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魔眼の匣の殺人 の商品レビュー

4

140件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    70

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2022/08/18

前作同様に、特殊設定の使い方がものすごく上手いなと思いました。 個人的には前作は殺人動機が弱いような気がしており、その点不完全燃焼だったのですが、今作は犯人の動機に納得感があり満足です。 文句無しの★5です!

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2022/08/18

推理のポイントとなるアイテムはコンプリートしてたんだけどね。どう使えばいいのか、てんで分からなかった。まさか、そんなロジックとは。参りました。ミステリ的にはそんな感じ。お話としては、ラノベ的とも言われる、探偵役二人の関係性が楽しい。ただ、それ以外のキャラの扱いが雑で、用がなくなっ...

推理のポイントとなるアイテムはコンプリートしてたんだけどね。どう使えばいいのか、てんで分からなかった。まさか、そんなロジックとは。参りました。ミステリ的にはそんな感じ。お話としては、ラノベ的とも言われる、探偵役二人の関係性が楽しい。ただ、それ以外のキャラの扱いが雑で、用がなくなったら、フォローもないままおっぽり出されてそのままなような印象なのは少し困る。

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2022/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

剣崎比留子シリーズ(屍人荘の殺人シリーズ?)第二弾。文庫落ち待ってました。 シリーズ二作目ということで、今回はどんな特殊設定か楽しみにしていた。斑目機関の研究=特殊設定が確立され、ある意味、機関の研究内容を楽しみにする感じに笑 今作の特殊設定は死の予言、予知。 スピード感が出るまで若干の助走期間があったけど、中盤以降のストーリーは大満足。 予言が当たる状況とするために殺したのか、予言を避けるために殺したのか等、『予言は必ず当たる』という特殊設定ならではのホワイダニットでした。 三作目への伏線も張られ、文庫落ちまで待つのが辛く。楽しみ。 予言より、トンネルの呪いの方が強くない?笑

Posted byブクログ

2022/08/15

細かい。これこそ緻密と云うのだろう。 クローズドサークルはどうしても展開が読み易く、また雰囲気も暗くなりがちなのだが、今村さんのこのシリーズは読み易い上に、予想の上を行く展開が待っている。何所か安心感があって読めると云うと失礼になってしまうかもしれないが、それだけ取っ掛り易いのだ...

細かい。これこそ緻密と云うのだろう。 クローズドサークルはどうしても展開が読み易く、また雰囲気も暗くなりがちなのだが、今村さんのこのシリーズは読み易い上に、予想の上を行く展開が待っている。何所か安心感があって読めると云うと失礼になってしまうかもしれないが、それだけ取っ掛り易いのだ。その中でも少しハラハラさせる展開もあって、なんでもなさそうな地の文に伏線がきちんと描かれている。事件の物悲しさ、二人のホームズとワトソンになれない関係、小説としてのおもしろさも充分だ。 私は謎解きを懸命にしないよろしくない読者なのだけれど、今回もここは!と思った箇所は全然関係なかったようで…残念。でも気になるなぁ。 今回は特に最後までの仕掛けが本当に緻密だった。前作より楽しめたのは、私の前作の〇〇〇への勝手な苦手意識かもしれない。 斑目機関は中村青司を思い起こさせ、雰囲気は学生アリスというのは、私だけの感覚ではなかったようで、大山さんが解説で書いてくださっていた。お2人を読んで来た者にとっては、こういった作品が出て来ることは本当に嬉しい。

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2022/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『屍人荘の殺人』の(いろんな意味での)衝撃からの第二弾。あれ程の「!?」はない。というか「!?」だけで言えば、あれを超えるのはちょっと難しいと思われ…。(※前作のアレは絶対ネタバレ厳禁と思っている) とはいえ、今作もミステリとしては面白かった。純粋なミステリとしては、前作より好きかも。最後まで油断しちゃいけないね。 でも被害者の十色さんは、こんな悲しい目に合わせないでほしかった…。というか真雁に来る必要もなかったやん…。彼女、辛いことが多すぎんか。それは比留子も同じなんだけどさ。

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2022/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻にはある意味で度肝を抜かれました。 いや、あれはある意味でいろいろ思う作品でしたけどね。 こちらはクローズドサークル内での事件だったので、かなりミステリしてましたね。 斑目機関はあまりかかわりがなかったのが残念だったかも。 この所体調が悪いのでそんな時に読むミステリとしても面白かったです。

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2022/08/14

面白かった! 何もかもが怪しくてさっぱり犯人が分からない。 ラストの解決していく様は絡まった紐がするすると解けていくみたいにスッキリ。

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2022/08/13

本シリーズはずっと気になってはいたのですが、原作よりも映画を先に観てしまったため、なかなか単行本を買うのに踏み出せなかったのですが、本作が文庫化したことで、今回読書するに至りました。 本作は未来視をする超能力者に会いに行くことから物語が始まるのですが、前作の衝撃に比べると少し弱...

本シリーズはずっと気になってはいたのですが、原作よりも映画を先に観てしまったため、なかなか単行本を買うのに踏み出せなかったのですが、本作が文庫化したことで、今回読書するに至りました。 本作は未来視をする超能力者に会いに行くことから物語が始まるのですが、前作の衝撃に比べると少し弱いかなぁと思いました。  また、クローズドサークルの環境としては、もっとセンセーショナルな殺人が起きても良かったような気もしますが、そこは本格ミステリーらしく調整されている気がしました。 他にも色々書きたいことはあるのですが、話の根幹に関わることなのでこれくらいかなぁと思います。

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2022/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前、屍人荘の殺人を読んで面白かったので読んでみた。 前作ほどのインパクトはなかったがとても面白かった。 今作は絶対に当たる予知能力。 ホワイダニットが若干腑に落ちないが、全体的によくできている。 読んでいる途中の違和感が最後のサキミの正体で納得。 前作に続き読みやすかったです。

Posted byブクログ

2023/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

8/12→8/14 『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾 目次 序章 新生ミステリ研究会 第一章 魔眼の匣 一 二 三 四 五 六 第二章 予言と予知 一 二 三 四  五 六 七 八 九  第三章 相互監視 一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 十一   第四章 消えた比留子 一 二 三 三 四 五 六 七 八 九 十 十一 第五章 凶器を前に 一 二 三 四 五 終章 探偵の予言 重圧をはねのけた第二作 大山誠一郎

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