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傑作はまだ の商品レビュー

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231件のお客様レビュー

  1. 5つ

    68

  2. 4つ

    83

  3. 3つ

    62

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/06/06

瀬尾さんの小説を初めて読んだ。 ところどころ、とても納得できる箇所があった。 例えば、心温まる交流とか、みんなで集まって何かを成し遂げるとか、いかにも安っぽい小説。 自分の理解力が足らないかもしれないが、もう少し突っ込んでほしかった。 だけどまた瀬尾さんの小説を読んでみたい。

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2024/06/03

なんか満たされないなぁって気持ちになる時に瀬尾さんの本を読みたくなります。 私もどちらかと言うと主人公よりの思考なので、人と積極的に関わろうと思わないし、出来ることなら誰とも関わらずに一人で生きていきたいタイプの人間です。 ただ、子どもと生きてると不思議な事にその考えが変わるんで...

なんか満たされないなぁって気持ちになる時に瀬尾さんの本を読みたくなります。 私もどちらかと言うと主人公よりの思考なので、人と積極的に関わろうと思わないし、出来ることなら誰とも関わらずに一人で生きていきたいタイプの人間です。 ただ、子どもと生きてると不思議な事にその考えが変わるんですよね。子どもと歩いてるだけで地域の人に話しかけられたり、嫌でも親同士で会話する機会も増えますし。そういう機会が増えると人との繋がりって本当に大事だなって気付かされます。 瀬尾さんの小説はなんでこんなに優しいんだろう。私にとって心の栄養剤みたいなものです。

Posted byブクログ

2024/06/01

本作も瀬尾まい子さんワールドに浸れる素敵なお話でした 人との繋がりは大事。 人と繋がることで生まれる煩わしさの方に、 なんとなくスポットが当たり気味な 世の中な気がします だけど人と関わることでしか得られない喜びとか楽しみとか発見とか、ドキドキワクワクってたしかに大きいよなぁ...

本作も瀬尾まい子さんワールドに浸れる素敵なお話でした 人との繋がりは大事。 人と繋がることで生まれる煩わしさの方に、 なんとなくスポットが当たり気味な 世の中な気がします だけど人と関わることでしか得られない喜びとか楽しみとか発見とか、ドキドキワクワクってたしかに大きいよなぁ 視野も自分一人で完結する世界に住んでると、 どんどんどんどん狭まる気がします あとは、自分だけがそうだと思い込んじゃってることも結構あるね

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2024/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

瀬尾まいこさんって本当なんなんでしょう… この主人公、普通に考えたら最低な父親のはずなのにどこか憎めない。美月が実は陰ながら気にかけてくれていたことも智がまっすぐ育っていることも全く違和感がない。なんでこんな設定で魅力的に見えるのか… 人との接触を断ちマイペースに生活している時に人間の本質は闇だと思って書いていたのに実際はそんなに悪いものではないと気付くの、普通なら反対になりそうなものが…あたたかくて素敵。

Posted byブクログ

2024/05/17

人は1人でも生きることができるけど、人と関わればさらに人生が豊かになるということがわかった。智が加賀野の前に現れたことにより、加賀野が幸せになれてよかった。新しい家族の在り方を知れた。智がかりんとうが好きと知ってから頻繁にかりんとうを買ってくる加賀野が可愛かった。

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2024/05/10

そうきましたね。瀬尾まい子さんの作品らしさ満載です。父の心境の変化、美月の思い、智の振る舞い全てに意味がある。家族愛、ご近所さんとの関係ほっこりさせられました。傑作はまだというタイトル素敵です。

Posted byブクログ

2024/05/01

年令を重ねるだけでは人として成長できないことを教えてもらった。 人とのつながりって大事なんだなと感じたが、やっぱり煩わしいとも感じた。

Posted byブクログ

2024/04/07

今回はめずらしく血の繋がりしかないという話やったけど、結局血の繋がりなんてちっぽけなことやなっていう同じ結論に至るのがおもしろい。 智のお母さんがとにかくすごい。愛が深すぎる。

Posted byブクログ

2024/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本来であれば重い話になりかねない設定の中で、こんなにもハートフルに、心温まるお話になっていることがすごいなぁと思いました。 智のキャラクターが本当に可愛くて、主人公の素直さにも心が熱くなりました。2人のやりとりが面白く、テンポよく、少しずつ打ち解けていく過程を読んでいくのが楽しかったです。 美月も本当にいいお母さん。みんなが優しくて、みんながあたたかくて。フィクションより現実の方が優しくてあったかいって、ほんとにそうだなって。ラストの親子3人の場面がジーンときました。

Posted byブクログ

2024/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感動した!瀬尾さんの作品は、終盤に心がぐいぐい動かされる! 美月さんの、母力、そして女性としての自立心が、智をまっとうな大人に育てたのだと思った。 爽やかな読後感。空白の時間を埋めながら、これから「家族」としての物語を紡いでいってほしいと思った。

Posted byブクログ