傑作はまだ の商品レビュー
25年会ってなかった息子と父親との2人の会話ぁとても和やかで面白くて心が温かくなった。 智が会いに来た理由が、純粋でまっすぐで うるうるした。
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平凡に終わっていた 昔つくった息子が作家の父の家に留まる 人懐っこい息子のおかげで近所付き合いを始める 母親がちゃんと父親の作家の両親に息子を合わせていたことがわかる
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読んでいるとどんどん続きが気になってサクサク読めた☆ でも、最初の設定と、最後の展開が強引な気がw こんな虚無な男性は居そうだけど、こんなにできすぎな女性いるかなぁ…? が感想でした。 周りの人がみーんな良い人過ぎるのも簡単な様な…? あっさりした内容の優しい本でした。
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作家と生まれてから25年も会ってなかった息子の話。 人に無頓着(?)な作家は息子との関わりを通して,人との交流へ飛び込んでいく… 孤独な人でも,頑固でないことが大事だなと思った。
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50歳の引きこもりの作家の元に、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子である智が、突然やってくるところから物語が始まる。 孤独に慣れきった加賀野正吉。 活発で要領もよい永原智。 噛み合わない親子2人の生活。 人付き合いがあれば傷つくことも傷つけてしまうこともある。自分...
50歳の引きこもりの作家の元に、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子である智が、突然やってくるところから物語が始まる。 孤独に慣れきった加賀野正吉。 活発で要領もよい永原智。 噛み合わない親子2人の生活。 人付き合いがあれば傷つくことも傷つけてしまうこともある。自分がどう思われるか不安になることもある。でも1人でいれば、そういったストレスも生まれない。ただし1人だけでは生まれない感情がある。 人との接し方を考えさせられる作品でした。
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大好きな瀬尾まいこさんの作品なんだけど、うーん、珍しくそこまで刺さらなかったというのが正直な感想。感想は人それぞれということで…。50代の小説家のおじさんが主人公で、一人称で書かれているんですが、このキャラクターが世間知らずで人とのコミュニケーションや関係性の機微に疎すぎるがゆえ...
大好きな瀬尾まいこさんの作品なんだけど、うーん、珍しくそこまで刺さらなかったというのが正直な感想。感想は人それぞれということで…。50代の小説家のおじさんが主人公で、一人称で書かれているんですが、このキャラクターが世間知らずで人とのコミュニケーションや関係性の機微に疎すぎるがゆえに、彼の目に映る世界が表面的であるところがモノローグに出ていて、味気ないのかもしれない。 そして、学生の頃の行きずりの女性との一夜でできた息子に25年間いちども会わずに知らんふりで独身のまま作家を続け、毎月養育費を義務として送りそのお返しとして息子の写真を毎月受け取っていたにも関わらず会いに行こうという発想に一度もならなかったという主人公の設定に、なんだよこの男は?(怒)となったからかもしれない。 その設定が強烈にあった中で、息子が突然会いに来て孤独な作家に朗らかに接し、ご近所の方たちとの交流を作家に促し、人との触れ合いの温もりを作家に覚えさせ、作家が社会に参加し人の気持ちを慮るようになるという成長を遂げるところを見たところで、涙ホロリにはどうしてもならなかった。この人が25年間してきたことは、人でなしだわよ。 うーん。どう消化してよいのか。。 芸術を生み出す人間にはこういうことが許されるのか…? ただ、最後にかけて畳み掛けるように明らかになってゆく「実は…」の仕掛けは面白かった。薄い本だし、ライトで爽やかなトーンだし、なにか軽くて明るい本が読みたいな、というときにはおすすめする。
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まさに求めていたって感じの本でしたーーー!!! そこそこ売れている50歳の引きこもりの作家のもとに一度もあったことのない生き別れ的な感じの息子がやってきた!孤独に慣れている加賀野と要領の良い息子の智。ふたりのちょっとヘンな生活の話です。 孤独に慣れてしまった。そんな人に読ん...
まさに求めていたって感じの本でしたーーー!!! そこそこ売れている50歳の引きこもりの作家のもとに一度もあったことのない生き別れ的な感じの息子がやってきた!孤独に慣れている加賀野と要領の良い息子の智。ふたりのちょっとヘンな生活の話です。 孤独に慣れてしまった。そんな人に読んでほしいです。この本を読んで人と関わらないとわからない喜びもあるんだと思いました。
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24年間会ったことのなかった息子と1ヶ月過ごしたことで、一人で執筆をしていた作家である主人公が、息子が母親のもとに帰ってしまいどうなっちゃうんだろうと、読んでいても切なさがマックスに達したところで、ご無沙汰をしていた実家に帰り両親に会い、毎月孫と母親が祖父母である両親のところに来...
24年間会ったことのなかった息子と1ヶ月過ごしたことで、一人で執筆をしていた作家である主人公が、息子が母親のもとに帰ってしまいどうなっちゃうんだろうと、読んでいても切なさがマックスに達したところで、ご無沙汰をしていた実家に帰り両親に会い、毎月孫と母親が祖父母である両親のところに来てくれていたことをしる。そして息子に会いに行く。そして3人で月末に会うことになり、とてもホッとしました。息子が帰った後のところから切なくて読むのを止めよとおもったくらいです。ハッピーエンドで本当に良かった。物語ですが、こらからもっとハッピーな3人になって欲しい、一人の読者です。
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小説を書く人は知識が豊富で、視野が広いそんな人だと思っていた。確かにそれは事実かもしれないが、人とコミュニケーションを取ることでしか知り得ない感情もある、そう思った。人と関われば傷つくこともムカつくこともあるし、それがストレスとなって病気になることだってある。でも人と関わらなけれ...
小説を書く人は知識が豊富で、視野が広いそんな人だと思っていた。確かにそれは事実かもしれないが、人とコミュニケーションを取ることでしか知り得ない感情もある、そう思った。人と関われば傷つくこともムカつくこともあるし、それがストレスとなって病気になることだってある。でも人と関わらなければ、人と接することでしか生まれない嬉しい感情に触れることもない。人付き合いは確かに難しいが、人付き合いをしないと生まれない嬉しい感情に目を向けてこれから生きていきたいと思った。
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何気なく図書館で手に取った未読の瀬尾さんの作品。冒頭から、今まさに読みたかった本!と思えるほど貪るように一気読み。 智くんの健やかさと美月の愛情に心がじわっと温かくなった。人間関係が希薄になっている一方で、個を尊重し、相手を受け入れ、コミュニケーションを大切にしている人達がいる事...
何気なく図書館で手に取った未読の瀬尾さんの作品。冒頭から、今まさに読みたかった本!と思えるほど貪るように一気読み。 智くんの健やかさと美月の愛情に心がじわっと温かくなった。人間関係が希薄になっている一方で、個を尊重し、相手を受け入れ、コミュニケーションを大切にしている人達がいる事で、人間ならではの温かい交わりは今も存在する。そう思わせてもらえた作品。読後感が心地良い。人間関係や子育てに行き詰まりを感じている人にオススメ! #健全な精神 #瀬尾まいこさん #子育て #小説好き
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