君のクイズ の商品レビュー
最初の数ページで大きな謎が提示されて、ページを進めるモチベーションが一気に上がりました。構成がうまい! その後は基本的に主人公の考察や記憶の話なので、派手さはないですが、最初の仕掛けのおかげで真実に近づきたい気持ちが減ることなく読み進めることができました。 最後は少し複雑な気持ち...
最初の数ページで大きな謎が提示されて、ページを進めるモチベーションが一気に上がりました。構成がうまい! その後は基本的に主人公の考察や記憶の話なので、派手さはないですが、最初の仕掛けのおかげで真実に近づきたい気持ちが減ることなく読み進めることができました。 最後は少し複雑な気持ちというか、モヤっとした気持ちになりましたが、私も知らず知らずのうちに本庄絆に幻想を持ってしまっていたというか、彼のファンたちのように、彼がこういう人生を歩んでこういう人なんだと勝手に幻想を持っていってしまってたんだなと思うと、ちょっと怖くもなりました。
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クイズ番組で1文字も読まれないうちに正答した。これはヤラセか実力か。この謎を紐解いていくストーリー。 読みやすくて、全体の構成もスッキリしていて面白い。読む前と後で、クイズやプレーヤーに対する見方が変わる。オススメしやすい本。
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小説としての面白さはもちろん、競技クイズの面白さがこれでもかってくらい詰め込まれていた。 以前からYouTubeでクイズノックやカプリティオチャンネルをよく見てたし、「みんなで早押しクイズ」通称「みんはや」というアプリに一時期ハマっていた身としては、主人公のクイズ愛に感動しなが...
小説としての面白さはもちろん、競技クイズの面白さがこれでもかってくらい詰め込まれていた。 以前からYouTubeでクイズノックやカプリティオチャンネルをよく見てたし、「みんなで早押しクイズ」通称「みんはや」というアプリに一時期ハマっていた身としては、主人公のクイズ愛に感動しながら読んでいた。 クイズに詳しくない人でも、わかりやすく説明しているので、納得感はあると思う。 刺さった箇所を抜粋 『ピンポンという音は、解答者だけでなく、出題者も肯定する音なのだ。解答者の世界と、出題者の世界が重なり合って、答えがひとつに確定する。これこそがクイズの醍醐味だ』 これほど的確な表現があるだろうか。 素人ながら、みんはやにハマっていた時クイズを作ったことがある。みんはやは、自分の作ったクイズを出題して遊ぶ機能があるのだ。 そしてみんはやでは、参加者がどのタイミングでボタンを押したかを知ることができる。 何度かクイズをやる中で、問読みの3文字目くらいでボタンを押した猛者がいたのを今でもよく覚えている。 その猛者がさらりと正答して、私はものすごく嬉しかったし、大興奮した。 こんなクイズど素人の私でも、この小説の『ピンポンという音は出題者も肯定する音』という表現に、心が動いた。 顔も名前も知らない誰かとその一瞬だけ世界を共有して、肯定された気持ちになったんだな、と今になって振り返る。 他にもたくさんおもしろポイントがある。 主人公の純粋なクイズ愛を通じて、ひとりの人間の青春を追体験しているような感覚を味わえた。 ストーリーの主軸は、「なぜ問題文が読まれる前に相手は正解できたのか」を探ることなのだが、それを忘れるくらいの深みがあった。
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全体的にとても読みやすい小説で、クイズ番組を好んで視聴する層におすすめ。自分がクイズをする側の人間ではないため、専門用語など勉強になった。 ただし一点…物語全体で丁寧にクイズを解説していた分、正直最後はあっさりとした、拍子抜けする終わり方だったのが残念。 普段から犯罪を題材とした...
全体的にとても読みやすい小説で、クイズ番組を好んで視聴する層におすすめ。自分がクイズをする側の人間ではないため、専門用語など勉強になった。 ただし一点…物語全体で丁寧にクイズを解説していた分、正直最後はあっさりとした、拍子抜けする終わり方だったのが残念。 普段から犯罪を題材としたいわゆるミステリー系の物語を読むので、「果たしてこれは"ミステリー小説"なのか」と疑問はありつつも、「謎を紐解いていく」という点では間違っていないのかもしれない。
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「君のクイズ」クイズ番組を通して、自分の人生を振り返っていき、それが正解になっていく。 人生というクイズを生きてきて、 また正解に導く! とっても面白かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリー小説として新たな風が吹いたと思う。 対戦相手の視点では描かれていないので読者としても腑に落ちきらない部分があり、ざらっとした気持ちが残ったが、このクイズを一緒に解かされている気分にもなった。 わたし自身も少しだけクイズを作ったり解いたりした経験があるのだが、もっと前にこの本を読んで、問題の作り方や解くことの面白さに気づきたかったと感じながら読んでいた。 自分の人生とクロスさせながらクイズを解く感覚はわかる。
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思い出に紐づいた知識は語りに深みが増すなあと、前々から感じていたので、「クイズは人生」というフレーズは的確でアツかったです。 話の掴みが相当よく、どんどん読み進めたのですが、オチが少し物足りないと感じました。。
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クイズの見方が変わる面白い視点だった。クイズは誰かが考えたものである以上、受験やスポーツでも多かれ少なかれこうした視点で取り組まないと極められないのではと想像する。 謎解きというより、裏をかいたり騙し合いなど、賭けに出る人間の心理が楽しめる。欲を言えばもう少し次の展開が欲しかった...
クイズの見方が変わる面白い視点だった。クイズは誰かが考えたものである以上、受験やスポーツでも多かれ少なかれこうした視点で取り組まないと極められないのではと想像する。 謎解きというより、裏をかいたり騙し合いなど、賭けに出る人間の心理が楽しめる。欲を言えばもう少し次の展開が欲しかった。
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大きなテーマは「クイズとは人生」 人生の中で出題される問い=クイズ の正答に近づけるためには、本人が経験した体験による効果を大いに発揮することが大事。
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『君のクイズ』は、クイズプレイヤーの目線で描かれた物語という点が、とても新鮮だった。クイズに挑む人たちが、こんなにも多様で緻密な思考を巡らせているのかと、驚かされる場面が多い。 読み始めると物語にぐいぐい引き込まれ、なぜそのクイズに正解できたのか、その真相を追っていく展開にはミ...
『君のクイズ』は、クイズプレイヤーの目線で描かれた物語という点が、とても新鮮だった。クイズに挑む人たちが、こんなにも多様で緻密な思考を巡らせているのかと、驚かされる場面が多い。 読み始めると物語にぐいぐい引き込まれ、なぜそのクイズに正解できたのか、その真相を追っていく展開にはミステリーとしての面白さもあった。結末は比較的早い段階で予想できたものの、それでもクイズプレイヤーならではの思考の切り口が最後まで興味深く、読後にはクイズという世界の奥深さを改めて感じさせられた一冊だった。
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