1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

透明人間は密室に潜む 光文社文庫

阿津川辰海(著者)

追加する に追加する

定価 ¥770

¥550 定価より220円(28%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2022/09/13
JAN 9784334794194

透明人間は密室に潜む

¥550

商品レビュー

4

57件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/11

傑作ミステリ短編集。四編はどれも「もしもこのような状況になったら」「もしもこういうことが起きたら」という設定であり、あまり読んだことのないテーマの作中が多い。どの作品も最後に驚かされ、思わず「やられた!」と叫ぶこと間違いなし。 表題作『透明人間は密室に潜む』はタイトル通り「透明人...

傑作ミステリ短編集。四編はどれも「もしもこのような状況になったら」「もしもこういうことが起きたら」という設定であり、あまり読んだことのないテーマの作中が多い。どの作品も最後に驚かされ、思わず「やられた!」と叫ぶこと間違いなし。 表題作『透明人間は密室に潜む』はタイトル通り「透明人間」が登場する“特殊設定”ミステリ。透明人間が存在する世界の作り込みにリアリティがあり、作中の透明人間の課題や社会問題が色濃く描かれている。倒叙ミステリで、犯人の用いたトリックは分かったが、最後のどんでん返しは衝撃だった。 『六人の熱狂する日本人』は法廷ミステリであり、アイドルオタクが裁判員裁判に参加するという設定。コメディ色が強い中急に展開する推理に物語は二転三転する。「そんなことある!?」となる結末が待っている。 『盗聴された殺人』 耳が異常に良い主人公と探偵役のバディもの。耳が良いことで拾える証拠から犯人を推理するミステリで、“音”が謎に関わっている。解決編パートの伏線回収は圧巻。 『第13号船室からの脱出』 ジャック・フットレルの代表作『十三号独房の問題』のオマージュで、脱出ゲームがテーマのミステリ。四編の中で一番面白かった。「脱出ゲームの最中に実際に拉致・監禁された主人公が脱出を目指す」という魅力的な設定で、作中の脱出ゲームは参加者になった気分で謎解きにのめり込める。そして終盤の連続どんでん返し。何度も覆る物語に驚愕!

Posted by ブクログ

2024/04/30

最近お気に入りの阿津川辰海、第1短編集。 「透明人間は密室に潜む」 「六人の熱狂する日本人」 「盗聴された殺人」 「第13号船室からの脱出」 仕掛けが凝ってておもしろかった

Posted by ブクログ

2024/04/23

短編集でした。 それぞれのお話は、しっかりとミステリィで楽しめました。短編集ながらもじっくりと読ませてもらいました。表題の一作がお気に入りです。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品