メタバース さよならアトムの時代 の商品レビュー
借りたもの。 メタバース・プラットフォーム「cluster」代表取締役による、メタバースの今とこれから。 著者が語る“メタバース”は非日常体験――現実の延長、代替ではない――世界での自己表現に重きを置いている。 そこで実際、利益を生み出している事に胸をはって語っている。 岡嶋裕史...
借りたもの。 メタバース・プラットフォーム「cluster」代表取締役による、メタバースの今とこれから。 著者が語る“メタバース”は非日常体験――現実の延長、代替ではない――世界での自己表現に重きを置いている。 そこで実際、利益を生み出している事に胸をはって語っている。 岡嶋裕史『メタバースとは何か』( https://booklog.jp/item/1/B09NJL21VR )がグローバル視点の現実世界、日常生活の延長の場としてのメタバースについて解説している点から鑑みると、対のように思える(設計思想が)。 それは著者が「cluster」を作るにあたって『ソード・アート・オンライン』を現実化するという動機なので、さもありなん。
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クラスター加藤氏によるメタバースの本。 メタバースへの愛が詰まっていて、解像度高く未来を解説してくれている良著。 メモ ・メタバースの7条件 永続的に存在する リアルタイム性 同時参加人数に制限がない 経済性がある 体験に垣根がない 相互運用性 幅広い起業個人による貢献 身体性 自己組織化 ・メタバースを目指す二つの観点 メディアへの接触時間 どうしょうもない現実からの解放 ・メタバースに対する希望の一つは、現実の自分が囚われざるをえない土地環境身体から解き放たれるというもの。 ・メタバースの7レイヤー 体験、発見、クリエイターエコノミー、空間コンピューティング、非中央集権化、インターフェース、インフラ ・体験の自動生成という未来 ・VRの三代技術要素 ディスプレイ レンダリング 映像の計算 トラッキング 動きに合わせた映像反映 ・お金が動くのはゲーム、イベント、エロ ・vrはこちらから非日常に飛び込む体験 arはこちらにきてもらう体験。 きてもらいたいものは何か ・日本のストロングポイント ゲーム産業のスキルセットを転用できる ipの強さ 魂が偏在する日本特有のカルチャー
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正直メタバースの価値がまだ実感できてないけど、イベント、ゲーム、エロでもっと普及していくのだろう。デバイスがもっと手に取りやすくなれば参入しやすいだろうな。さよならアトムの時代からまさにドラえもん時代の到来か。α世代というんでしたっけ、メタバースネイティブはどういう感覚で生まれて...
正直メタバースの価値がまだ実感できてないけど、イベント、ゲーム、エロでもっと普及していくのだろう。デバイスがもっと手に取りやすくなれば参入しやすいだろうな。さよならアトムの時代からまさにドラえもん時代の到来か。α世代というんでしたっけ、メタバースネイティブはどういう感覚で生まれてくのだろうか、少し不安だけど楽しみ。 250冊目読了。
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『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』とこちらの書籍を読めば大まかなメタバースがどのように進化していくのか?が分かる内容となっている。 著者は「クラスター」という日本発のVRサービスを提供している会社の代表を勤めており、非常に専門的にメタバースとは何か?について解説...
『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』とこちらの書籍を読めば大まかなメタバースがどのように進化していくのか?が分かる内容となっている。 著者は「クラスター」という日本発のVRサービスを提供している会社の代表を勤めており、非常に専門的にメタバースとは何か?について解説してくれていた。 またメタバースの現在の限界と将来の展望についても著者なりの考察が勉強になった。
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計算機としての歴史やVRデバイスの盛衰など、関連するトピックを取り上げながらメタバースとは何か、メタバースがもたらす未来とは、について述べた本。 メタバース市場のレイヤー区分やメタバースがもたらす将来像などを特に面白かった。これまでSFなどのフィクションだと感じていた世界が実現さ...
計算機としての歴史やVRデバイスの盛衰など、関連するトピックを取り上げながらメタバースとは何か、メタバースがもたらす未来とは、について述べた本。 メタバース市場のレイヤー区分やメタバースがもたらす将来像などを特に面白かった。これまでSFなどのフィクションだと感じていた世界が実現されようとしていることに大きな期待感を抱いた。従来のSNSとは異なり「身体性」を有したリアルタイム体験であるメタバースでは、情報発信からコミュニケーションまであらゆる常識が覆る。アニメや漫画のカルチャーが根付き、ゲーム産業に強みを持つ日本がメタバース市場をリードすることに期待したい。
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外出困難者につき、VRな空間に自分の作品の展覧会場を作ってみたら楽しくて、この本を手に取った。 歴史や概要、これからがとてもわかりやすかった。
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メタバース=人類の描いた夢の生活スタイル ①永続的に存在 ②リアルタイム性 ③同時参加人数制約なし ④経済性 ⑤垣根のない体験 ⑥相互運用性身 ⑦幅広い企業、個人による貢献 ⑧身体制 ⑨自己組織化 コンテンツが創造されていく ゲーム、イベント 空間の中での他者の存在 メ...
メタバース=人類の描いた夢の生活スタイル ①永続的に存在 ②リアルタイム性 ③同時参加人数制約なし ④経済性 ⑤垣根のない体験 ⑥相互運用性身 ⑦幅広い企業、個人による貢献 ⑧身体制 ⑨自己組織化 コンテンツが創造されていく ゲーム、イベント 空間の中での他者の存在 メタバースの7つのレイヤー ①体験:バーチャルが主でリアルが従へ ②発見 ③クリエイターエコノミー:自分が思い描く世界 ④空間コンピューティング ⑤非中央集権化 ⑥インターフェイス:脳とコンピュータをつなげる ⑦インフラ メタバース 日本の強み ソーシャルゲーム産業 ゲーム・アニメ。マンガ キャラクター モノに魂
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お金もかからず、場所もとらない、最小限の生活でも十分満足できるBIのような話しでした。仕事がつけない、仕事ができない生活困窮者や生活保護受給者などはこのメタバースが向いていると思いました。障害あるひとでも、人種も男女差も気にしないでコミュニケーションもとれる多様性な社会も期待でき...
お金もかからず、場所もとらない、最小限の生活でも十分満足できるBIのような話しでした。仕事がつけない、仕事ができない生活困窮者や生活保護受給者などはこのメタバースが向いていると思いました。障害あるひとでも、人種も男女差も気にしないでコミュニケーションもとれる多様性な社会も期待できそうですね。(盲目は無理なのかな?)あとアトムとデータの対比で時代の変化とは意外な視点でした。ただ、人間は身体がある以上、お腹が空いて寒さを感じ暑さも感じ眠気もある。そして老いる。確かに加藤さんが言うように移動しない時代になればco2の排出も最小限になると言うけれど、リアルな生活があってのメタバースなので、水や食べ物住む場所は資源があってのことだと思います。メタバースは無限かもしれませんが、資源は有限です。メタバースが水や空気、土、山、川そして多様な動植物たちなども含め良い環境に提案できたらメタバースファーストになるのかなぁと思いました。
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clusterを運営する著者の視点からまとめるメタバース。数あるメタバースの書籍の中でも、VRや人のコミュニケーションの変容にフォーカスされた本。
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Twitterで『日本の優秀な技術者はゲームを~』みたいな一文を見かけて、それが印象に残ってたので読んだ。メタバースについて、そこそこ分かった気になれた。ミリしらだったので、初めてVRという分野の魅力にとても興味を惹かれたし、未来の可能性がよく伝わってきた
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