1,800円以上の注文で送料無料

算数文章題が解けない子どもたち の商品レビュー

4

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/11/11

子供の学力についていろいろな知見を得られた 知識を覚えるだけでは死んだ知識になるので、生きた知識にするためにどうすべきか 目の前の問題をどのように解くかのフレームワーク=スキーマの更新が必要 一方で個々の要素だけを取り出して鍛えることはそれほど有効ではなく、複数の認知的要素を統合...

子供の学力についていろいろな知見を得られた 知識を覚えるだけでは死んだ知識になるので、生きた知識にするためにどうすべきか 目の前の問題をどのように解くかのフレームワーク=スキーマの更新が必要 一方で個々の要素だけを取り出して鍛えることはそれほど有効ではなく、複数の認知的要素を統合して鍛える必要がある

Posted byブクログ

2025/08/28

読前は、教科の学力や例えば国語では、読む、書く、話す、聞くのように独立した領域があるのが学力のイメージで、何処かに重点を当てて指導にあたると考えていた。読後、基礎学力とは何か?という本書のテーマを考えた。本書の中で教科の内容を「生きた知識」として使うために必要な能力は、実行機能、...

読前は、教科の学力や例えば国語では、読む、書く、話す、聞くのように独立した領域があるのが学力のイメージで、何処かに重点を当てて指導にあたると考えていた。読後、基礎学力とは何か?という本書のテーマを考えた。本書の中で教科の内容を「生きた知識」として使うために必要な能力は、実行機能、作業記憶機能、視点変更能力、推論能力、メタ認知能力が必要である。(P10) これらを複合的に育てる視点を授業作りで持つには、一度達人テストを解いてみたいと,思った。またこのテストを活用して、授業作りの視点に生かすことは分析する時間はかかるが、必要なことだと感じた。

Posted byブクログ

2025/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル+今アツい著者ということでメルカリで購入+読破。 懇談でも「うちの子、文章題が苦手で…」という声はよく聞く。全体的に話や出てくる言葉が難しいと感じる部分もあった(今井むつみ先生の本は基本そんな感じする)が、納得・共感できる部分も多くあった。 つまずきの原因として挙がっている中で、特に共感したのは、原因7「問題を読んで解くこと」に対する認識。この説明の中で、何のために算数を学ぶのか分かっていない、学習性無力感という言葉が出てくるが、自分なりに言い換えると、 算数のテストなんて適当に答えといたら良い(というか、丁寧に見直しまでしなくて良い) という子どもの思いが主原因だという点である。 著者は、本人のやる気の問題…といったものではなく、「1年生から学習を続ける中で、抽象的な算数の概念と自分のスキーマがぶつかって混乱する=つまずく」としている。 しかし、自分としては、やる気が低いと言い換えても良いのではないかと感じる。 それは子どもが悪いという単純な話では決してなく、そこまでやる気を高める環境を設定できなかった教師にも課題があるという認識のもとで言っている。 やる気を高めるということは、わかる・できるということに直結している。 わかる・できるから、丁寧に取り組む。 ここは教師として常に意識しておきたい。 イメージ化が苦手な子に対する支援、学力は単純にテストだけで測ることはできない、簡単なものばかり取り組むと誤ったスキーマを作ってしまう… この辺りも印象に残った。まぁ、読んでよかった。

Posted byブクログ

2025/07/31

 普段、知識をどのように使っているかは、意識することはないが、知識を使うとはどういうことで、どのような能力が必要なのかの説明が、とても興味深かった。  実行機能、作業記憶能力、視点変更能力(他者視点取得能力)、推論能力、メタ認知能力などの認知能力が必要だとのこと。  実行機能・...

 普段、知識をどのように使っているかは、意識することはないが、知識を使うとはどういうことで、どのような能力が必要なのかの説明が、とても興味深かった。  実行機能、作業記憶能力、視点変更能力(他者視点取得能力)、推論能力、メタ認知能力などの認知能力が必要だとのこと。  実行機能・・・必要な情報にのみ注意を向け、不必要な情報への注意を抑制したり、注意を指示に応じて柔軟にシフトさせたりする能力、いわば注意をコントロールする認知機能。  作業記憶能力・・・作業記憶の容量や効率性の個人差は生まれつきの要因よりは、訓練による効果が圧倒的に大きいとされる。  視点変更能力(他者視点取得能力)・・・学力の前提となる基盤能力の中で必須であるが、子どもが身につけるのにとても苦労する力。  推論能力・・・教えられた情報が学び手の中で「知識」になるかどうかは推論にかかっているといっても過言ではない。  メタ認知能力・・・自分をちょっと離れたところから俯瞰的に眺め、自分の知識や行動を客観的に認知する能力。テストで解答後に見直しをするようにいくら指導されても、メタ認知が働かなければ、自分の答えの誤りに気づくことはできない。  子どもたちがどういったつまずきがあるか、その原因は何かを、膨大なデータをもとに、入念に分析されていたので、多くの知見が得られた。しかし、その解決策は、残念ながら書かれていなかったので、他の今井さんの本を読んでみたい。

Posted byブクログ

2025/04/23

子どもたちの脳の能力値に差があるのではなく、認知負荷を下げるための方略を持っているかの差に注目するべきということがわかりました。

Posted byブクログ

2025/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学力不振=問題演習の不足という単純な話ではない。 「理解力不足」という状態を、より具体的に細かくどのステップでつまずいているのか、分析が秀逸。 「生きた知識」であることの4要件: (1)システムの一部となっていること (2)身体の一部になっていること (3)絶えず修正され、アップデートされること (4)自分の理解の程度が過大評価されておらず、自分は何がわかっていないかがわかっていること。 問題解決のパーツはできていても、複雑な問題を解けない子には、認知的な負荷を軽減できるような方法を自ら状況に合わせて見出せるようになるための支援をすると有効。 テストの点数だけを見るのではなく、解決に至るプロセスを見る。文章題が苦手=文章に書かれていないことを補って自分で状況のイメージを作ることが苦手。

Posted byブクログ

2025/02/23

子供に向けた勉強法があるのかと思ったが、テスト結果や要因の内容だった。日本語をしっかり読み解ける語学力が大事ということなんだと思う。

Posted byブクログ

2025/01/26

学習のつまづきの原因を「ことばのたつじん」「かんがえるたつじん」の結果を分析することで明らかにしてゆく。「生きた知識」を使うためには「実行機能」「作業記憶能力」「視点変更」「推論能力」「メタ認知能力」これらが複合的に関わる。子どもを順序づけるためのテストではなく、支援の手立てのヒ...

学習のつまづきの原因を「ことばのたつじん」「かんがえるたつじん」の結果を分析することで明らかにしてゆく。「生きた知識」を使うためには「実行機能」「作業記憶能力」「視点変更」「推論能力」「メタ認知能力」これらが複合的に関わる。子どもを順序づけるためのテストではなく、支援の手立てのヒントとすること。かつて算数が苦手だった子どもとして、確かにこれは引っかかるなぁ〜とか懐かしくも読んだ笑そもそも文章題って解く必要性が感じられないと適当に式に当てはめがちだったよな、と笑

Posted byブクログ

2024/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今学校や入学試験で問われている学力は本物の学力ではない。学力は知識の単純な足し算で構成される物ではない。 表層的な知識の有無を問うことを主眼とした学力テストは見直すべきだと筆者は問う。 学力とは新たな情報を認知能力と推論能力を駆使して自分が持ってる知識体系に組み込み、統合し、拡張すること。 ことばのたつじつん、かんがえるたつじんは小学2年生くらいまでの生活、遊び、読書などで培われた知識や認知能力、推論能力を測るためのテスト。 知識が断片的で、学んだ知識になっていない。 →足し算の手続きの意味がよくわかっていない。 誤った知識をもっている。 →1の固定化、全体、単位が理解できていない。時間、分数、単位など。 推論と認知能力がかみあっていない などなど。 ほんものの学力をうむ家庭環境とは、、、 家庭に身近に本があること 日常的な読書週間 就学前からのひらがな、数へ興味 生活の中で時計を見て、時間を意識させること。

Posted byブクログ

2024/08/05

丁寧で緻密な分析結果は興味深いものがある。その結果から、どのような学習をすることが必要なのかを知りたいが、それは本書にはない。

Posted byブクログ