透明人間は密室に潜む の商品レビュー
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1作目。どういう状況か認識が間違ってるかもしれないが、血液と血液が混ざる時、違いが出ないのか?血液の上に血液が乗った時、違いが出ないのか?違いが出るのではないか。体にも血が付いて浮いたりしそう。 2作目。推しが犯人になりそうな時、推しを見たさによし、一斉に推しを犯人にしようってなるかな。 3作目。普通。 4作目。時計の短針の位置おかしいと思う。でも読んでて違和感があったヶ所がどんどん回収されてってよかった。
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どれもあともう一歩ほしい作品だったなという印象…。ミステリーをあまり読まないひとに向けてなのか説明がいちいち丁寧だったなという。 1作目の『透明人間〜』は透明人間の設定がしっかり作り込まれてるなあと思った。食べたものだとか血液とか。短編なのが勿体無い。 2作目はめっちゃ『キサラギ』に似てるなと思ってたら作者さん自身が『キサラギ』から着想得ていてどおりでだった。『キサラギ』は派手さはないのに今でも割と細部まで覚えてる作品。(最後ミキちゃん!ミキちゃん!てみんながダンスするとことか笑) 3作目はちょっとさっぱりしすぎ?ミミカの聴力に対する所長の持ち上げがわざとらしく感じたし探偵のくせに色々免疫ねえなと思った。 4作目は豪華客船での脱出ゲームという設定自体はすごく好みな感じだったのに内容があまり好みじゃなかった…スカした少年が見下してた同級生のさらに弟にすら及ばなかったよって話?
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08月-12。3.0点。 短編集。耳の良い探偵の話は、続編がある模様。 コミカル色もあり、面白かった。
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阿津川辰海さんのミステリー短編集 どれもバラエティに富んだ意欲作で良くも悪くも作者の趣向が濃厚で独創性に溢れた作品だった。 賛否は分かれると思うが、どれもエンタメ性に特化した内容だと思う。 収録作品4作の紹介と簡単なレビュー 『透明人間は密室に潜む』 細胞の変異により全身が透...
阿津川辰海さんのミステリー短編集 どれもバラエティに富んだ意欲作で良くも悪くも作者の趣向が濃厚で独創性に溢れた作品だった。 賛否は分かれると思うが、どれもエンタメ性に特化した内容だと思う。 収録作品4作の紹介と簡単なレビュー 『透明人間は密室に潜む』 細胞の変異により全身が透明になってしまう透明人間病。 透明人間が殺人事件を起こしたらどうなる? そしてその犯行動機とは? 透明人間という突飛な設定ながら面白かった。 長編では読み飽きそうな内容だが、短編なので端々にある違和感も割り切って楽しめた。 『六人の熱狂する日本人』 アイドルオタクが裁判員裁判に参加し、裁判なのに事件を何故か解決?していくお話 その末に隠された真実とは? 作者のアイドル好きと拘りが感じられる作品。 コメディ感もあるが、先が読める内容だったのでもう一捻り欲しかった。 『盗聴された殺人』 推理が得意な頭脳派所長と、耳がとてもいい事務員がタッグを組んで事件解決に取り組むと・・・ 真犯人は誰か?という謎解きが楽しめる作品。 後半の大きな違和感は、作中で解決されていたが設定にやや無理があったように思う。 第2の事件、起きちゃいますよ・・・ 『第13号客室からの脱出』 謎解きミステリーイベント中のクルーズ船で誘拐事件が発生する。誘拐犯は人違いをしていた。犯人の目的とは? 頁数ではこちらが一番ボリュームのある作品。 時系列や目線を頻繁に変え、まさに謎解きミステリーを楽しむ作品だった。 阿津川さん、謎解き好きなんだろうなぁ。
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ヒボさん推しの阿津川辰海さん。✧。・゚ お薦めして頂いた一冊目は『透明人間は密室に潜む』 なるほどദ്ദി^._.^) 四編のお話なんだけど、どの話もしっかりみっちりミステリー色満載で、個性が強い 本格的なミステリーは読み慣れていないのだが、短編とは言えない仕上がりで面白かった...
ヒボさん推しの阿津川辰海さん。✧。・゚ お薦めして頂いた一冊目は『透明人間は密室に潜む』 なるほどദ്ദി^._.^) 四編のお話なんだけど、どの話もしっかりみっちりミステリー色満載で、個性が強い 本格的なミステリーは読み慣れていないのだが、短編とは言えない仕上がりで面白かった° ✧ (*´˘`*) ✧ 表題の『透明人間は密室に潜む』 勝手に消えたり現れたりするイメージのある透明人間が、完全に消えるのに苦労するというのが意外 ここでは透明人間病が流行っているという設定 透明人間と完全犯罪 Pレディの「透明人間」の歌詞は、”つかまらないのが、透明人間なんです♪〜”だけど……?? (昭和でしたね^^;) 『六人の熱狂する日本人』 オタクを扱った法廷もの アイドルグループのロゴが入った、どぎついピンクのTシャツに着替えて来た裁判員の一人 そこから、六人のオタク達の会話が炸裂していく様がコメディ コールなどをせずライブを噛み締めるように聞く人を『地蔵』というらしい 私はオタクではないが、自分はまさしくそれだと知った笑 『盗聴された殺人』 耳の良さを特技にした助手と、そこからヒントを得る探偵が事件を暴く 探偵と助手のコンビがいい 耳が良過ぎると、聞きたくないものも聞こえてしまうんだね 『第13号船室からの脱出』 船の中での脱出ゲームが、本当の脱出ゲームになってしまった 話は一転ニ転、最後にほくそ笑むヤツは誰か? いつも街中で見かけては気になっていた「リアル脱出ゲーム」 一人からでも小学生からでも楽しめるらしい 梅雨の時期、真夏の暑い時に室内で快適に楽しむにはいいかもしれない この方の長編ものはまた違うのかな?
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趣の違う4つの短編(中編?)の作品。 全体通してすごく読みやすい印象でした。 4つの中では『六人の熱狂する日本人』のお話が「ぶっ飛んでて」面白かったですw
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傑作ミステリ短編集。四編はどれも「もしもこのような状況になったら」「もしもこういうことが起きたら」という設定であり、あまり読んだことのないテーマの作中が多い。どの作品も最後に驚かされ、思わず「やられた!」と叫ぶこと間違いなし。 表題作『透明人間は密室に潜む』はタイトル通り「透明人...
傑作ミステリ短編集。四編はどれも「もしもこのような状況になったら」「もしもこういうことが起きたら」という設定であり、あまり読んだことのないテーマの作中が多い。どの作品も最後に驚かされ、思わず「やられた!」と叫ぶこと間違いなし。 表題作『透明人間は密室に潜む』はタイトル通り「透明人間」が登場する“特殊設定”ミステリ。透明人間が存在する世界の作り込みにリアリティがあり、作中の透明人間の課題や社会問題が色濃く描かれている。倒叙ミステリで、犯人の用いたトリックは分かったが、最後のどんでん返しは衝撃だった。 『六人の熱狂する日本人』は法廷ミステリであり、アイドルオタクが裁判員裁判に参加するという設定。コメディ色が強い中急に展開する推理に物語は二転三転する。「そんなことある!?」となる結末が待っている。 『盗聴された殺人』 耳が異常に良い主人公と探偵役のバディもの。耳が良いことで拾える証拠から犯人を推理するミステリで、“音”が謎に関わっている。解決編パートの伏線回収は圧巻。 『第13号船室からの脱出』 ジャック・フットレルの代表作『十三号独房の問題』のオマージュで、脱出ゲームがテーマのミステリ。四編の中で一番面白かった。「脱出ゲームの最中に実際に拉致・監禁された主人公が脱出を目指す」という魅力的な設定で、作中の脱出ゲームは参加者になった気分で謎解きにのめり込める。そして終盤の連続どんでん返し。何度も覆る物語に驚愕!
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最近お気に入りの阿津川辰海、第1短編集。 「透明人間は密室に潜む」 「六人の熱狂する日本人」 「盗聴された殺人」 「第13号船室からの脱出」 仕掛けが凝ってておもしろかった
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短編集でした。 それぞれのお話は、しっかりとミステリィで楽しめました。短編集ながらもじっくりと読ませてもらいました。表題の一作がお気に入りです。
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