なめらかな世界と、その敵 の商品レビュー
SFに明るければもっと楽しめただろうなと思いながら、読みました。物語として楽しめたのは最後のひかりより速く。 ・並行世界を行き来する事が当たり前の世界で行き来できない病にかかる学生 ・3人の女性のSF史 ・好意を定着させる技術 ・シンギュラリティの訪れた世界 ・神童の姉に宛てた手...
SFに明るければもっと楽しめただろうなと思いながら、読みました。物語として楽しめたのは最後のひかりより速く。 ・並行世界を行き来する事が当たり前の世界で行き来できない病にかかる学生 ・3人の女性のSF史 ・好意を定着させる技術 ・シンギュラリティの訪れた世界 ・神童の姉に宛てた手紙 ・修学旅行の新幹線が低速化してしまい行けなかった学生の話
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SFタイムトラベル物好きです。伊藤計劃さんの作品は「ハーモニー」を読んだことがありますが、独特の世界観、設定に驚かされます。久しぶりに(いい意味で)込み入ったこちらの作品を読んだので頭がパンクしそうでしたが、短編集で読みやすかったです。最後の「ひかりより速く、ゆるやかに」がお気に...
SFタイムトラベル物好きです。伊藤計劃さんの作品は「ハーモニー」を読んだことがありますが、独特の世界観、設定に驚かされます。久しぶりに(いい意味で)込み入ったこちらの作品を読んだので頭がパンクしそうでしたが、短編集で読みやすかったです。最後の「ひかりより速く、ゆるやかに」がお気に入りでした。
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最初の2本は、どうにも入り込めなかった。スラップスティック(というのか?)な発想と相性が悪いのが原因かと思われ。 他の人の感想を読んで、「ひかりより早く」を読んだらこれは面白かった。 というか、むしろあとがきの方が著者の読書遍歴がわかり、また懐かしい本とも再度出会うことができ面白...
最初の2本は、どうにも入り込めなかった。スラップスティック(というのか?)な発想と相性が悪いのが原因かと思われ。 他の人の感想を読んで、「ひかりより早く」を読んだらこれは面白かった。 というか、むしろあとがきの方が著者の読書遍歴がわかり、また懐かしい本とも再度出会うことができ面白かった。
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SF小説を始めて読みました 『ウ~ン?!』『どういう事( ・ั﹏・ั)』等、読み出しは、世界観が理解出来ず??がいっぱいでしたが、文章は読みやすくスラスラ読み進む事が出来ました。 結果……凄く良かったです✨始めて読んだSF小説がこの本で本当に良かった!タイトル作品の『ひかりより…...
SF小説を始めて読みました 『ウ~ン?!』『どういう事( ・ั﹏・ั)』等、読み出しは、世界観が理解出来ず??がいっぱいでしたが、文章は読みやすくスラスラ読み進む事が出来ました。 結果……凄く良かったです✨始めて読んだSF小説がこの本で本当に良かった!タイトル作品の『ひかりより……』は、気がつけば涙流してました
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面白かったけど、SFが初な自分には少し難解なところがあった。最初に謎が提示され、話が進むにつれて回収される形式
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SFの重要な側面である今の現実世界と、少し異なる世界との隔たりと繋がりを描くを体現した短編集。SFによるSFのためのSF小説。
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不慣れなSFで、はじめ設定を理解するまで難しく感じたが、「美亜羽に贈る拳銃」でしっかり世界観にハマり、キャラ立ちも良し、攻防入れ替わりのワクワクもあり、SFの面白さが少しわかった気がした。 「ホーリーアイアンメイデン」も良かった。妹からの手紙のみで進行する設定の中で、ここまで不...
不慣れなSFで、はじめ設定を理解するまで難しく感じたが、「美亜羽に贈る拳銃」でしっかり世界観にハマり、キャラ立ちも良し、攻防入れ替わりのワクワクもあり、SFの面白さが少しわかった気がした。 「ホーリーアイアンメイデン」も良かった。妹からの手紙のみで進行する設定の中で、ここまで不穏でやな感じが描けるとは。 各短編同じ作者とは思えない、全く異なる語り口や手法でSFへの造詣の深さが伺える。
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SFって好きだったなあ。筒井康隆、星新一、小松左京、光瀬龍、眉村卓、平井和正、、、新井素子も、、。この作家さんのあとがきで触れられる膨大な情報に驚く。 6つの短編中編は、それぞれ違ったテーマの作品で、パラレルワールド、脳の改変、超能力、人工知能同士の戦い、時間の流れなど、隔たりと...
SFって好きだったなあ。筒井康隆、星新一、小松左京、光瀬龍、眉村卓、平井和正、、、新井素子も、、。この作家さんのあとがきで触れられる膨大な情報に驚く。 6つの短編中編は、それぞれ違ったテーマの作品で、パラレルワールド、脳の改変、超能力、人工知能同士の戦い、時間の流れなど、隔たりと繋がりという解説は言い得て妙だ。中でも最後の「ひかりより速く、ゆるやかに」はなかなかエモーショナルだった。
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たまに題名を目にするので読みたかった。 なめらかな世界とその敵、並行世界もの。短編の中で複雑な設定を齟齬なく読者に簡単に理解させるのって難しいと思ったけどうまくいってる。 シンギュラリティソビエト、高度な人工知能。人の会話が人工知能同士の代理戦争になってる。 全体的に設定がユニー...
たまに題名を目にするので読みたかった。 なめらかな世界とその敵、並行世界もの。短編の中で複雑な設定を齟齬なく読者に簡単に理解させるのって難しいと思ったけどうまくいってる。 シンギュラリティソビエト、高度な人工知能。人の会話が人工知能同士の代理戦争になってる。 全体的に設定がユニークだけど話の膨らませかたがそうくるのかー(ちょっと物足りない)という感じ。あと後書きで膨大なSF小説が羅列してあってこの人はSF小説作家というよりSFオタクなんだなと思った。
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SF短編集。 そういえば私、SF苦手だったんだ。 なんでこの本買ったんだっけ。 内容が頭に入りづらくて読み進めるのが大変だった。 でも最後の「ひかりより速く、ゆるやかに」は面白かったな。 ロマンを感じた。
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