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爆弾犯と殺人犯の物語 の商品レビュー

3.1

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2023/10/20

空也の作った爆弾で義眼になった小夜子。自分が爆弾犯であることは秘密にしているが、小夜子の方にも胸に抱えている秘密が…。 短編集だけど、全ての話で登場人物がリンクしていて面白かった。ハルと雫の話も結構好き。

Posted byブクログ

2023/10/01

長編かと思ってなんだ、短編かと若干気落ちしてたら物語は繋がってました! しかしやはり爆弾犯の気持ちは分からんし、殺人犯の気持ちも分からん。なんか2人のやりとりが気色悪い感じで苦い顔して読んじゃいました。

Posted byブクログ

2023/09/08

瀬尾まいこっぽいミステリー読んでたなーと思ったら、斜線堂有紀だったっけ?みたいな読後感。つまり、見た目フワッフワのマシュマロ食べてたつもりだったのに、食べ終わったら日替わり弁当、やや揚げ物中心みたいな違和感のある小説。知り合いに勧められ、スルーしようと思ってたけど手に取った次第で...

瀬尾まいこっぽいミステリー読んでたなーと思ったら、斜線堂有紀だったっけ?みたいな読後感。つまり、見た目フワッフワのマシュマロ食べてたつもりだったのに、食べ終わったら日替わり弁当、やや揚げ物中心みたいな違和感のある小説。知り合いに勧められ、スルーしようと思ってたけど手に取った次第ですが、うん、なんか新しくて読んでみて良かったかも。 長さまちまちの5章に分かれていて、最初は短編集っぽいけど、世界が繋がっていています。見た目の美しい方々が登場人物でとてもサラサラと読めます。登場人物の視点が色々ずれているのが心地良いです。その辺の表現もキレイです。見た目キレイな方々の中身は結構どろどろで、そのギャップと、つるっと流れていく展開が面白く、多分ティーンには受けると思います。殺人犯と爆弾犯が普通に出てくる話なので、小学校には向いてないです。凄くまずいとこはないから、個別に与えるのは問題ない…かな。

Posted byブクログ

2023/07/21

爆弾犯と殺人犯を軸にした連作短編集。 内容はとっても不穏なものなのに、空也と小夜子の醸し出す雰囲気のせいか、緩やかな流れで物語が進んでいく。 その感じは好きなんだけど、短編の繫がりがやや無理がある気がした。 登場人物が偶然にしては絡み過ぎな印象。

Posted byブクログ

2023/07/09

爆弾を作った空也とその爆弾の被害者小夜子が出会い物語が紡がれる話。薄氷の上を歩くかのような雰囲気の2人に引き込まれる。あと言い回しとか回りくどい感じとかすごい好き。読み進める度謎が解けていき過去と繋がっていくのが良かった。

Posted byブクログ

2023/06/12

サイコパス的かと思えばそうでもなく 純愛ものなのかと思えばそうでもなく なぜか続きが気になって… 次の章はどんな話?。とワクワクする

Posted byブクログ

2023/05/25

連作短編集 義眼の小夜子、残酷な秘密を持つ空也 様々な愛の形…かな? 短編集なんだけどどこかでメインストーリーと繋がりがあって あぁ、ここはこう繋がるのねとなるのは良いかなぁ。 好き嫌い分かれるだろうなぁっていう印象はある。 だけど透明感…表現の仕方が綺麗なので作者の他作品も読...

連作短編集 義眼の小夜子、残酷な秘密を持つ空也 様々な愛の形…かな? 短編集なんだけどどこかでメインストーリーと繋がりがあって あぁ、ここはこう繋がるのねとなるのは良いかなぁ。 好き嫌い分かれるだろうなぁっていう印象はある。 だけど透明感…表現の仕方が綺麗なので作者の他作品も読んでみる価値はありそう。 「因果応報」には悪い因果も、良い因果もある。 (3時間50分)

Posted byブクログ

2023/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話が繋がってくる連作短編集。 面白いと思う部分もあったけれど、そんなに入り込めず。 パチンコ玉まで仕込んでおいて、人を傷つけるつもりはなかったはないだろうー。 皆殺してやるくらいの感じならまだわかるけど、ちょっと爆弾犯がきれいに描かれてる感じが違和感。

Posted byブクログ

2023/05/12

表題作から繋がる連作短編集 タイトルから想像していた内容とは、笑っちゃうくらい違ってました。勝手に対決ものみたいな位置付けにしたのが間違いでした。 面白かったのですが、なんか消化不良みたいなモヤモヤ感が読後に残っているのは何故だろう… いや、消化不良と言うより…… ミステリ...

表題作から繋がる連作短編集 タイトルから想像していた内容とは、笑っちゃうくらい違ってました。勝手に対決ものみたいな位置付けにしたのが間違いでした。 面白かったのですが、なんか消化不良みたいなモヤモヤ感が読後に残っているのは何故だろう… いや、消化不良と言うより…… ミステリーっぽさもハートフルなところも、ビックリ要素もあるんです。短編同士も「あ…ぁあ!この子があの子なのね!」みたいな、綺麗な繋がりもあるし。 具材はとっても良かったのに、なんか食べた気しないなぁ、味薄いんかなぁみたいな 私には薄味過ぎたのかもしれません なので、好きな人はきっと凄く好きになる作品かなと思いました。

Posted byブクログ

2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確かにタイトル通りのお話でした。 不穏なのにのんきで、相手に囚われている幸せな人たち。 かなり評価が分かれる本だと思う。 善悪はどうでもよくて、好きだから大切にしたい、ただそれだけというシンプルさが私は好きでした。 「だから何」 には痺れました。

Posted byブクログ