コールセンターもしもし日記 の商品レビュー

吉川徹(著者)

2022/05/29

仕事は大変だけれど、優しさや喜びも書かれていて楽しく読めた。その後、福祉の仕事に携わるようになり、｢お客の話をじっくり聞いた経験が知的障がいの人の話を焦れずに聞いたり、自閉症の人の行動を急かさず見守ることに役立っている｣とあって、なるほどと思った。

2022/05/09

コールセンターで働く人たちは本当に大変だと思う。まさしく最前線。
言葉の暴力を一身に浴びて、メンタルすり減らして、会社を守る時もある。
ほんと、頭下がります。

しかし、カスハラする人たちって…
カスハラの「カス」は客の「カス」。
なのに中には、料金未納でサービス止められたという、「カス」にもなっていないのにエバる人もいる。
なんなのかなー。

そういう「カス」たちいなければ、きっともっと生産的な世の中になるのに残念だなーと。

2022/05/08

コールセンターに派遣された方本当にご苦労様です。クレーム対応は本当に大変ですネ。まして派遣社員だと時給も安いのかな？相手に対して怒る訳にもいかず動悸もするだろうしストレスもあり大変ですネ。

2022/04/24

コールセンターのクレーム対応の大変さが綴られている。電話越しだと強気で言えることとかあるからだろうなあ。でもコールセンターに限らずどの仕事でもクレーム対応はあるし、むしろ面と向かって言われるとさらに傷つくけどコールセンターならそれは半減かも。

2022/04/24

私はコールセンターで働いてます。

今の職場に就く前は他言語のコールセンターで半年ほどSV（スーパーバイザー）として仕事していた。それまでは全く経験がなかったのに、正社員採用で、就任初日にオペレーターの前に挨拶をしたら、隣に立つ上司に「コウさんはSV候補なので、皆よろしくね。」と紹介されて絶句した。

いやいやいや、SV候補なんて聞いてないし。その給料で？おん？

とまあ、私の話を置いといて、作者の話を読んでいるうち、確かにコールセンターは大変な仕事と思いました。なのに時給に換算すると十五年前と変わらない。うまい棒ですりゃ値上げしたのに。この一冊＝現実とは思わないが、事実とは遠く違いない。作者が経験した不気味なお客様も、一方的に怒鳴りつける人も、今の会社はそうでもないが、前職はさまざまの通訳案件を持っていたので、時々オペレーターが対応出来なくてSVに電話を代わる所はとてもはとてもリアルさを感じました。コンプライアンス的にここでは話せないが、表紙に書いていた内容と近いとも言える。私はわずか二社しか経験した事ないので、作者みたいにたくさんのエピソードを持っていないが、娯楽としてコールセンターの内情を知りたいなら、まあまあ楽しめるのは。

2022/05/22

理不尽な事に遭遇して謝罪する場面は、体験済みであり共感を得ました。人間の本性が垣間見られるので、一種の驚きや怖さを感じました。人間って所詮こんな性分。そういう思いを抱いて読んでみると、意外に面白可笑しく読めた良本です。