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13歳からの地政学 の商品レビュー

4.2

363件のお客様レビュー

  1. 5つ

    133

  2. 4つ

    158

  3. 3つ

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2024/08/05

子どもに買ったものをナイショで拝読 地政学の取っ掛かりとしてとても良い本だと思う。 使っている言葉も文章も難しからず簡単すぎずとてもいい塩梅で読みやすい。 13歳と言わず小学生の高学年からもう楽しく読めると思う。また大人にとっても再確認できることもあるだろうし、地理が苦手だった...

子どもに買ったものをナイショで拝読 地政学の取っ掛かりとしてとても良い本だと思う。 使っている言葉も文章も難しからず簡単すぎずとてもいい塩梅で読みやすい。 13歳と言わず小学生の高学年からもう楽しく読めると思う。また大人にとっても再確認できることもあるだろうし、地理が苦手だった人には学び直しにとてもいいでしょう。 この本を読むと、以降に見る読むニュースを違った角度から考える事が出来るのではないでしょうか。

Posted byブクログ

2024/08/03

文章が好き ◯ 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 大人の学び直し。 自分の不勉強を情けなく思う。 学生時代にこういう分野の勉強もしておくべきだった、とつくづく思う。 大学受験の時に「地理なんて」と見向きもしなかったのが、悔やまれ...

文章が好き ◯ 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 大人の学び直し。 自分の不勉強を情けなく思う。 学生時代にこういう分野の勉強もしておくべきだった、とつくづく思う。 大学受験の時に「地理なんて」と見向きもしなかったのが、悔やまれる。 わかりやすい文章で、地球の今を解説してくれています。 おすすめです。

Posted byブクログ

2024/07/28

読み易いし、分かりやすくとても勉強になった。 様々な地政学の本があるが、先ず初めに読むならこの本がおすすめできる。 一部情報が少ない気もするが、13歳の触りとしては十分だと感じた。 終わり方が地政学以前に人としてとても大事なことを教えてくれて、とても良かった。

Posted byブクログ

2024/07/27

2024.13 図書館 本屋でかなり取り上げられている話題の書 確かにこれは良い本やった カイゾクという怪しげなおじさんと兄妹のやりとりを通して地政学を学ぶ ビジネス書にある「世界の各地域ごとの地政学」というよりは、なぜアメリカが中心?海の重要性などトピックごとに語られていて...

2024.13 図書館 本屋でかなり取り上げられている話題の書 確かにこれは良い本やった カイゾクという怪しげなおじさんと兄妹のやりとりを通して地政学を学ぶ ビジネス書にある「世界の各地域ごとの地政学」というよりは、なぜアメリカが中心?海の重要性などトピックごとに語られていて分かりやすい ニュースでも世界情勢については疎くてちょっと避けてる部分あったから、そこの苦手意識払拭にちょうど良い本だった 地政学にも興味あるのでなにか一冊読もうと思う

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2024/07/25

小説感覚で読めるが、教養に満ちた本だと思う。地理や歴史を学ぶ意味は、大人になるとすごく良くわかるし、面白いな、学び直したいなと思うけれど、なぜ大切かを言語化するのは難しいなと思っていた。この本を読めば、世界の歴史から何が学べるかがよくわかる。しかも、単に、地理や歴史の意味だけでな...

小説感覚で読めるが、教養に満ちた本だと思う。地理や歴史を学ぶ意味は、大人になるとすごく良くわかるし、面白いな、学び直したいなと思うけれど、なぜ大切かを言語化するのは難しいなと思っていた。この本を読めば、世界の歴史から何が学べるかがよくわかる。しかも、単に、地理や歴史の意味だけでなく、言葉を知ることの意味、知識の意味を教えてくれる。142ページから、145ページあたりに書かれているが、ここだけを読めばいいのではなく、全体を読んでほしい。 私は本を読むことが好きだし、世界の目標、世界における弱い立場の人への関心はそこそこある方だと思っていたが、知らないことがたくさん出てきて、無知をを自覚することができた。豊かさの中で、見逃していること、豊さを支える人(ポジティブな意味だけでなく、搾取されている人もいること)に思いを馳せ、生活したいと思う。 この本を読み終えた今、これまでと違った見方で世の中を見られるようになっているのだろうか。大人になっても学び続ける意味、若者の疑問を大切にして常識を疑うことは大切なことだとわかった。

Posted byブクログ

2024/07/23

分かりやすく一気に読める。青少年向けの本。「本書をキッカケに、世界情勢のニュースや本などに関心を持ってほしい」という意図で書かれたんでしょうね。

Posted byブクログ

2024/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1.物も情報も海を通る 世界中の貿易の九割以上が海を通っている。 アメリカが超大国と呼ばれているのは世界の船の行き来を仕切る国だから。また、ドルが1番強いからアメリカは打ち出の小づちを持っているようなもの。 海底ケーブルなしにはインターネットは成り立たない。そしてアメリカは1番多くの海底ケーブルを張り巡らせている。海を抑えれば情報を抑えることができる。 しかし、情報は多すぎると持っていないことに近くなる。目標やそのための計画がなければ、どんなに強い武器や情報があっても使いこなすことは難しい。 世界で最も大きい海水堆積を持っているのは日本。 経済成長の度合いは人口と技術の伸びによって決まる 2.日本のそばに潜む海底核ミサイル 核兵器は、いつまでも潜っているための原子力潜水艦、海の中からミサイルを発射する力、それにら潜水艦を隠すための深く、縄張りにできる安全な海を、3つ確保できて初めて最強のアイテムになる。 中国は原子力潜水艦を隠すために南シナ海をほしがっている。 領土というのはぼーっとしてたら取られるのが世界の常識 遠くと交わって仲良くした上で近くを攻める。ひいては攻められないように準備をするというのが「遠交近攻」 3.大きい国の苦しい事情 中国とロシアの国境のほとんどの区間は何もない。ポツポツと出入りできるポイントがあるだけ。 大国の侵略的な行動には、自国を守ろうとする心理が働いている。 出ていこうとする遠心力と、引き留めようとする力、その二つの力が常に働いている。 中国の治安維持費は国を外の敵から守るための国防費よりも高い 戦争に勝てば、国民にリーダーであることを納得させやすくなる 4.国はどう生き延びる消えていくのか NATOにはアメリカという強い国が入ることでドイツだけ強くならないようにバランスをとっている。全ての平和はバランスから生まれる その国のトップである王様の求心力があれば、国民が協力するようになる。 王様と首相のワークシェア 大国と比べてハンデのある小国の外交官はめちゃくちゃ優秀 5.絶対豊かにならない国々 アフリカが貧しい理由は国のお金を政治家が海外に流しているから。タックスヘイブンなど。国を人の体に例えるとお金は血液。 アフリカは民族が混在しているから、リーダーは国民のためではなく、自分の民族のためにお金を使ってしまう 民族問題が大きい国では民主主義は機能しにくい 一方シンガポールは他民族でも豊かになった 世界は加害者側の国と被害者側の国に分かれる。 6.地形で決まる運不運 テロ戦法は弱い立場の人々にとっては有効な戦い方。ヒーロー的存在 北朝鮮のように攻められやすい半島は、大きな国の間に挟まれていること。他の国との境目に川や山など大きな自然の障害物がないこと、豊かな資源や農産物便利な港といった貴重なものがあること。という特徴がある。 自分が属している民族が中心となっている国に住めるのは当たり前じゃない。 日本は敗戦ではなく終戦として、天災のように扱った。 過去のネガティブな歴史は多くのケースで今の社会問題の原因になっている。 7.宇宙から見た地球儀 中国が4000年の歴史の中でこれほど外国との関わりが必要になったことがないので、関わりが下手。 グリーンランドは最近いろんな国の縄張り争いの場になっている 情報もタダほど怖いものはない 温暖化で北極の氷がなくなることで恩恵を受ける国もあるから、立場によって温暖化も見方が違う 日本が極東と言われ、違和感がないのはヨーロッパを中心にして世界を見ることを受け入れているから。歴史上、強い大国は自らが中心であるという世界観を他国に受け入れさせてきた

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2024/07/15

地政学の視点で見ると、今の世界の状況が少し理解できる。 アメリカが絶対的に有利なこと、 日本は豊かだったからみんな英語を学ぼうとしなかったこと、(大国病)など。 特に心に残ったのはシンガポール建国の父、リー・クアンユー。民族を超えたシンガポール人という意識を持った人たちを作ろう...

地政学の視点で見ると、今の世界の状況が少し理解できる。 アメリカが絶対的に有利なこと、 日本は豊かだったからみんな英語を学ぼうとしなかったこと、(大国病)など。 特に心に残ったのはシンガポール建国の父、リー・クアンユー。民族を超えたシンガポール人という意識を持った人たちを作ろうとした。こんな政治家が日本にいれば、新しい日本になれるかもしれない。

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2024/07/07

自分の無知さをどうにかしたくて手に取った 自分の身の回りで起きていることなのにあまりにも知らなさすぎることをわかりやすく記してあって読みやすく、面白かった 興味のきっかけになる一冊

Posted byブクログ

2024/07/07

隣国との国境、大国との位置関係などでその国の政策が決まってくることを学びました。 中国が世界中に進出しようとする理由が分かりました。 国同士や民族同士の関係は、相手の立場になって考えることが重要だと学ばせてくれる内容でした。

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