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変な絵 の商品レビュー

4

708件のお客様レビュー

  1. 5つ

    224

  2. 4つ

    277

  3. 3つ

    156

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    4

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2022/10/29
  • ネタバレ

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「母親」この単語は、社会的な役割を表していると思います。一方で、「今野直美」は個人の名前です。個人というのは、社会的なものより強い。 時として、社会のルールを破る力がある。自我をどうしても貫く必要があった人は手強いのですね。 親であることを隠れ蓑にしたおぞましさは私も見たことがあります。

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2022/10/29

感想 西洋画に隠されたメメントモリ。パッと見で違和感を覚えよく見ると作者のメッセージに気がつく。主人公たちとともに隠された事実に向き合う。

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2022/10/27
  • ネタバレ

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一気読みした。一見別々の話が読み進めるたびに繋がって行くのが面白かった。変な絵を先に読んだので、変な家も読もうと思います。

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2022/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さすが雨穴さんという作品ですね。8つの絵と4つの異なる事件が最終的に1つの事実を浮かび上がらせていくのは爽快でした。個人的にはブログの帝王切開のイラストが1番ゾッとしました。ただ、雨穴さんの作品はどこか説明がくどいところとか前提してから説明をするみたいなところがあって少しの読みづらさを覚えてしまいました。 ともあれ作品は面白く新鮮で新しいミステリーを見た気がします!

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2022/10/25

Amazonの紹介より ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」! タイトルは『変な絵』。 見れば見るほど、何かがおかしい? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、...

Amazonの紹介より ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」! タイトルは『変な絵』。 見れば見るほど、何かがおかしい? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。 いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー! 前作の「変な家」では、一見何気ない間取りなのによくよく見てみると恐ろしい真実が待っていて、とても衝撃を受けました。これを機に雨穴さんを注目していたのですが、今回も衝撃を受けました。 なんで、こんな発想ができるの?と思うくらい、絵の謎やストーリーの構成が、よく練られていて、色んな要素が繋がっていく過程は興奮しましたし、恐怖もたまらなかったです。 全4章の連作短編集です。最初は、単独の短編集だと思っていたので、第1章終了時点で、えっ?これで終わり!?続きは?という印象でした。 ただただ、読み進めていくと、独立していたと思っていたものが、段々と繋がっていき、結果として大きな集合体となっていきます。最終的に一つの長編作品となっていたので、繋がれたことによる驚きや面白さがありました。 一つの絵から見えてくる恐ろしい真実。絵の謎の推理を絵や図も交えながら、解説してくれるので、わかりやすかったです。想像以上に物語が膨らんでいくので、真実がわかった時の爽快感はたまらなかったです。 色々繋がりすぎて、非現実的や都合良いという印象もありましたが、謎解きとしては大いに楽しめました。 登場人物が多く、頭の中で整理する必要がありますが、「この人が・・・」「あの人が・・・」といった意外で衝撃な発見があって、小説ならではの面白みもあって、よかったです。

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2022/10/25

何というか、本当にすごかった。 やはり、一気読みしてもうた。 時系列・登場人物とかで、頭がこんがらがるけど、最後ですべてを回収していく。雨穴さんはほんとにすごい! なかなかもやもや感があるのは、自分だけ?て思うほどブラックですごい作品だった。 面白い……という表現で合っている...

何というか、本当にすごかった。 やはり、一気読みしてもうた。 時系列・登場人物とかで、頭がこんがらがるけど、最後ですべてを回収していく。雨穴さんはほんとにすごい! なかなかもやもや感があるのは、自分だけ?て思うほどブラックですごい作品だった。 面白い……という表現で合っているのかわからないです 今も頭はこんがらがってます……wwww ああ、人って、ある誰かの人のためだけに生きてるんだな。って思いました。思い返すと、虚しいです。 本当にすべての絵が繋がっていて、それでいて回収するも、何処かモヤモヤがあるような気がして、まだ伏線的なものがあるのではないか?と思う。そう思わせる雨穴さんが面白い!!! 今までの雨穴さんの作風とちょっと違う感じの、ブラックで淡々と人生と事件と謎を追っていく感じのミステリー。大好きです……。 他の方も仰ってましたが、東野圭吾風を感じされました。 何かイケないものを覗いてしまったような、そんな雰囲気がありました。ハラハラしっぱなしの不安が漂う感じが、雨穴さんらしい作品だなと感じました。 読んでよかった! 色々考えされられる部分もありましたし、 本当に面白かったです。 とにかくホラー味があるから、とにかく終始怖い感じなのも、好みでした!

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2022/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先が気になって、一気読みをした。 2章の途中まで、今作はオムニバスなのかと思わせて、一つの物語に繋がっているのには驚いた。 1章の妻のユキが残した絵で、風に立つ女があるが、90度回転させると寝そべったようになる。 赤ん坊を老婆に引き摺り出されて死んだ女になるトリックであったが、あれは三浦と岩田は寝そべった状態で殺されたことも示唆していたのではないだろうか。 岩田が慰霊登山することを伝えたのは直美だけで、三浦と同じ殺され方で自分も殺されると伝えたかった。 夫の武司は5枚の絵のうち3枚の絵の秘密を解き明かしたが、残り2枚にも秘密があった。 似た顔の父子が手を繋いで歩く絵になるトリックだ。 ユキが自分がいなくなった後の未来をイメージして描いたのではと、作中では考察されていたが、あれは殺された三浦と幼い武司の絵ではないだろうか。 武司には父の三浦が嫌いなことばかり押し付けてくる嫌な父親としてしか印象に残っていないだろうが、息子に対して愛情深い人間であった。 三浦にそっくりな愛情深い男性に育ってくれて、ユキは嬉しかったに違いない。 ブログの顔のイメージ画像を数分で描いてしまうほど、大好きだった三浦と武司は顔がそっくりだったはず。 何度も何度も繰り返して思い返していれば、見なくても描けてしまうと作中でも記されていた。 消されてしまったブログには、直美との歪な3人家族の生活について記されていたのであろう。 武司はきっとユキが殺されたことだけでなく、父が殺されたことも知ってしまったのだろう。 この事実を残された武司とそっくりな優太には知ってほしくない。

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2022/10/23

やっぱり雨穴ちゃんは、話の組み立て方が秀逸 キーワードとなる部分が強調されているので、とても読みやすい 全登場人物が何らかの役割を持っているのも良い どんどん小説出してほしいです

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2022/10/23

9枚の絵から事件の謎を読み解く新感覚なミステリー小説です。 章ごとに時系列は変わっていきますが、実はここが繋がっているんだという面白さがあります! かなり読みやすい本ですので、おすすめの一冊です!

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2022/10/23

読み進めていくうちに、話がどんどん繋がっていくドキドキ感! 登場人物それぞれの話があり、けれども最後にはすべてが繋がる…思わず『すごい…』と言葉が出てしまいました。 読みやすく、半日かからずに読み終わることができるのも高評価。

Posted byブクログ