏のある日、迷子らしき小学生の少女を見つけて助けるが、その少女は土地勘もないばかりか、覚えているのはちぃ子という名前だけ…着ている服もどこか懐かしさを感じさせるような出立ちだった…。 同じ年頃の娘を一年ほど前に亡くしたばかりの譲は、ちぃ子を娘のように思い、記憶が戻るまで共に暮らすことになる。 過去の事件とちぃ子の関係が謎めくミステリー、譲の人生と家族の再生物語、タイムトラベル…と様々な要素か満載なのだが、それらが滑らかなストーリーとなっていて、無理なく読ませる。 昭和のごみごみとした活気と熱気、コロナ禍の令和の閑散とした町や人の孤独、その対比が胸を突く。 昭和の終わりを知る世代には、郷愁を誘う小説でもある。 2023

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2023/05/01

ファンタジーなタイムトリップもの。昭和と令和の時代の対比も面白い。 喪失と再生の物語。バッドエンドではないのがよかった。 しかし表紙が少し誤解を招くような。お兄さんと小さな子供にしか見えない。 心象風景だから良いのか?

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2023/04/30

予想通りの展開なんだけど とても美しいエンディングに感心。あえてSFと分類したけれど、同じようなテーマが多い中、最後の夫婦の会話がいいね。 無理に名前のトリックを使わず、ストレートに書いても良かったのではと思うけど、それだと一目惚れにならないのかな?

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2023/04/29

図書館からやっとまわってきた辻堂さんの最新刊!待った甲斐あって、とっても良かった。 子どもを亡くした後に離婚。生きる意味を失っていた譲が外出中に出会った10歳の女の子・ちぃ子。 記憶がないというちぃ子と、成り行きで一緒に住むことになります。 二人の同居生活はいつまで続くの? ち...

図書館からやっとまわってきた辻堂さんの最新刊!待った甲斐あって、とっても良かった。 子どもを亡くした後に離婚。生きる意味を失っていた譲が外出中に出会った10歳の女の子・ちぃ子。 記憶がないというちぃ子と、成り行きで一緒に住むことになります。 二人の同居生活はいつまで続くの? ちぃ子の未来は? 亡くなった娘と同年齢のちぃ子に娘の美玖ちゃんを重ねずにはいられない譲。 読みながら私まで苦しくなったり感極まって涙ぐんだり。 二人の小さなやり取りの1つの1つから目が離せなくて、切ない気持ちと、愛おしい気持ちとが入り混ざりながらの読書でした。 『そばにいることが当たり前だと思っていたあの頃には、気付かなかった。 気合いをいれて臨んだ海水浴やキャンプだけでなく、何でもない休日の何でもないひとときが、かけがえのない親子の思い出になりうるなんて』 他愛ない日常の幸せをかみしめました。 自分の子どもの時代、わが子との思い出が次々と甦ってきて優しい気持ちになった。 終盤は目の前のモヤが晴れていくような清々しい気持ち。 さすがの展開はやはり辻堂さん! 素敵な読書時間でした。

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2023/04/19

辻堂作品初読み。タイムスリップものと聞いていたので、何となくストーリーを先読みしながらサクサクと読んだ。最後はこうきたかと、驚いた。

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