沈みかけの船より、愛をこめて の商品レビュー
離婚する親のうち、父と母どちらについていく? 家族という沈みかけの船だけれど、残り僅かな日をどう過ごすか。 500円で五分間だけの友達、 酒をもって鬼と呑みに行く余命いくばくの男、 ドライブ中にゾンビがはびこる世界、 人面竈離婚する親のうち、父と母どちらについていく...
離婚する親のうち、父と母どちらについていく? 家族という沈みかけの船だけれど、残り僅かな日をどう過ごすか。 500円で五分間だけの友達、 酒をもって鬼と呑みに行く余命いくばくの男、 ドライブ中にゾンビがはびこる世界、 人面竈離婚する親のうち、父と母どちらについていく? 家族という沈みかけの船だけれど、残り僅かな日をどう過ごすか。 500円で五分間だけの友達、 酒をもって鬼と呑みに行く余命いくばくの男、 ドライブ中にゾンビがはびこる世界、 人面瘡と猫殺しの謎を解く 一人で四人のアンソロジー。
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初めての乙一作品 とても読みやすく、でも浅い感じでもなくちゃんと心に残る 着眼点がとても面白い、天才なんだなぁと感じる 最後の人面瘡とユイちゃんが猫の不審死事件を解決する話は特に面白かった。 ミステリーに思わせて、新興宗教二世の葛藤も描いているヒューマンストーリー その後と2人の...
初めての乙一作品 とても読みやすく、でも浅い感じでもなくちゃんと心に残る 着眼点がとても面白い、天才なんだなぁと感じる 最後の人面瘡とユイちゃんが猫の不審死事件を解決する話は特に面白かった。 ミステリーに思わせて、新興宗教二世の葛藤も描いているヒューマンストーリー その後と2人のことを知りたいと思える短編
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相変わらず面白い。乙一はやっぱりすごい。発想とオチがずば抜けてると思う。今回は衝撃作とでもいうべきものには出会わなかったけれど、「パン、買ってこい」「電話が逃げていく」は他の誰にも書けないこれぞ乙一ワールドが堪能できた。 また、「地球に磔にされた男」には泣かされてしまい、「二つの...
相変わらず面白い。乙一はやっぱりすごい。発想とオチがずば抜けてると思う。今回は衝撃作とでもいうべきものには出会わなかったけれど、「パン、買ってこい」「電話が逃げていく」は他の誰にも書けないこれぞ乙一ワールドが堪能できた。 また、「地球に磔にされた男」には泣かされてしまい、「二つの顔と表面」の思いもつかないオチには唸らされた。 やっぱり乙一最高だな。
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よかっっった!! 特に猿の話、電話の話。 電話の話は、これが乙一イズムのブラックジョークだなと、ニヤニヤしてしまった。 そして、乙一作品はラストが好きだ。ハッピーエンドでも、バッドエンドでもない。乙一エンド。
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ひとりアンソロジーという斬新な短編集。 それぞれの名義によって作風を切り替えてる本作は、どの話も読みやすく満足度が高かった。
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乙一氏に様々な名義があったことを初めて知った。 友達、家族、自分、人々への愛がたくさん詰まった作品集。
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乙一、中田永一、山白朝子のひとりアンソロジー。 中田永一作品はちょっと明るめだったり、ファンタジー要素が強い。謎に前向きにパシられる「パン、買ってこい」は、短く疾走感もあり、中田永一感がある。 乙一作品はちょっと薄暗かったり、子ども目線だったりが多い。あと推理もの。離婚する両親の...
乙一、中田永一、山白朝子のひとりアンソロジー。 中田永一作品はちょっと明るめだったり、ファンタジー要素が強い。謎に前向きにパシられる「パン、買ってこい」は、短く疾走感もあり、中田永一感がある。 乙一作品はちょっと薄暗かったり、子ども目線だったりが多い。あと推理もの。離婚する両親のどちらについていくかを愛情ではなく、その他の判断材料から考えていく「沈みかけの船より、愛をこめて」は、少し推理要素も入っていて、目線とか考え方がおもしろい。「二つの顔と表面」は、宗教2世主人公ユイの耳の後ろにできた人面瘡と一緒に高校のクラスメイト橋村さんのカバンの中で殺された猫殺しの犯人を探す話。誰が犯人か推理の要素もあり、乙一みが1番強かった。短編でここまでまとめ上げるのはさすが!読みやすいしおもしろい。宗教2世への物申しというか、それも感じられる。 山白朝子は怪談系?「背景の人々」の一作のみ収録。エキストラとしてこわーい雰囲気のところで撮影したよーって話。
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最高すぎる短編集殆ど全部大好きだった、 本当に短いやり取りの中で心情とか空気感とか彼が何を素敵だと思ったのかとかバチバチに伝わってきてあらすじとして抜き出せる100倍染みてくる 特に好きなのは 地球に磔にされた男 東京 逃げてく電話 かな 地球に磔、はタイトルの意味もハッキリとは分かりません十字架とキリストの例えが一瞬あったので救済や身代りの要素もあるのかな クズ男が無数のパラレルワールドを旅して絶望しながら幸せになりたいと思い続ける話、別の世界にいる自分を観察したり話をしながらこの10年はお前だけのものであって、いくら見た目が似てても全く全然違う人間だと思い知らされて代りになんてなれないという確信を得る、 にも関わらず最後は強く請われてこの世界の自分に成り代わってここで暮らすことを選ぶ、事情をある程度理解してくれる爺ちゃんに「お前はわしが知ってるあいつじゃないけど、それでもまた会えて嬉しかったよ」といわれる、それぞれの自分との差異と同一性を愛で全部飲み込んでいく力強さ 東京、不思議な赤ちゃんを授かって手放す母親の感傷の変化が迫力、どの作品も静かながらすごいパワーを感じるんだよね 短い文章なのに彼女が感じてること受け入れてくこた全部自然に染み込んできて凄く清々しく応援したい気持ちになる 逃げてく電話は最後に話の筋がいきなりバチンとはまるギミックタイプのもので 助かってほしくないから医者を呼びたくないというドロドロとした悪意を凄く幼稚に、体のパニックや故意か事故か判別つかない夢現のように描いてて楽しいああそうなっちゃったのねという他人事感、そしてことが終わったあとの晴れやかさがテーマとミスマッチすぎるという違和感もなくするーっと入ってきた 永遠の五分間 夢じゃなかったとしたらこの海の何処かにまだ猿たちを乗せた船があるのかもって思いを馳せる一文だけでも痺れます
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短編集で全体的にサラサラ読めた。 特に気に入った話は表紙にもなっている[沈みかけの船より、愛をこめて] 主人公の両親からの愛をしっかりと認識している上で、どちらについて行くかの難題を必死に考えているところが好きだった。 [電話が逃げていく]という話もとても面白かった。 ギャグ調な心情なのに、実際は身近の人が亡くなるシーンという温度差がとても面白かった。
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一人アンソロジー。 乙一さん、一人で4役こなしている。 とても楽しめた。 「五分間の永遠」「パン、買ってこい」は、 中高生にお勧めの話し。 「蟹喰丸」は、 昔話をもじったような、くすっとなるところもあり、 最後に木片を子供に渡すところはジンときた。 「沈みかけの船より、愛を...
一人アンソロジー。 乙一さん、一人で4役こなしている。 とても楽しめた。 「五分間の永遠」「パン、買ってこい」は、 中高生にお勧めの話し。 「蟹喰丸」は、 昔話をもじったような、くすっとなるところもあり、 最後に木片を子供に渡すところはジンときた。 「沈みかけの船より、愛をこめて」は、 沈みかけた船の原因になる穴を見つけ、弟を救い出そうとする頼もしい主人公に、あっぱれ! 大人はもっとしっかりしろ! 「カー・オブ・ザ・デッド」 「二つの顔と表面 Two faces and a surface」は、 ホラーでありながら、なんだか温かい気持ちにさせられた。
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