バカと無知 の商品レビュー
バカは気付かない
人間にはバカだと思われないようにする防衛本能がある、それじぁあ仕方が無いと思ってしまった。
にょろ
ネトウヨやPTSD、下方比較など、人間の様々な「汚い」部分を科学的に解説してくれる本。 記憶はハードディスクのように綺麗に事実を保存するものではない。全ての記憶は「ニセモノ」のようなもので、5000兆以上のニューロンの結合によって合成される(繋がりやすい事象は頻繁につながり、そ...
ネトウヨやPTSD、下方比較など、人間の様々な「汚い」部分を科学的に解説してくれる本。 記憶はハードディスクのように綺麗に事実を保存するものではない。全ての記憶は「ニセモノ」のようなもので、5000兆以上のニューロンの結合によって合成される(繋がりやすい事象は頻繁につながり、それが記憶として現れる。また、進化論的に脳は良い出来事よりも悪い出来事を強く記憶するよう「設計」されている) それだけでなく、「認知的不協和(矛盾した二つの考えを同時に抱く不快感)」から逃れるために、人は認知を勝手に書き換える。 つまり我々人間は、自分が過信しているほど完璧な存在ではない。生き残るために認知を歪めて、時には他者を貶めながら生きている。 他者への理解、愛情なんかも自分が生き残るための生存本能だったとは。ちょっと恐ろしい。。 →人は社会的な動物としてしか生き残れないので、愛情や忠誠心、他者への理解を発達させてきた。一方、性愛を獲得するためには他者を蹴落としていなければならない。そんな複雑なゲームを強いられてきた我々だから、綺麗事だけでは説明できない、様々な邪悪な行動や認知の歪みが生まれる。。 ————————————————————— •脳にとって劣ったものは報酬で優れたものは損失である→だからホームレスや転落話は人気がある •妊娠中はオキシトシンが大量に放出される事で、母とこの愛情が「生物学的に」作られる
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読みたい本が多く、この本を読む時間が取れずに処分することになりました。★1つの評価にしていますが、内容が悪かったわけではありません。時間がある時に取り組めればと思っています。
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いつもながら「人間の本能とは所詮そもそもこんなもんだ」「リベラル涙目!」的な感想を誘発する論調であり、確かに近年の現実社会と符合するところも多いのだが、あまり真に受けすぎるのもどうなのかと思う。 実験には解釈に注意を要するものもあって、特に子どもを被験者とした人間心理の実験では結...
いつもながら「人間の本能とは所詮そもそもこんなもんだ」「リベラル涙目!」的な感想を誘発する論調であり、確かに近年の現実社会と符合するところも多いのだが、あまり真に受けすぎるのもどうなのかと思う。 実験には解釈に注意を要するものもあって、特に子どもを被験者とした人間心理の実験では結論にかなり飛躍がみられるものも多い。 男女や人種、遺伝による知能の差が仮にあるとして、それを「不都合な事実」として社会に広めることには留保も必要だろう。
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SNSでの誹謗中傷や、差別、偏見などがなんで起こるのか、人間の脳がいかに自分の意思でコントロールできない領域に左右されているかが、様々な心理学、脳科学の研究や実験結果の例と一緒に書かれた本。 私は差別や偏見も持たないぞ、そんなことする人間とは違うぞと意識したり、そういう意識のも...
SNSでの誹謗中傷や、差別、偏見などがなんで起こるのか、人間の脳がいかに自分の意思でコントロールできない領域に左右されているかが、様々な心理学、脳科学の研究や実験結果の例と一緒に書かれた本。 私は差別や偏見も持たないぞ、そんなことする人間とは違うぞと意識したり、そういう意識のもとで自分の言動を気を付けようとすることはもしかしたらあまり意味のないことなのかもしれないと思った。 脳には私たちが意識してどうこうできない部分が多いから。 それならば、はじめから自分を“バカで無知な存在”だと捉え、だからこそ何するかわからないから気を付けよう!と言い聞かせておいた方が、まだマシなのかも。 自分を“きれいで正しい存在”としたい気持ちもあるけれど、それはあくまで願望だよな… そこを認めるところからまずは始めようと思う。 本の中で特に印象的だったのは、 『すべての記憶は「偽物」である』という章。 私たちは記憶が脳に「保存」されているものとして捉えがちだが、記憶は特定の刺激によってその都度脳のネットワーク内で再構築されているのであって、思い出すたびに書き換えられている、とのこと。 記憶というものの不確かさや曖昧さを再認識した。
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哺乳類としての自分でも知らない私を丸裸にされたような感覚になった。私たちは共同体から逃れることはなく、光があれば影もある。複雑な脳を持っているからこそ他人を傷つけたり自尊心を保とうと必死になったりする。平和に生きたいよなあ
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本書のカバーを見ると、同じ新潮社から出ている『言ってはいけない 残酷すぎる真実』 (2016年、新潮新書)の続編に見えるが、つながりはない。『言ってはいけない』は、月間『波』連載されていた「残酷すぎる真実」に加筆・改変したものである。 一方、本書『バカと無知』 (2022年、新...
本書のカバーを見ると、同じ新潮社から出ている『言ってはいけない 残酷すぎる真実』 (2016年、新潮新書)の続編に見えるが、つながりはない。『言ってはいけない』は、月間『波』連載されていた「残酷すぎる真実」に加筆・改変したものである。 一方、本書『バカと無知』 (2022年、新潮新書)は、『週刊新潮』に連載されていた「人間、この不都合な生きもの」に若干の加筆・修正し、付論2編を加えたものだ。作者が同じなので、続編と捉えても違和感がないが、出自は違う。 本書の章立ては下記のようになっている。 第1章 正義は最大の娯楽である 第2章 バカと無知 第3章 やっかいな自尊心 第4章 「差別と偏見」の迷宮 第5章 すべての記憶は「偽物」である 本書には一冊を通した大きなテーマはない。強いて挙げれば、「人間」ということになるが、これではあまりに広すぎる。話題は、キャンセルカルチャー、皇族、人種差別などの時事ネタに関連したものが多い。 読んで理解をすれば、人間に対する理解力は上がる。たとえば、「バカは自分がバカであることに気づいていない。なぜならバカだから」ということ。次のリストに書かれていることにも驚かされるのではないだろうか。 1.日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない 2.日本人の3分の1以上が小学校3~4年以下の数的思考力しかない。 3.パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。 (p81) いくら説明してもわからない人たちが、多くいるということを理解していれば、腹を立てたり、無駄な言い争いをせずに済むかもしれない。
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バカは自分がバカであることを知らない。 俺はさすがにバカではないと思ってたがもしかしたらバカなのかもしれない、それを知ることは自分である以上知ることができないそう思わせる本だった。 印象に残った点は自尊心についてだ。人は自分より優れてるものは損失、劣ったものを報酬と捉える。なので...
バカは自分がバカであることを知らない。 俺はさすがにバカではないと思ってたがもしかしたらバカなのかもしれない、それを知ることは自分である以上知ることができないそう思わせる本だった。 印象に残った点は自尊心についてだ。人は自分より優れてるものは損失、劣ったものを報酬と捉える。なので自分より優れたものを何がなんでも引きずり落とすことで自分の自尊心を保つのだ。よくある事例が週刊誌での芸能人のスキャンダルが炎上することだ。逆に自分より劣ってる物を報酬と考えるのは最貧困やホームレスなどの転落話がストーリーとして人気になることである。これも自分より下の人間を見ることで自分の自尊心が保たれ、それが娯楽となるのだ。生物学的に自分の自尊心を保つことで生き延び、子孫を残してきたのだ。 またもう一点印象に残ってるのは集合知を実現するにはある一定の知能を持つものだけで話し合わないとできないということだ。簡単にまとめるとバカと話し合うことで良い選択を出来なくなるということだ。これは現在の政治にも結びつけることができ、民主党であるアメリカと独愛生である中国を見ると明らかである。
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2026.6.25 読了。 脳のぼーっとしている時に活発化する部位を、デフォルトモードネットワークといい、それに対して外部から注意喚起されるたびに活性化するのが、アテンショナルネットワークだ。 集団生活では、抜け駆けとフリーライダーが問題になる。 人がステイタスを誇示する方法...
2026.6.25 読了。 脳のぼーっとしている時に活発化する部位を、デフォルトモードネットワークといい、それに対して外部から注意喚起されるたびに活性化するのが、アテンショナルネットワークだ。 集団生活では、抜け駆けとフリーライダーが問題になる。 人がステイタスを誇示する方法として、1.支配。2.成功。3.美徳(道徳)。がある。 ただ、支配するための権力を獲得するのは容易ではないし、成功のステイタスには、資産や評判が必要でなかなか手に入れにくい。 それに比べて、道徳的なステイタスの獲得は、悪を叩けば良いだけなのだから、誰でも可能だ。 ダニング・クルーガー効果とは、「バカの問題は、自分がバカであることに気づいていないことだ。」 橘玲氏の根底にある哲学: 「世界は残酷で理不尽だが、そのルール(構造)を正しく理解していれば、個人として賢く、合理的に幸福を最大化することはできる」 (Geminiの回答) (〃 ´ ▽ ` )ノおはようSNSで執拗に誹謗中傷を繰り返すのは、傷ついた自尊心を回復しようとする死に物狂いの抵抗なのだろう。 バカを排除する以外に、バカに引きずられる効果から逃れる道はない。 「言ってはいけない」にかなり近い内容。
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脳科学の研究って人間社会の仕組みを理解するのに役立つのですね。 脳科学や心理学の研究を紹介し、社会を構成する人間の本質を紹介してくれています。 人間は、小さな共同体を作り、その中で自らが生き残るため、自分より優れた者は自分にとって「損失」であり、劣った者は「報酬」になる。 自...
脳科学の研究って人間社会の仕組みを理解するのに役立つのですね。 脳科学や心理学の研究を紹介し、社会を構成する人間の本質を紹介してくれています。 人間は、小さな共同体を作り、その中で自らが生き残るため、自分より優れた者は自分にとって「損失」であり、劣った者は「報酬」になる。 自分より優れた者の不道徳な行動をここぞとばかりに痛めつける。 人間は共同体で生き残るため、自尊心を保つ。 記憶は容易に書換えられる。 ちょっと難しい部分ありましたが、この社会を見る別の視点を学ぶことができる本でした。
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