#真相をお話しします の商品レビュー
短編五作品。 巻頭の「惨者面談」は読みながら一緒に謎解きをしたくなる作品で、初めてのこの著者に好感触。 けれど他の四作品は巻頭作とは方向性が違うというのか私が期待したものとは違った。 それぞれ落とし所が違って、それがこの著者の魅力なのだろうけれど、著者らしさという風合いが薄くバラ...
短編五作品。 巻頭の「惨者面談」は読みながら一緒に謎解きをしたくなる作品で、初めてのこの著者に好感触。 けれど他の四作品は巻頭作とは方向性が違うというのか私が期待したものとは違った。 それぞれ落とし所が違って、それがこの著者の魅力なのだろうけれど、著者らしさという風合いが薄くバラバラという感じを受けてしまった。
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最近よくある、帯文やら公式SNSやらで祭り上げて、結局中身を見ると大したことない作品。本屋大賞ノミネート作品=大衆に売れそうな、本屋の売り上げを上げてくれそうな作品っていう構図がよくわかる一作。
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正直期待はずれでした(^_^;) 本屋さんの誇大広告に踊らされました。 5編の短編どれも同じ様なレベルで、面白くなかったとまでは言いませんが、ある程度先が読めるし、読めなくとも大したどんでん返しでは無く、驚かされる事の無いまま淡々と読み終わりました。
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読み進める途中の違和感が解決する気持ちいい体験でした。満足です。取り上げるテーマも身近なもので非常に読みやすかった。
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ちょっとゾクッとするようなミステリー短編集。 どの話もそれぞれ怖い。 「惨者面談」で真相が二段階だったのと、「#拡散希望」の隠されていた事実には驚いた。どれも読後感は決してよくない。 アンソロジー以外の独立した作品は初めて。著者の他の作品も読んでみたくなった。長編も読みたいな...
ちょっとゾクッとするようなミステリー短編集。 どの話もそれぞれ怖い。 「惨者面談」で真相が二段階だったのと、「#拡散希望」の隠されていた事実には驚いた。どれも読後感は決してよくない。 アンソロジー以外の独立した作品は初めて。著者の他の作品も読んでみたくなった。長編も読みたいな。
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目次にある5つのタイトルに本書のタイトルはなく、章立てと思いきや、5つの短編であった。 まぁ、それぞれ″あぁ、そういう事だったのね“というオチがあるので、″真相をお話しします“で良いのでしょうが…。 いずれもアイディアにとんで、なるほどねと思わせる面もありましたが、どうも人を簡単...
目次にある5つのタイトルに本書のタイトルはなく、章立てと思いきや、5つの短編であった。 まぁ、それぞれ″あぁ、そういう事だったのね“というオチがあるので、″真相をお話しします“で良いのでしょうが…。 いずれもアイディアにとんで、なるほどねと思わせる面もありましたが、どうも人を簡単に殺したり殺されたりするところが気になり好きになれなかった。
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現代的なテーマやツールを織り交ぜてはいるけど、それが仮に無くても普通にミステリ的手法の使い方のセンスがいいなと感じた。 貧弱な語彙だけど「ちゃんと面白い」。 読んで損したと感じない。 感情動く。 まあ、だからこそ売れたんだろう。 特に「パンドラ」については自分が娘を持つ父として...
現代的なテーマやツールを織り交ぜてはいるけど、それが仮に無くても普通にミステリ的手法の使い方のセンスがいいなと感じた。 貧弱な語彙だけど「ちゃんと面白い」。 読んで損したと感じない。 感情動く。 まあ、だからこそ売れたんだろう。 特に「パンドラ」については自分が娘を持つ父として「おお!」と思わされた。 オチを読んだ後に、著者が話を組み立てている頭の中を想像して、うーん著者すごい!となった。 「#拡散希望」はちょっと荒削りな感じもあったけどすごくオチにパンチ力があるからまったく気にならなかった。 「今まで生きてきた世界の景色が一変する」みたいなのって面白いけど、かなり工夫しないとリアリティとか説得力を持って語れない。この作品はうまく成功していると思う。
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ミセスの大森さんとtimeleszの菊池風磨さんがW主演で映画化するそうで、本日一気読み。5作品全てにおいて、今まで味わった事のない新鮮な展開だった。それにしても、どのストーリーが映画化されるのか?!映画の続報を待ちたい。
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短編集なので、途中でて寝しまっても振り返りやすいのがよかった。 登場人物など、複雑ではなく、ミステリー初心者でもかなり楽しめると思う。 今の時代だから怖い、本当にありそうなお話。
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ミステリーをあまり読まないので、軽いしサクサク読めたのは良かったけど、読み応えがあったかというと、、、?という感じ。全体的にちょっと都合良すぎる感じがしたかな。 5つの短編が最後繋がるのかと思ってたから、特にそういうこともなく、ちょっと肩透かしだったかも。
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