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話し合いの作法 の商品レビュー

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25件のお客様レビュー

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2024/06/27

対話するフェーズ 決断するフェーズ を分ける。参加者が今どちらのフェーズ かを認識出来ている事が重要。 対話するフェーズでは、個々人が、各々の 考え方をそっと差し出せる状態にする。 そのためには、何を言っても干されない心理的安全性が必要。

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2024/03/06
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話し合いということがどういうことか詳しく解説してくれている。 話し合いが、安易な多数決になり、決まったことに対して、だれも責任を取らず、文句ばかりいう今日この頃。そんなことを言って自分や自分の身近な人もそうなってしまってはいないだろうか? 対話は、いかに同じ土俵に乗れるかがまず重要。そして、よく聞くこと。そこに心理的な安全性はあるか?そして、最終的には決めること。決めたものを実践してまたその次に繋げること。 小学校なら学級会はまさにこれだなと思う。やっぱり、多数決だとうまくいかないとか、実際経験してみないとわからないよね。 そういう意味では、失敗もとても大切で、やはり一朝一夕には行かない。そこにおいて話し合いを嫌いにならないでほしい。無気力にならないでほしい。小学校担任としてできることは、やはり大変どけど、楽しいし、意味があることだと実感させること。 長い目でみて世の中が、よりよい話し合いが実現する方向にいってほしいな。でも、効率ばかり重視する世の中では無理だよな。じゃあどうする?

Posted byブクログ

2024/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話し合いとは、対話+決断  人々がともに生きる他者と対話を行いながら、自分たちに未来を自分たちで決めていくコミニケーション。 対話  答えの出ていないテーマについて、自分の思いや考えをフラットな立場で話し、相手とのずれを知ることで、自分を疑い、他者に気づくこと。 決断  決める人を決める:メンバーで話し合い、メンバーで決める  決めるとき   :意見が飽和した瞬間  決め方     :多数決、全員一致、多段階多数決、スコア、評価軸、、、

Posted byブクログ

2024/01/14

普段無意識的にやってることを可視化され、「なるほど、自分は対話は充分やってるつもりだったが、対立を極力回避するファシリの傾向があるな」とか、「決断する時に強めの発言になってたのは、罪悪感からで、決め方の合意をしてなかったからかな」とか振り返れた。 スタートの問いかけによって、方向...

普段無意識的にやってることを可視化され、「なるほど、自分は対話は充分やってるつもりだったが、対立を極力回避するファシリの傾向があるな」とか、「決断する時に強めの発言になってたのは、罪悪感からで、決め方の合意をしてなかったからかな」とか振り返れた。 スタートの問いかけによって、方向性が決まるのも納得。もう少し具体的に、決断へのファシリを教えてほしい。

Posted byブクログ

2024/01/06

・沈黙もまた声 ・行為が先、心理的安全性は後。心理的安全性は信用と同じ。 ・上司が、会話の中で全く悪意なく評価してしまうと、フラットな対話ができなくなる。 ・最後まで聴く。語尾に合わせて発言しない。

Posted byブクログ

2023/12/09

リーダーしか発言しないチーム、結局何も決まらない会議…… 形だけの対話から脱却し、成果を生む「話し合いの作法」とは? 言いたいことが言い合える有意義な場をつくる技術がここにある! 図書館スタッフ

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2023/11/20

立教大学の中原淳教授による、話し合いのお作法についての本。できるだけ、話し合い、対立を避けようとする日本人に対して、対話を呼びかけている。多様性の時代に、活性化した組織を構築していくための必読の書。

Posted byブクログ

2023/09/16

・話し合いとは 1) 人々が身近な他者とともに働いたり、学んだり、暮らしていくために 2) 自分が抱く意見をお互いに伝えあい 3) 他者との「意見の分かれ道」を探り合い、メリット・デメリットを考え 4) 自分たちで納得感のある決断を行い、共に前に進むこと ・私はあなたの意見に反対...

・話し合いとは 1) 人々が身近な他者とともに働いたり、学んだり、暮らしていくために 2) 自分が抱く意見をお互いに伝えあい 3) 他者との「意見の分かれ道」を探り合い、メリット・デメリットを考え 4) 自分たちで納得感のある決断を行い、共に前に進むこと ・私はあなたの意見に反対だ。しかし、あなたがそれを主張する権利は命を懸けて守る(ヴォルテール) ・結論を直ちに出すのではなく、まずは相互の「違い」の理解を深めるコミュニケーションを「対話」というのです ・話し合いとは、対話の後に、「決断(議論)する」フェイズにはいらなければなりません ・対話とは「立場や役割」から話すものではない。フラットな関係の下で行われる。役職や立場を超えたコミュニケーション。 ・話し合いとは「私は~と感じる」を表出しあう「対話」から始まり、「私たちは~したい」と決める「決断」に至るコミュニケーションである。よい話し合いとは「主語を私にして語ること」から「主語を私たちにして決めること」という順序でコミュニケーションを転換していくことなのです ・問いを作る3つの基準 1. 問いを開く 2. 問いで解像度を上げる 3. 問いと自己を関連させる ・「謙虚になること」を意図して選択する。しゃべるときにはなるべく権力を持たない人にボールを与え、待っていればいい。そして発言するときにはシンプルに語ればよい。 ・リーダーが意見をその都度評価するような一言を挟むことで、いつの間にか、リーダーがメンバーとのフラットな関係を崩している ・行為(実践)が先、心理的安全性は後 ・対話では、参加者が自分が抱く意見や価値観を持ち寄り、メンバーに向けて「そっと差し出す」ことが大切だ。理解してもらうために説得するのではなく。「私はこう考えています」と、他社の目の前にさらすような感覚で話し合おう ・対話の中のスループット=鑑賞・吟味。それは相手の立場に立って、相手が主張する意味と自己の意見との違いを考えることにほかなりません ・他者の合理性を大切にする ・今、ここを生きること・今、ここの瞬間を大切にすることを意図をもって選択し続けなければならない ・自分と異なる意見を持つ人たちと対話することで、それ以前の自分を客観的に認識することができます。これは、自分一人でいくら考えても得られない、貴重な経験になります。このような効果を「他者へのリスペクト」を通した「自己へのサスペクト」である ・対話に必要な8つの要素 1) 対話とは「ケリのついていないテーマ」の下での話し合いである 2) 対話とは「人が向き合って言葉を交わす風景」である 3) 対話には「フラットな関係」がよく似合う 4) 対話では「自分」を持ち寄る 5) 対話では「お互いのずれ」を探り合う 6) 対話とは「今、ここ」を生きることである 7) 対話では「自分を疑い、他者に気づく」 8) 対話は「共通理解」を作り上げる ・決断の際にはみんなが同じイメージを共有できるように問う ・個人としての経験や考え方を語り、理解することで、相手を「完全な敵」ではなく「隣人」として受け入れられるようになる ・決める前に「評価軸について決める」ことをしなければならない ・どんな結果になっても、自発的フォローは行う。「やってよかった!」という喜びをなるべく早く実感してもらう

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2023/08/19

話し合いについて、うまく整理されて解説されている良書です。 組織内の「会議」をより良いものにしたい方にも刺さる内容になっています。 ダメな話し合いを子供の頃から積み重ねてしまっているという教育環境に関する考察は、なるほどと思いました。 対話と決断の2つのフェイズの切り分けも明...

話し合いについて、うまく整理されて解説されている良書です。 組織内の「会議」をより良いものにしたい方にも刺さる内容になっています。 ダメな話し合いを子供の頃から積み重ねてしまっているという教育環境に関する考察は、なるほどと思いました。 対話と決断の2つのフェイズの切り分けも明瞭で分かりやすいです! おすすめできる一冊です。

Posted byブクログ

2023/06/04

これまで「対話」というものは形式的なことだと思っていたが、この本で本来の「対話」を知ることができた。 より良い対話に必要なことは、特に難しいとか、大変なことではない。 小学生のうちから、対話の作法を覚えて欲しいと思いました。

Posted byブクログ