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あなたの涙は蜜の味 イヤミス傑作選 の商品レビュー

3.6

50件のお客様レビュー

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2024/09/13

イヤミス短編7作品。 どれもなかなか読ませる作品で最後まで読みましたが、通勤向きではなかったです…読了までとってもパワーが必要でした。もっと心身ともに調子の良い時に読むべきでした。 特にイヤーな気持ちになったのが、乃南アサの「口封じ」 辻村深月「バッとしない子」は既読だったの...

イヤミス短編7作品。 どれもなかなか読ませる作品で最後まで読みましたが、通勤向きではなかったです…読了までとってもパワーが必要でした。もっと心身ともに調子の良い時に読むべきでした。 特にイヤーな気持ちになったのが、乃南アサの「口封じ」 辻村深月「バッとしない子」は既読だったのに嫌な読後感 宇佐美まこと「福の神」はこわ面白い! 宮部みゆき「裏切らないで」はイヤミス?悲しすぎ… 他に、篠田節子「コミュニティ」、王谷晶「北口の人」、隆田天「ひとりでいいのに」

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2024/07/26

イヤミスアンソロジー 辻村深月 パッとしない子 宇佐美まこと 福の神 篠田節子 コミュニティ 王谷晶 北口の女 降田天 ひとりでいいのに 乃南アサ 口封じ 宮部みゆき 裏切らないで どれも違った後味の短編 一番好きなのは辻村氏の作品。 篠田氏のは気味が悪い (これは以前読んだ...

イヤミスアンソロジー 辻村深月 パッとしない子 宇佐美まこと 福の神 篠田節子 コミュニティ 王谷晶 北口の女 降田天 ひとりでいいのに 乃南アサ 口封じ 宮部みゆき 裏切らないで どれも違った後味の短編 一番好きなのは辻村氏の作品。 篠田氏のは気味が悪い (これは以前読んだことがあった  狂気が怖いのは乃南氏 宮部氏のは少し時代背景が古いしこのアンソロジーには必要なかったような・・ 王谷氏の作品は不思議な終わり方 この本ではじめましての作家さんが3名いるがどれもそれぞれ面白かった。 良い出会いができました!

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2024/07/23

前回読んだ「あなたの不幸は蜜の味」の続編。 前回に比べて イヤミス感少し弱かったかなぁ( ›ω‹ ) 1本目のお話が抜群にすごく嫌な話だったから 後のがちよっと弱く思ってしまったのかも。 でもこれはいろんな作家さんが読めて好きです❤️ このシリーズ次もあればいいのに( ...

前回読んだ「あなたの不幸は蜜の味」の続編。 前回に比べて イヤミス感少し弱かったかなぁ( ›ω‹ ) 1本目のお話が抜群にすごく嫌な話だったから 後のがちよっと弱く思ってしまったのかも。 でもこれはいろんな作家さんが読めて好きです❤️ このシリーズ次もあればいいのに( ›ω‹ ) 短編で読みやすいから次があったら 今度はお気に入りのおやつと飲み物で まったり読みたい(*ö*)ꉂ笑꒱

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2024/07/20

読了後、体に薄くヌルッとした膜が張ったような気持ち悪さを感じる パッとしない子/辻村深月が好き。信用できない語り手の描き方が上手い。

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2024/06/01

最初の「パッとしない子」は以前読んだことがあったなぁと思いながらも、あーこうゆうの…ありそう…とやはり怖くなった。 他の作品はもっとイヤミスなものが多くて。どれもうっすら嫌な気持ちが残ったまま読み終えるものばかり。ほんとに人の不幸を覗き見するような感じ。 一度も読んだことのない作...

最初の「パッとしない子」は以前読んだことがあったなぁと思いながらも、あーこうゆうの…ありそう…とやはり怖くなった。 他の作品はもっとイヤミスなものが多くて。どれもうっすら嫌な気持ちが残ったまま読み終えるものばかり。ほんとに人の不幸を覗き見するような感じ。 一度も読んだことのない作家のものもあって、試しに読むにはちょうどいいアンソロジーだった。

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2024/05/12

どの話もとんでもなく嫌な感じ。ひとつ読み終わってもまた次の話もこれでもかととんでもない人がでてくる。 凄く嫌なのに頁をめくる手が止まらず昨夜はすっかり寝不足だ

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2024/05/06

イヤミス短編集。 辻村深月さんの「パッとしない子」は、きっとよくある話。 嫌な事言った方は全く覚えてなくて、むしろ美化していたり。 言われた方は忘れられないし、それに合わせて生活にも弊害がある。 もしかしたらもっと取り返しのつかない事になったかもしれない。 他の作品もそれぞれ...

イヤミス短編集。 辻村深月さんの「パッとしない子」は、きっとよくある話。 嫌な事言った方は全く覚えてなくて、むしろ美化していたり。 言われた方は忘れられないし、それに合わせて生活にも弊害がある。 もしかしたらもっと取り返しのつかない事になったかもしれない。 他の作品もそれぞれ違うイヤミスで面白かったです。 私はやっぱりイヤミス好きなんだな~と実感。

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2024/05/01

辻村深月さんの「パッとしない子」は何度か読んでいるのだけど、読むたびに肌寒くなる。主人公には決して悪気はなく、むしろ好意的でさえある。多少調子に乗った感はあるけれど、それくらい誰にでもあるだろう。それが受け取り方によってこうなってしまうのか。自分もそんなミスを犯してるのではないか...

辻村深月さんの「パッとしない子」は何度か読んでいるのだけど、読むたびに肌寒くなる。主人公には決して悪気はなく、むしろ好意的でさえある。多少調子に乗った感はあるけれど、それくらい誰にでもあるだろう。それが受け取り方によってこうなってしまうのか。自分もそんなミスを犯してるのではないかと、怖くなる。

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2024/04/28

イヤミスと一言で言っても各作家が書いた短編は全く重なるところがなく、これら作品を選んだ細谷氏の識別眼なるものに感服。 この傑作集のトップを飾った「パッとしない子」が特に気に入った。

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2024/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イヤミス傑作選。「パッとしない子」今は国民的アイドルの佑に関わったことがあることが自慢だった小学校教師の美穂は佑に事実を指摘され、無自覚に佑たち家族を傷つけていたことに気づき絶望を味わされた。響いた。「福の神」福が実現すれば不幸につながっている。これでいいのか?「コミュニティ」みんな家族という団地。考えられない。「北口の女」何者でもないことを知らされた四十路の女「ひとりでいいのに」姉妹の愛憎。家族ものは辛い。「口封じ」最初に嫌だと思った付添婦の気持ちがわかる気がした。「裏切らないで」空虚さが際立っていた。

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