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いけない の商品レビュー

3.6

310件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    125

  3. 3つ

    109

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    3

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2022/10/23

面白かった!ほぼ同じ登場人物で話が進む短編集。最後の写真に隠された意味は話が進んでも描写されておらず、自力で見出さないといけません。4戦2勝2敗でした、、IIも読みたいです

Posted byブクログ

2022/10/22

各章の最後に写真があり、物語の真相が隠されている。構成自体も魅力的だが、ストーリーにも惹きつけられる。各章ごとに真相を探るか、ストーリーを追っていって最後に真相を知るか。読み始める前に考えた方がいいかもしれない。一度しかできない読書体験だから。

Posted byブクログ

2022/10/21

以前ほかの本でも見かけた蝦蟇倉市。何度も見かけると実在の町かと思ってしまう。架空の町ですよね? 各章を読む→最終頁の写真を見る→隠された真相発見。となるらしいのですが、はぁ、私のアタマではその真相にさっぱり至ることができず、驚愕することもないまま終わってしまいました。 ただ、...

以前ほかの本でも見かけた蝦蟇倉市。何度も見かけると実在の町かと思ってしまう。架空の町ですよね? 各章を読む→最終頁の写真を見る→隠された真相発見。となるらしいのですが、はぁ、私のアタマではその真相にさっぱり至ることができず、驚愕することもないまま終わってしまいました。 ただ、そこには至れずとも普通に面白い。数年前に書かれた物語であるにもかかわらず、怪しげな新興宗教が登場して、まるで今を先取りしたかのよう。道尾さんには予知能力があるのでしょうか。 もう一度、完全シラフの状態で再読して「おーっ、そういうことだったのか!」と叫びたい。

Posted byブクログ

2022/10/19

それぞれの物語の最後に示される写真によって新たな事実が明らかになり・・・という仕掛けはとても面白い試みだと思う。連作短編となる物語自体はなかなかの読み応えがあるのだが、肝心のその「写真」がいまいちインパクトに欠けたように感じた。2が出ているようなのでそちらも読んでみたい。

Posted byブクログ

2022/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どの話もどんでん返しというほど大きな衝撃があるものではなく、どちらかというと中途半端な感じで終わる謎解きを自分で行って補完する感じの仕掛けだった。 最終章は各章登場人物のクロスオーバー。少年たちが何気なく口にした「平和」という言葉が、実は終章のタイトル通り、簡単に信じられないものであることを暗示するラスト。 読み終わった後、ネットで考察を読みたくなったし、読書仲間がいたら感想を言い合うと楽しい仕掛けかも。

Posted byブクログ

2022/10/17

最後の地図とか写真とかで、「そうだったのか!」とスッキリ終わる短編集かと思うのですが、あまり頭が良くなくわからずじまいで考察だよりだったのが哀しみ。

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2022/10/17

なるほど…そう言うこと。 読み物として大変、手の込んだミステリです。 第一章を読み終えて、いまいち腑に落ちないままに二章三章と進んで、登場人物や人間関係に注意しながらじっくり読んだつもりでも、終章で「ん?」となって、最初に戻った人は少なくないと思う。 最終的に〝ある程度〟の答え...

なるほど…そう言うこと。 読み物として大変、手の込んだミステリです。 第一章を読み終えて、いまいち腑に落ちないままに二章三章と進んで、登場人物や人間関係に注意しながらじっくり読んだつもりでも、終章で「ん?」となって、最初に戻った人は少なくないと思う。 最終的に〝ある程度〟の答え合わせはできたのだけど、作者の意図するものが全て汲み取れているのかは考察を見ても謎のまま。 以下ネタバレですので、読み終えた方のみどうぞ… ・第一章で死んだのは、その後、登場しなくなった彼だということが終章であきらかになる。 ・やたらと近親者を亡くした登場人物が多いのは気になったけど、それこそがミソだった。 ・宮下さん殺害の犯人は特定されていないけど、利があったのは1人だけ。 ・水元が絵の謎に気がついてしまった瞬間に立ち会っていたのだからそうなるよね。 ・手紙のトリックは美しくまとまっているけど、全てを白紙にしてしまう最強の〝いけない〟がこれ。 以下、腑に落ちなかったこと。 ・目が見えないのにバレないのは無理かと…。 ・追い風だとしても子どもでしょ? ・元カノである理由…。 ・死体処理はそんな簡単じゃない。 ・雅也はどこに? トリックとしては面白いけど、ことがスムーズに進み過ぎて現実味がない。かな。 今年の30冊目

Posted byブクログ

2022/10/17

あー、そういうことかとは気づくけど、なんかもやっとして終わる。場面転換が荒く感じられ、読みづらかった。

Posted byブクログ

2022/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全部が繋がってる4短編かつ、どんでん返し系。 ただ、綺麗な答えは語られていないので、読んだ後に見解をググりたくなる系。 なので、さっさと一気に全部読みたくなる。

Posted byブクログ

2022/10/15

今まで出会った道尾さんの本にはハズレがなかったから、今回も期待してたんだけど、それでもやっぱり面白いのよーすごいな。 まず、各章どれも面白かった。先が知りたくてどんどん読んでしまうし、別の章とも繋がりがあるからそちらも気にかかる。最後は意外な展開に驚いて。更に、章の終わりには写...

今まで出会った道尾さんの本にはハズレがなかったから、今回も期待してたんだけど、それでもやっぱり面白いのよーすごいな。 まず、各章どれも面白かった。先が知りたくてどんどん読んでしまうし、別の章とも繋がりがあるからそちらも気にかかる。最後は意外な展開に驚いて。更に、章の終わりには写真がくっついていて、曖昧に想像していた結末が、それによって補強されたり覆されたり。 本のはじめには使用方法があって、『写真を見ることで、それぞれの"隠された真相"を発見していただければ幸いです。』とある。これを踏まえた上で写真を見ていたにもかかわらず、読み終えてから改めて二章と三章の終わりの写真を見たら、最初には見えていなかったものが見えた。注意力がなさすぎるな私は。 そのまま2周目してみたら、発見があり過ぎてびっくり。こんなに普通に書かれているのになぜ気付かないで読んでいたんだと自分を疑ったくらい。先が気になる展開だと目が上滑りして、こまかい描写は見落としちゃうのかもしれないな。 一章の写真は何を伝えたいのかイマイチわからなかったんだけど、ゆかり荘の場所が確定すると、誰が死んだかわかるっていう意味かなあ。 最後の章は、いろいろ判明するので答え合わせ的に楽しめた。明確に言い切っていない部分も残されていて、読後に詳細をあれこれ考えられるのも醍醐味。 かりそめの不安定な平和だとしても、彼らの現状がこのまま続いて欲しいと思ってしまった。それが幸せなことなのかはわからないけれど。 面白かったー。2も出たのでしょ? 読みたい。

Posted byブクログ