コールセンターもしもし日記 の商品レビュー

吉川徹(著者)

2022/10/16

ドコモ系、電話が止められた日のクレーム対応
督促が大変、胆力も必要だし
罵られても受け流す精神力もいる
自分に非があっても高姿勢で責めてくる人がいるんだなあ
セキュリティソフトの継続依頼、
証券会社の採用連絡なども

このシリーズ、前も感じたがなぜこの人が書いているんだろう？という疑問は残る

2022/10/10

電話が嫌いだからというものもあるが、私には絶対務まらない仕事だ。怒鳴られる、それも見知らぬ他人から。訳の分からないクレーマーがいたり、ゴネねればなんとかなると思っている人や揚げ足を取る人がいたり。壮絶な仕事だなあ…メンタルがやられそうだ。

2022/08/30

コールセンターに限った話ではないが、我々が便利な生活を享受している裏に現場で様々な問題と向き合い対応している人々がいることを再認識しなければと感じた。コールセンターの裏側を見て、やはりどんな場面でも、可能ならば自分で調べて確認しておくべきだと痛感した。
個人的には、厳しい生活の中で子の養育費を払い続け、現在も関係を続けている著者の姿勢に（養育費を払わない人間を近くで見ていることもあり）、好感を持った。異動される正社員の気持ちを慮るなど、立場の違いを受けとめつつ、人として思いやれる心遣いや、ある程度のところまでは仕事を成し遂げようという責任感が、契約を終えても様々な場所で働ける秘訣なのかもしれないと思った。

2022/08/23

コールセンターで仕事をする人が個性豊かで興味深かった
作者の人の仕事感が変化していくのも面白い
さらっと読める一冊

2022/07/28

コールセンターでの仕事。
コールセンターの実態、そして、電話する側と受ける側の攻防を日記にしたものである。

そうそう簡単なものではないと思う。
相手の顔が見えないなかでの会話。

どれだけ伝わるか…。
わかりやすく、丁寧に、ポイントを押さえて的確に。

まぁ、それは、コールセンターの種類によるかも知れないが。

だが、伝えるということはやはり難しいと思う。
一方的に怒鳴られたり、文句言われたり…
感情をコントロールできる人じゃないと務まらないだろうなぁと思った。

2022/06/28

派遣だというだけで辛いのに、仕事が理不尽な人の対応なので、休まらない…
お子様とのひとときの描写に癒やされます
タイの生活も楽しかっただろうなぁ

2022/06/17

ドコモのコールセンター時代の話が面白かった。
ストレスが溜まる仕事たとは思っていたが想像以上だった。

2022/06/15

コールセンターのお仕事日記、さぞストレスフルな仕事だろうなと想像できる。
見ず知らずの他人から、毎日毎日電話越しに怒鳴られるなんてひどい。
しかも料金滞納という後ろめたいはずの人たちから憂き目にあわされるなんて...
コールセンターにお勤めの皆様、お疲れ様です。
自分が各種問い合わせをする際は、相手を困らせないよう気を付けようと思う。

コールセンタースタッフの多くが高くない時給で働く非正規の方々。
正社員採用の難しさ、非正規の経済的・精神的不安定さを目の当たりにするとともに、
スタッフに怒鳴り散らしたり、ごねたりする客たちがたくさんいること。
知ってはいたが、こんな大人で日本は大丈夫かと思う。
顔が見えないのをいいことに、勝手にスタッフを下に見て当たり散らし、ごねたもん勝ちな大人、いかんよね。

2022/06/14

派遣労働の闇の部分が見える。これが少数ではなく、非正規雇用が三分の一以上の日本の労働市場では日常茶飯事の光景ともいえる。低賃金かつ不安定、このような人たちの支えがあって日本の企業が成り立っているのだと改めて認識させられる。

2022/06/07

コールセンターは過酷だとは聞いていたけれど、実際の体験談を読んでさらに印象が強くなった。

理不尽に怒られ罵られることの多い感情労働なので、終わった後にヘトヘトになるのも納得だった。

当人に原因があったとしても、抑えきれない不満をぶつける先がなく、とりあえずコールセンターに電話してきて、感情をとにかく出しきって忘れる。
そういう感情の最終処理場の役割を担っているんだなぁと感じた。