かわいそ笑 の商品レビュー
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つまり この本を読んだ人が かわいそ笑 ってことか笑 不幸の手紙ならぬ 不幸の本ってわけ笑 わざわざ買って読んだのに そりゃあないよ笑 それでこんな感想まで 書いてるんだから まったく作者の思うつぼ笑 そして ネタバレ含んでるのに この文章読んでる人も かわいそ笑
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オリジナルの呪いを考案して、鬱憤を晴らしていたら、本物の呪いになっちゃって、それがウィルスみたいに拡大している内に、呪いをかけている側に返ってきているという流れになるのか。 最初は、架空の人物を酷い目に合わせる、呪ってみるというのだったのが、架空の怪談話の登場人物の名前を憎い人の名前に変更して、ねっとの掲示板なのどに掲載して拡散するとか、そういったささいな悪意で、手順を踏んだ呪いではなかったのにな。 この話の作者を巻き込んで、読者を呪いゴッコの輪の中に引き込んで、呪い返しというか、穢れみたいなものを分散しようという魂胆なのか。 横次鈴と洋子という二人の女性が出てくる。 それぞれに語られる体験談の中で、横次鈴という女性が、酷い目にあったりおかしくなったりしているが、横次鈴は一人の女性の事を指しているのだろうか? なんて思ったりした。 呪いの対象としての概念が横次鈴なのかなとも。 ねっとの中で無限増殖していく悪意の象徴として、洋子と横次鈴がいるのかな。 スッキリする回答のないお話なので、怖いは怖いけれど、答えのないもよもよが多く心に残って、もう怖くて読めない!とはならなかった。 だけど、途中の 「それを繰り返したせいで、どんどん変な方向に向かって行ったんですよ、みんな」 彼がそういうと、あなたの頭の中にはその台詞を喋っている彼の声が入ってきました。 で、実際に、男の声が聞こえてくる。音として「聞こえて」いる訳ではないけど、脳内再生されているので 後ろから聞こええいた男性の声は、回り込むように右耳を経由して、今度は正面から聞こえている。 と、続く一文で、見えない存在が自分の直ぐ側にいるような気配を感じてぞっとした。 本の内容をちゃんとわかっては居ないけれど、ゾワゾワ怖さを楽しめるポイントが何箇所もあって、楽しい本だった。
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漫画「怖い話はキくだけで」が、漫画を生かした怖さでとても面白いので、その原作者の本ということで読んでみた。 ネット創生期のオカ板の書き込みやメールを集めて、一つの怪談を浮かび上がらせる手法。 この手のものだと、文章自体は「近畿地方のある場所について」「忌録」の方が面白かったかな。 ただ「怖い話もー」の方もそうだけど、メインに見える怪談部分は特にそうでもないんだけど、読み進めると話と話の隙間に別のものがチラチラ見えるような、文章よりも構成の面白さがある。 この話も、読み進めることで読者自身が呪いを生成することになっていて、読者自身が怪談の当事者になるというのがとても面白い。 虫の幻覚の描写が気持ち悪く、久々に寝るとき少し怖かった。 あと転載OKのQRコードもあるけれど、たぶんあれが写っててああいう意味なんだろうなみたいな予想はつくし、やっぱり怖いので、読みとってないし転載もしないでおきます。 なんだかんだ言って結構怖がってるかも笑
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厭な本。 梨さんらしく、傍観者からいつの間にか当事者へ。読み終わってから表紙に戻ると、本当にいや〜な気持ちになれます。
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不気味としか言いようがなかった。 なかなかこういう本はないので新鮮でした。 読んでいて理解できない部分もありましたが、そこも薄ら寒さを感じました。 QRコードは勇気がなくて読み込みませんでしたが、、 最後の一文にはゾッとさせられました。
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明らかに理解が及んでいないのに関わらず、本能的にゾクゾクしてしまうし、生理的に拒否してしまう。なんて見事な構成力と文章力。最新作『6』も今すぐ注文したいと思いますし、同ジャンルっぽい某作品も読んでみたい。あぁ、今から電気を消して寝るのか。果たして寝られるのか。
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ネット怪談をモチーフにした作品。 ネット怪談にハマったことがある人は面白く読んでるのかもしれません。 とにかく文書が読みづらく、内容も理解できませんでした。この作品の解説を読んでみても、ほーんとしか思わかなった。
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記事や投稿などを読み進めていく中で徐々に見えてくる全体像がホラーとして怖さを感じました。 気味悪さはありますが、最終的に何というところもわかりにくく、敢えてでしょうけども文章が読みにくいので単純に疲れてしまいました… つまらなくらないですが、個人的には面白くもないかなぁ、というと...
記事や投稿などを読み進めていく中で徐々に見えてくる全体像がホラーとして怖さを感じました。 気味悪さはありますが、最終的に何というところもわかりにくく、敢えてでしょうけども文章が読みにくいので単純に疲れてしまいました… つまらなくらないですが、個人的には面白くもないかなぁ、というところでした、、
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怖い話というよりは世にも奇妙な物語とかストーリーランド系の気味の悪い話って感じ。 普通に面白かったけど本文の紙が小説によく使われるやつじゃなくてかったい紙だからとにかく指と手首が疲れて一気読みできないし、続きが読みたい気持ちよりも「手が疲れるから早く読み終わりたい」という気持ちに...
怖い話というよりは世にも奇妙な物語とかストーリーランド系の気味の悪い話って感じ。 普通に面白かったけど本文の紙が小説によく使われるやつじゃなくてかったい紙だからとにかく指と手首が疲れて一気読みできないし、続きが読みたい気持ちよりも「手が疲れるから早く読み終わりたい」という気持ちになっちゃった。 本文用紙をわざわざ硬くしたのも意味があるのかな…これがなければもっと楽しめたのに…もったいない…
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過去のインターネット、アングラ感が強かったあの時代のオカルトが好きな人にはハマるんじゃないかなと思います。某インターネット掲示板のオカ板とか、検索してはいけない言葉とか、そういうのが好きだった人は多分ドンピシャで楽しめるかと。わたしはそういうのを漁るのが趣味な子供時代(最悪だな……)を送っていたので楽しめました!不気味、サイコー! いや頼む おれがなにしたって言うんだよ…… 良質なホラーです。 独特な表現方法でつづられる本書は、書籍のはずなのに「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?」を読んでいるような気分にさせられます。本筋(語り部の体験談を聞かされている体)のほかに、ブログからの引用、掲示板からの引用、ウェブサイトからの引用、などなどがふんだんに盛り込まれているため、話を読みながら関連リンクを別タブで開いていくあの感じ。恐怖が生々しい、受動的なものではなく自身の好奇心ですべてが進んでいくあの感じ。 途中、QRコードが挟んであり実際に電子媒体から掲示板を模倣したサイトに飛ぶこともできます。どうしても書籍だと引用になってしまい掲示板の見た目は再現できないため、視覚として掲示板を見、独特の空気感に改めて触れられてよかったです。これ、はじめてこういうタイプの参加型読書(って言えばいいのかな)をしたので新鮮で面白かったな。2000年代初期の、匿名掲示板のあの雑多な感じ。向こうに人がいるはずなのにいない、騒がしい、なにか異質なものがまぎれていても気づけない不気味は雰囲気。それがふんだんに浴びせられました。怖い。 結構入り組んだ話ですし、正直何度か読んでここはこうなのかなとか、そういうふうに落とし込める感じがします。ミステリ系ホラーというか、謎解き系ホラーというか。頭を使って読まなきゃならない&恐怖で読み終えた後どっと疲れました。でも怖くて眠れない、みたいなふうになりました……おもしろいんだけど。ホラーとして正しいんだけど。半泣きです。 しかし、まだ内容に触れる前にツイート画面をQRコードで提示、しかもそれだけは転載可ってそりゃないよ……悪意、悪意。ご協力ありがとうございました(笑)
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