子どもを呪う言葉・救う言葉 の商品レビュー
子育てはもちろんだが、人とのコミュニケーションにおいて、基本となる態度や考え方が書かれている。内観法やロールレタリングなどの心理療法の具体的説明があるのも、当事者に接する機会のある人にはとても参考になるのではないか。犯罪心理学を専門とする著者だけあって、坂上香氏の『ライファーズ』...
子育てはもちろんだが、人とのコミュニケーションにおいて、基本となる態度や考え方が書かれている。内観法やロールレタリングなどの心理療法の具体的説明があるのも、当事者に接する機会のある人にはとても参考になるのではないか。犯罪心理学を専門とする著者だけあって、坂上香氏の『ライファーズ』への言及もあった。 人と対するあらゆる場面で、心がけておくべきことは、やっぱり丁寧に相手の話を聞くことなのである。それが全ての出発点だなということを再確認。 最後の、著者の父の言葉は重い。「子どもは思っていることの1%も口に出せない」「子どもが助けてと言ったときには、すでに事態の深刻さは回復が難しいところまできている」これは、親を含めた子どもに関わる全ての人が、常に心しておくべき箴言だろう。
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子どもに対する自分の行動を見直すいい機会となった。 親の想いやエゴを押し付け過ぎずに子どもと向き合って話し言い分を聞いた上で伝えることが大切だと思えた。 100%実行しようとは思わずにできることをやり、間違えてもきちんと説明することで信頼関係を育んでいきたい。
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メモ消失、、 良かれと思って、、責任感の欠如、過干渉は非行の原因としてはひくい 確証バイアス 父母の意見相違が原因、顔をつかいわけるようになる 相違でも話し合いは必要 お兄ちゃんだから、役割で育てない 大人が新しい価値かんを受け入れる姿勢でつきあうダメ出しのあとは必ずフ...
メモ消失、、 良かれと思って、、責任感の欠如、過干渉は非行の原因としてはひくい 確証バイアス 父母の意見相違が原因、顔をつかいわけるようになる 相違でも話し合いは必要 お兄ちゃんだから、役割で育てない 大人が新しい価値かんを受け入れる姿勢でつきあうダメ出しのあとは必ずフォローすることが大きな効果 先読み力はさまざまな体験、本を読むことで伸ばせる がんばってではなく、がんばってるね、よく頑張ったねの、プロセスを褒めることが意欲をのばす ご褒美による外発的動機づけより内発的のほうが効果 アンダーマイニング効果 言えばいうほどやる気をそぐ、ブーメラン効果 さまざまな話題を投げかける方が意欲がわく
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何だか、ダメ出しをされているようで、何も言えなくなってしまいそう。 しかし、結局、極端に偏り過ぎないことがいいのかなと思う。
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子供に関わっている人にオススメな本 良かれと思って言っていることが、子どもにとって逆の方向にいっていたとしたら?… この本を読んで、本当にゾッとしました。 子育てに正解はありませんが、こうなると失敗するということは、あると思います。 「早くしなさい」「こうしなさい」つい言...
子供に関わっている人にオススメな本 良かれと思って言っていることが、子どもにとって逆の方向にいっていたとしたら?… この本を読んで、本当にゾッとしました。 子育てに正解はありませんが、こうなると失敗するということは、あると思います。 「早くしなさい」「こうしなさい」つい言ってしまいますが、きちんとフォローして、自分を修正していきたいです。
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筆者の言いたいことは多くない。 子供の話をたくさん聞いて、様子をたくさん見てあげる。 その上で問題点や課題には自分で気づくことができるようにサポートするだけ。 それも過干渉にならぬような微妙なラインで。 そう、とっても難しい。笑 ただ、妻とこの本の内容を共有できたことはとても良...
筆者の言いたいことは多くない。 子供の話をたくさん聞いて、様子をたくさん見てあげる。 その上で問題点や課題には自分で気づくことができるようにサポートするだけ。 それも過干渉にならぬような微妙なラインで。 そう、とっても難しい。笑 ただ、妻とこの本の内容を共有できたことはとても良かった。 一人だけがこれらを考えるのではなく、言葉で話すのでは補うことのできない部分までたくさんのページを使って共有できたのでお互いが過干渉や頭ごなしに叱ってしまったりした時にはどちらかが気付き、正すことがきっとできるから。 一人では難しくてもチームで乗り越えられるように頑張りましょう!
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最後まで面白く読めました。 具体例や内省の方法なども載っていたのでわかりやすかったです。 なかなか子どもを信じて口出ししないで自分で考えさせるって難しいだろうなと思いました。 とにかく話たくさん聞いてあげようと思います。 子どもの人格形成に多大に影響すると思うと責任重大だなぁ...
最後まで面白く読めました。 具体例や内省の方法なども載っていたのでわかりやすかったです。 なかなか子どもを信じて口出ししないで自分で考えさせるって難しいだろうなと思いました。 とにかく話たくさん聞いてあげようと思います。 子どもの人格形成に多大に影響すると思うと責任重大だなぁ。 日常、生活してたらいくら意識しててもポロッと言葉に本音が出てしまったりしそう。 どういう親や家庭像であろうとするのか自分の考えは揺るがずに接していかないとなと思いました。
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難しい言葉が少なく、専門用語にはわかりやすい説明がありスラスラ読めました。 犯罪心理学者としての知見を一般に広く伝えたいという気持ちが伝わります。 私は二児の父親ですが、親の都合や価値観を押し付けてしまっている場面があるなあと振り返ることができました。 親から受けてき...
難しい言葉が少なく、専門用語にはわかりやすい説明がありスラスラ読めました。 犯罪心理学者としての知見を一般に広く伝えたいという気持ちが伝わります。 私は二児の父親ですが、親の都合や価値観を押し付けてしまっている場面があるなあと振り返ることができました。 親から受けてきた教育がベースとなり自分の教育方針を築いていくことが多いと思いますが、 この本の科学に基づいた情報を取り入れることで視野を広げ、子どもの成長をサポートできる感じました。 そしてなにより、深い愛情をもって向き合っていこうと再確認できる、そんな一冊です。
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読みやすい文章でした。「こういう言葉がいけない」と根拠も交えて書かれているが、時と場合にもより、様子を見ながら、その子に合わせた声がけが求められる気がした。また対成人でも通用することも含むと私は思った。
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子どもに話す言葉について、改めて考えさせられる本。 少年院の職員の方がどのように子ともにかかわっているかなども書かれているのだが、子供をよく観察し、変化を見逃さないようにすることが大切なのだなと感じた。 個人的には帯に書いてあるような言葉(みんなと仲良く、とか)自体が悪いという...
子どもに話す言葉について、改めて考えさせられる本。 少年院の職員の方がどのように子ともにかかわっているかなども書かれているのだが、子供をよく観察し、変化を見逃さないようにすることが大切なのだなと感じた。 個人的には帯に書いてあるような言葉(みんなと仲良く、とか)自体が悪いということではなく、子供をよく見もせずに、一方的に価値観を押し付けたり行動を決めてしまったりすることに問題があり、そのことが信頼関係を損ねたり反社会的な行動を促すようなことにつながってしまうのだろうと理解した。
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