君といた日の続き の商品レビュー
初作家さん。 脳腫瘍でわずか10歳でこの世を去った娘、美玖。 美玖との思い出が詰まった家にいるのが辛くて、最愛だった妻(紗友里)と離婚し安アパートでひっそりと暮らしていた譲(47歳) 雨上がりのある日、ずぶ濡れで黄色い登校帽をかぶった10歳の少女、ちぃ子と出逢う。 ちぃ子は名...
初作家さん。 脳腫瘍でわずか10歳でこの世を去った娘、美玖。 美玖との思い出が詰まった家にいるのが辛くて、最愛だった妻(紗友里)と離婚し安アパートでひっそりと暮らしていた譲(47歳) 雨上がりのある日、ずぶ濡れで黄色い登校帽をかぶった10歳の少女、ちぃ子と出逢う。 ちぃ子は名前と年齢以外のことは覚えていない…記憶喪失?…しかし話を聞いていくと1980年代からタイムスリップをして、現在(2021年)にきていた… ちぃ子からの案で過去に戻れるまでの間、譲の娘になり、譲が美玖とできなかった思い出作りをすることに。 お絵かき、海、買い物、ディズニーランド… 一緒に過ごす日々の中から美玖がタイムスリップしてきた理由が明らかになる… 最初は親子の感動ストーリーかと思ったけど、ミステリー要素も含まれてて、読みごたえあり。 終わり方もよかったな゚+:。...*:(*´∀`*):*・゜゚・ 大事な人の死。簡単には受け入れられない。 受け入れるくらいなら、いっそのこと自分もいなくなりたい… 残された人の生き方…自分だったらどうかな…想像するのさえ難しいよね…ウーン( -᷄ω-᷅ )
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10歳の愛娘を亡くし妻と離婚。人生どん底の男性がある不思議な愛娘と同じ10歳の少女と出会い交流する中で生きる意味を見出すストーリー。 色々繋がっていく感じが面白かった。奥さんと大恋愛やん…
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辻堂ゆめさん初読み! 『君といた日の続き』 10歳の愛娘を亡くし、妻と別れ、 失意のドン底にいた47歳の友永譲。 そんな彼のもとへ、ある日ちぃ子と名乗る10歳の少女が現れる。1980年代の過去からタイムスリップしてきた彼女の目的とは・・・ ちぃ子は一体何者なのか? 明らかなミ...
辻堂ゆめさん初読み! 『君といた日の続き』 10歳の愛娘を亡くし、妻と別れ、 失意のドン底にいた47歳の友永譲。 そんな彼のもとへ、ある日ちぃ子と名乗る10歳の少女が現れる。1980年代の過去からタイムスリップしてきた彼女の目的とは・・・ ちぃ子は一体何者なのか? 明らかなミスリードが仕掛けられていながら読者目線の誘導が巧みでなかなか真相に辿り着けない。 ミステリーでありながらファンタジー要素強めの心温まる作品だった。 80年代からタイムスリップした先が、未知なる恐怖に世界中が怯えたコロナ禍の現代という本作の設定。 日本が豊かで元気になって行くと誰もが信じて疑わなかった時代からタイムスリップしてきた未来は、良くも悪くも想像を超えていただろうと思う。 ついつい昭和の描写に懐古の念を抱きつつ、きっと作者の辻堂ゆめさんも昭和生まれなのねと勝手に親近感を覚えていたら、なんとなんと1992年生まれって平成生まれなんですね。いやはや失礼しました。 ちぃ子と過ごす日々を通じて、譲の精神状態が徐々に変化していく様子が本作一番の肝だが、終始説明じみている感じが少し残念に感じた。 読後感がすっきりするという点では、解説満点だが、元妻の紗友里目線も取り入れて読み手に伝える位に調整して欲しかった。 ただこの辺の匙加減は個人の好みの話かと思う。 大切な人を失ってなお、遺された者は生きることの意味を模索しながら生きていかなければならない。 作中にあった台詞で 「もっと一緒にいたかった、 ともに未来を歩みたかった、と。 きっとそれが、生きている者の役目であり、 特権なのだ。この世を去った大切な人を想い、 過去の記憶という再会の場を守り続ける。 脳内を探れば、またいつでも会える。」 これには暫し胸を打たれた。 特権であり、再会の場というポジティブな捉え方は、意識して取り入れていきたい。 余談だが、個人的には装画が今風のタッチ過ぎて眩しかった。もう少しノスタルジックな趣を感じる装画だと更に感情移入出来ただろうと思う。 そう言えば、私の伯父も一番上の大きい兄ちゃんだからって、おきにいちゃんって呼ばれてたとか。 昭和の渾名あるあるですね。笑
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10歳の娘を亡くし妻とも離婚し、人生どん底にいる譲。ある日昭和からタイムスリープしてきた10歳の少女とひと夏を過ごす。 少女と過ごす中で生きる力を取り戻していく主人公。 昭和ってそうだったなと懐かしい気持ちも味わえ、最後はやっぱりそうだったのねと思わせてくれ、今この時を大事に生き...
10歳の娘を亡くし妻とも離婚し、人生どん底にいる譲。ある日昭和からタイムスリープしてきた10歳の少女とひと夏を過ごす。 少女と過ごす中で生きる力を取り戻していく主人公。 昭和ってそうだったなと懐かしい気持ちも味わえ、最後はやっぱりそうだったのねと思わせてくれ、今この時を大事に生きようと思わせてくれた本でした。
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期待して読んだ以上の良い作品でした! 心が切なくなったり愛しくなったりほっこりしたりもう感情が動かされ過ぎて、でも予想を裏切る伏線回収で良かったです! 人に勧めたくなる本です!
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やっぱり伏線回収が上手いなぁと思った。 ちぃ子の正体が分かった時の驚きがすごい。 読後感もとても良かった。
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良いお話だった。ひたすらちい子と過ごした日々が描かれており、最後に一気に伏線回収。驚きはしなかったけれど、なんとかハッピーエンドになりそうでよかった。大人が子供に教わることや気付かされることってたくさんあるんだなぁと思った。 ただ、さゆりは10年間どんな想いで過ごしていたことか‥生まれた瞬間に未来が分かってしまう(しかも悪い未来)はあまりにも悲しすぎると思った。
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おすすめ度 ★★★★☆ 感動度 ★★★☆☆ 40年前からタイムスリップしてきた小学生の女の子 彼女がなぜタイムスリップしてきたのか その理由が、今の別れた妻やったとは。 タイムスリップ系の話は大体意味が感動するからおもしろい。 色んな目的のために過去からきたちぃ子、その目的を果...
おすすめ度 ★★★★☆ 感動度 ★★★☆☆ 40年前からタイムスリップしてきた小学生の女の子 彼女がなぜタイムスリップしてきたのか その理由が、今の別れた妻やったとは。 タイムスリップ系の話は大体意味が感動するからおもしろい。 色んな目的のために過去からきたちぃ子、その目的を果たせて幸せになれてよかった
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娘を病気で亡くし妻と離婚し、何もかもが投げやりの日々を送っていた主人公はある夏の日、10歳の少女と出会う。1980年代からタイムスリップしてきた少女。少女と過ごす一ヶ月。それぞれの記憶と大切なものを思い出していく。最後の展開では涙が止まらなかった。とても優しい作品だった。
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ちぃ子の正体は推測できたので驚かなかったです。でも生まれた娘を見て未来が分かってしまったというのは辛すぎる。 ちぃ子との夏を譲も過ごしたことで2人はまた分かり合えた、かな。
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