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小説家の一日 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2022/12/05

小説、メモ、日記、レシピ、SNS…。すべての 「書くこと」をテーマに、さまざまな日常の 忘れられない瞬間を描いた短篇集。表題作のほか、 「窓」「つまらない湖」など全10篇を収録する。

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2022/11/10

タイトルから勝手にエッセイを想像して手に取ったら短編集でした。 ぞわっというか、これがみぞみぞかな。ほんのすくしいやな気持ちが残る小説たち。好き! 荒野さんのお住まいが私の生まれに近いので出てきたレストランのモデルここだろうなと思うところがあったりで個人的にも楽しめた

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2022/11/08

小説や日記からメモやSNSなどちょっとしたことまでの「書く」ということをテーマにした短篇集。どういう理由でそれを書くのか。日常のなかの何気ない時や、仕事で必要な時など様々で読んでいると感情がざわざわしてくるような、少し不安になるような感じがあった。そこには本人が思っているよりも多...

小説や日記からメモやSNSなどちょっとしたことまでの「書く」ということをテーマにした短篇集。どういう理由でそれを書くのか。日常のなかの何気ない時や、仕事で必要な時など様々で読んでいると感情がざわざわしてくるような、少し不安になるような感じがあった。そこには本人が思っているよりも多くの情報や自分の想いが入っていたり、受け手の感情も感じ取れるからなのかもしれない。近年読んだ短篇集のなかで一番だと思う。

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2022/11/06

ゾワっと迫ってくるような怖さを感じる短篇がいくつかあった。過去の自分の心情に似た作品もあり、考えさせられた。

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2022/10/24

"書くこと"にまつわる短編集。予想通り爽やかな話は1つもないけど、余韻を残す感じが見事なんだよなぁ。短編が十作あるのですが、「凶暴な気分」がささったかな。自分がいかに恵まれているかに無自覚な人間にこれでもかってくらいお見舞いしたい気持ちわかるわぁ。

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2022/10/23

「書くこと」をテーマにした10篇を収録した短篇集。 タイトルからして執筆を連想するけれど、対象はメールだったり、付箋紙に書かれた伝言だったり、はたまた壁に書かれた落書きだったりと様々だ。しかしどれも心の底がざわざわするような内容で、そのくせ結末に至らず終わってしまうからその先は想...

「書くこと」をテーマにした10篇を収録した短篇集。 タイトルからして執筆を連想するけれど、対象はメールだったり、付箋紙に書かれた伝言だったり、はたまた壁に書かれた落書きだったりと様々だ。しかしどれも心の底がざわざわするような内容で、そのくせ結末に至らず終わってしまうからその先は想像するしかない。でも、そこがいいのだ。一見、救いのない話でも、読者の想像でハッピーエンドに変えられる……かもしれない。 現実の、どうしようもない状況も、考え方次第でどうにかなるかもしれない。そう思える作品集だった。

Posted byブクログ