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名探偵のいけにえ の商品レビュー

3.8

221件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    57

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    2

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2023/05/31
  • ネタバレ

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なるほどそう繋がっていくのね全く予想してなかったわスゴイわね,という話ではあるのだが,そこまでやったらダメでしょという感想。

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2023/05/29
  • ネタバレ

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感想 登録前 作者知ってる気がするって思ったら気になってた作品と同じ人だった!今度読む。 昔、やっぱりアメリカで似たような事件なかったっけ? カルト信者の集団自殺。 「腕の悪い探偵は当たり屋と同じ、正義感に酔う前に自分が加害者になりうることを自覚しろ」 凄い好きなセリフ。 コナンの探偵甲子園思い出した。 りり子が探偵ポジだ〜!ってこれ死亡フラグでは? と思った途端に幼なじみ君死んでしもた。 愛着沸かしてから殺すやん。 これ、ジョーデンのインチキ暴いて集団幻覚を解くのいわゆるメリーバッドエンドでは? トリックの霊能者の回とか秘密の母親の介護してた精神病女性の回を思い出したよ。 ほぼ皆殺しやないかい!! 探偵デスゲーム笑 イくんめちゃくちゃ好きになってたから残念だなぁ。 ピーター怪しい?とか考えてたけどこれは犯人が誰かは問題じゃないんだ、たぶん。 そもそもこの特殊な環境がアリバイ~証言まで全て信用できない。 どんでん返しは良かった。オチもよかった。 ただ冷静で知的な探偵が最終的に犯人を追い詰めて勝利するのが好きなので自分には合わなかった。 安楽椅子探偵がいちばん好きな自分には、ネ…… いちばん気に入ってるのはタイトル。 これはこのタイトルがいちばんしっくりくる。センスいいな。

Posted byブクログ

2023/05/27

多重解決が面白い。 普通の人の事件解決(謎解き)と宗教の人の事件解決(奇跡や超常現象を信じている信者)

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2023/05/16

とんでもないホラ話が2転3転し、最後の話も果たして本当にそうなのかどうなのか…。納得できない点がまだまだあるので、俄かには信じられない。まだまだ本当の謎解きがありそうで…。 でも、こういうホラ話は大好きです。 結局、作者の罠に引っかかっているのでしょうなあ。

Posted byブクログ

2023/05/15
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評価が高かったので読んでみたけど、私にはあまり合わなかった。 あまりにも人が簡単に死にすぎ。 宗教を取り扱った題材なので、仕方ないとはいえ、あまりにも軽い。 ラストはえーそうなの?という驚きではあったし、冒頭のマルハチ時間がこー絡んでくるのかと目から鱗だったけど、二転三転する感じがちょっともーまた?となってしまった

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2023/05/09

はぁーーーっっ!!何回驚かしてくれるんでしょ。高級洋菓子店のミルフィーユですか?と言いたくなるくらい何層も折り重なった仕掛けと伏線が最終的に見事に一体化してる。以前白井氏の作品をアンソロで読んだ時は「個性きついな」と敬遠気味だったが本作はジャスト5倍に薄めためんつゆのような絶妙な...

はぁーーーっっ!!何回驚かしてくれるんでしょ。高級洋菓子店のミルフィーユですか?と言いたくなるくらい何層も折り重なった仕掛けと伏線が最終的に見事に一体化してる。以前白井氏の作品をアンソロで読んだ時は「個性きついな」と敬遠気味だったが本作はジャスト5倍に薄めためんつゆのような絶妙な塩梅。秘境の地に開拓されたカルト教団のユートピア。そこになりゆきで潜入することになった探偵と助手。閉鎖的で異常な地で発生する事件の数々。納得もしてないしスッキリもしてないけどとにかく凄えな、のひと言。脳みそフル回転の怒涛の面白さ。

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2023/05/07
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非常に高い評価が並ぶ中、個人的にはあまり好きになれない一冊だった。有名なカルト集団の事件を基にしているのは明らかだが、参考にしたというレベルではなく、これはあまりに似せすぎでエグい。素直に楽しむことができない。 ただミステリとしては、驚愕の完成度である。最初から最後まですべて複線という惹句はよく聞くが、本書ほどこの惹句にふさわしい作品はないだろう。1ページ目どころか、タイトルからしてすでに伏線が張られている。そして、それら伏線は見事に回収される。この心理的?なトリックはフェアなのか、よくわからないが、押し切られた感じがする。 今回、はじめて白井智之さんの作品を読んだ。他の作品も読むか悩む。

Posted byブクログ

2023/05/07

2022年度「このミス」国内第2位作品です。 最後の最後で題名の意味がわかります。 およそ現実離れしたお話ではありますが、小 さい伏線や、それだけでも一つのお話として 使えるようなトリックが散りばめられていて、 ミステリー好きを飽きさせない展開です。 海外の信仰カルト宗教が舞...

2022年度「このミス」国内第2位作品です。 最後の最後で題名の意味がわかります。 およそ現実離れしたお話ではありますが、小 さい伏線や、それだけでも一つのお話として 使えるようなトリックが散りばめられていて、 ミステリー好きを飽きさせない展開です。 海外の信仰カルト宗教が舞台であり、そこで 起こった集団自殺が大きな謎です。集団自殺 はなぜ起きたのか。冒頭にその原因と示唆さ れる「余所者」とは誰なのか。 さすがはランクインするだけある一冊です。

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2023/05/05
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「本書はフィクションであり、実在の人物、団体等とは一切関係ありません」というお断りに違和感を持つ。 ”本書はフィクションであり”というところまではわかる。 物語なので想像やちょっと盛ってしまったこと、場合によっては事実でないことが含まれますという注意書き。 ただ、参考文献まで載せておいて、むしろ意識の矛先を誘導しているくらいだと思うのに”一切関係ありません”というのは。 ガイアナ共和国って本当にあるの!?っていう無知なところから入ってしまったけれど、wikipediaで”ジム・ジョーンズ”を見る限りでは完全にモデルでしょう。 一部史実に着想を得ていますくらいに言ってもらえた方が面白味が増すというものだが、関係者や関連団体からするとちょっと微妙な内容を含んでいるので問題になるのだろうか。 なったとして、ここまで似せている中で”関係ありません”と言い切ればよいというものなのだろうか。 この本をもって、想像される特定の団体・ことがらに対して固定観念を持たれるのは本意ではない、という表明ぐらいの話なのだろうか。。。 自分がその辺の事情知らなさ過ぎなだけかもしれないが、釈然としなかった。 で、物語の方は中々に面白い。 グロミステリーを武器に鬼才として名を馳せている白井さん、初読み。 思っていたよりは拒絶反応出なかったし、何かよくわからなかった前日譚がちゃんと回収されていたと感じたし、多重解決の亜種として楽しめたし。 まあ、主要人物がちょっとあっさり死に過ぎですけど。

Posted byブクログ

2023/05/04
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なんといってもまず目を引くのは、表紙の赤鼻の女性とその前にポツンと立つ老人。てっきり、この女性が教祖でそれに立ち向かう初老の探偵?と思っていたら・・・なるほど、「名探偵のいけにえ」かぁ〜!やられましたね。登場するたくさんの謎とトリックの中には正直「なるほど!」と思えないものもありましたが、総合的に見て記憶に残る一冊となりました。満足満足

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