透明人間は密室に潜む の商品レビュー
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「透明人間は密室に潜む」 「6人の熱狂する日本人」 「盗聴された殺人」 「第13号船室からの脱出」 の4つの話からなる短編集。 全部面白かった。一番気に入った話は、「6人の熱狂する日本人」。裁判員制度とアイドルオタクの話。面白かった。
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4つの短編集。 どの作品も全部良かったです! 「透明人間はどうやって生活しているの?」について描かれている表題作「透明人間は密室に潜む」。「透明人間病」という発想が面白かった。 とても満足度の高い読了感でした。 阿津川さんの他の作品も読んでみたいです。
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すごく面白かったし、読みやすくてすぐに読み終えた。私は一つ目と四つ目が好きかな。 透明人間も楽じゃないんだなぁと。 四つ目は最近リアル脱出ゲームにハマっているので、こういうの参加してみたいなぁなんて思いながら楽しんで読めた。 この作者の他の作品も読んでみようと思う。
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短編のミステリーは、動機のエピソードが短めで良き。それと、仕掛けやトリック等、作家の実験的なアイデアが見れて好き。4編あったけど、最後の脱出ゲームの話が1番かな。次いで表題作。表題作は単純に特殊設定を使ったトリック一本勝負。最後の脱出ゲームは、何層にも重なるミステリーで読み応えあ...
短編のミステリーは、動機のエピソードが短めで良き。それと、仕掛けやトリック等、作家の実験的なアイデアが見れて好き。4編あったけど、最後の脱出ゲームの話が1番かな。次いで表題作。表題作は単純に特殊設定を使ったトリック一本勝負。最後の脱出ゲームは、何層にも重なるミステリーで読み応えあった。あとは、ミステリーとしては弱かったけどアイドルオタク×裁判の話も面白かった。むしろ読んでいて1番楽しかったのはこれ。
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あー、ミステリって本当に面白い! 4編すべて、たっぷり堪能させていただきました。目の覚めるような設定に、古今の名作のオマージュも! 「六人の熱狂する日本人」は、ミュージカルになったら素敵だと思うのですが、いかがでしょうか、三谷幸喜さん…?
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「録音された誘拐」を読むために、先に同じシリーズ「盗聴された誘拐」が収録されているこちらを読んだ。表題の「透明人間は密室に潜む」は設定も斬新で面白かった。文章も読みやすい。
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初めてこの作家さんの短編集を読んでみた。 一言で言うと、どの短編も面白かった。 特に、気に入ったのは、三つ目の作品の耳が良い主人公の「盗聴された殺人」は良く出来て続きが読みたいなと思っていたら、続きの作品が出ていたので、次に読みたいと思う。 全体的に、どの話しも密室での事だけ...
初めてこの作家さんの短編集を読んでみた。 一言で言うと、どの短編も面白かった。 特に、気に入ったのは、三つ目の作品の耳が良い主人公の「盗聴された殺人」は良く出来て続きが読みたいなと思っていたら、続きの作品が出ていたので、次に読みたいと思う。 全体的に、どの話しも密室での事だけど、ガッツリミステリーでは無いので割と不得意な方でも読み進めていける。 謎解きが好きな方は、最後の「第13号船室からの脱出」もおススメ。
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久々にブクログをアップ(笑) 久々の読書。阿津川辰海先生の短編集。 透明人間が事件を起こしたら? 裁判員裁判に集まった人たちは実は○○○○ヲタク? 細かい音まで聴き分けられる女性が探偵事務所にいたら? ミステリイベント中のクルーズ船にて拉致監禁事件が起こったら? という4篇。 1...
久々にブクログをアップ(笑) 久々の読書。阿津川辰海先生の短編集。 透明人間が事件を起こしたら? 裁判員裁判に集まった人たちは実は○○○○ヲタク? 細かい音まで聴き分けられる女性が探偵事務所にいたら? ミステリイベント中のクルーズ船にて拉致監禁事件が起こったら? という4篇。 1話目の表題作のSF感もいいし、2話目はニヤニヤ笑っちゃう感じで好き。 サクッと読みやすいのでオススメ!
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とても読みやすく、短編といいつつ割としっかり中編でした。 このくらいのミステリーがちょうどよい感あります。
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表題の話が一番面白かった。が、他の話もどうも私には「無理があるだろ」と思わざるを得ないものだった。 最近の、まあ、オタクの作者(男)が書く若い女性探偵は怒るとほっぺたを膨らますんですかね…?
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