ほったらかし投資術 全面改訂 第3版 の商品レビュー

山崎元(著者),水瀬ケンイチ(著者)

2024/08/15

2024.9th
ドルコスト平均法が一人歩きしてるのに対して、この本では一括投資できるのであればその方がいいと言っている。なるほど！よく考えたらそのとおりですね…(*´-`)
エッセンスは驚く程少ない本だけど、実用書としてはそれくらいの方がいいんだろうなぁ！

2024/05/03

もっと前に出ていた。第一版は読んでいたが、第3版を初めて読んだ。主張は同じだが、表現や商品がアップデートされていて読んでよかった。

2024/04/30

投資するなら、長期・分散・低コストがキーワード。

ほったらかし投資の実践として、
・まず始めること
・そして続ける
・売り買いすることではなく、持っていることが投資だ。
・証券会社窓口ではインデックスファンドを購入出来ないことが多いが、手数料の高い投資信託やファンドラップは絶対選んではいけない。
(インデックス・ファンドとはインデックス(株価指数)に連動するように運用する投資信託のこと)
・解決方法は、東京証券取引所に上場されていて、どこの証券会社でも取引できるはずのETF(上場投資信託)の中から適当な選択肢を探すこと。
・投資は全世界の株式に投資するローコストなインデックス・ファンドにする。
・ターゲットとする株価指数は、全世界株式(日本含む)が良い。
・運用管理費用(信託報酬)が年率0.25%程度までとする。
・おすすめ金融機関は、楽天、SBI、マネックス。

三菱UFJ国際投信の「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」が、今回著者達がベストだと考えるリスク資産の運用対象。

その他の学びは、
・R0E(が高いこと)で銘柄選びをすると上手くいかない」ことは経験則的な常識。
・外国株式のインデックスのリスクは、大きい順に、「新興国(MSCI)」>「S&P500」>「先進国株(日本除く、MSCI)」>「世界株(日本除く、MSCI)」>「世界株(日本含む)」
・毎月分配型の投資信託、ファンドラップ、外貨建ての生命保険などは手数料が高く、持たない方がいい資産。これら三つの商品は、かつて金融庁が「金融レポート」で、問題があるとして取り上げたもの。即刻解約して、ほったらかし投資術に編成し直すことを勧める。

一時期、退職後2000万円が必要とのニュースが話題になったが、色々と条件があるため、あまりあてにはならないものとはなっている。しかし老後の資金は、誰にも必要だ。
普通のサラリーマンの場合(厚生年金あり)、手取り所得の20%くらいを貯蓄・投資に回しておくと、老後のお金が準備できる計算になる(年金と合わせて、現役時代の支出の70%くらいの生活が30年くらいできる)らしい。

あまり投資の知識がなかったが、国としてNISAやiDeCoを勧めているし、日本の公的年金の積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、ほとんどインデックス(パッシブ)運用をしていることから、「投資怖い」と(もちろんリスクはあるが)最初から拒否するものではないことが理解出来た。

2024/04/14

ほったらかし投資術
著者：山崎元　水瀬ケンイチ
2022年3月30日　第1刷発行
2024年2月10日　第11刷発行

・全体感
いわゆる「ほったらかし投資」のバイブル。改訂されて3版目。
全体としては、既に知っていることが大半で、インデックス投資の良さを強調する内容。極論、投資に回せる資金は全てオールカントリーの投資信託につっこんでほったらかしておけばよいというのがこの本が言いたいこと。確かに、ポートフォリオ理論を前提に考えれば、統計的に正しい。また、株式への知識がなくさらに求めておらず、それでも資産を運用して増やしたいという人にはマッチする考え方。ただ、少しでも自分で勉強して考えて投資していきたいと願う人には、このやり方は物足りない。つまり自分にとっては、全体のポートフォリオの一部にオールカントリー投資信託を組み入れる根拠としては成り立つ内容。4月から仕事が忙しくなり、ちまちま個別株の値動きを追いかけられなくなった。それでも毎月幾ばくかは、自動的に積み上げているとわかっているから安心できる。市況の良い時も悪いときも、つきあい続ける気持ちで。

・個人向け国債の意義
無リスク資産としての個人向け国債（変動金利型10年満期）
1)長期金利の66%の利息が半年に一度支払われる。（最低金利0.05%)
2)10年目に元本が償還される。
3)過去2回分の利息をペナルティとして支払うと、常に元本100%が払い戻される。
1行1000万円のペイオフリスクを超えた部分への対応策として有効。
金利が高騰すると、長期国債の価格が下がる。
極論、預金している銀行はBSに穴があいて経営破綻する可能性がある。
国債については主留似よって影響の出方が違う。
固定利付き長期国債の価格は下がるが、変動金利10年満期型は利息が上昇するだけで元本割れしない。
→国債暴落が起こった時、個人向け国債変動10年満期は銀行預金より安全。

2024/04/09

・基本的には長期、分散、低コスト
・アクティブファンドは大きく稼げる可能性はあるが、長期で見たらインデックスファンドに負ける
・概ね3ヶ月〜6ヶ月分の生活資金を確保して、普通預金に入れる
・運用資金の中からリスク資産の保有額を決定する。
リスク資産の額は、「最悪の場合1年後に３分の1程度損をするかもしれないが、同じく3分の1程度の確率で4割ぐらい儲かる場合もあり、平均的には年率5%程度の収益率が出る資産をいくら持つか」と自問して決める。

2024/03/24

既に実行していることなので、自分の行動変容には至らないが、より納得して投資行動を続けられる安心感を得ることができた。
とても読書思いの本であり、投資初心者向けです。

2024/03/24

NISAやiDeCoを活用した基本的な投資方法について書かれている。
しかしそれらの情報はYoutubeでいくらでも情報があり、そちらのほうがシンプルでとっつきやすい。

Youtubeでは説明されていないような、より細かい情報が本書にあるが、
そこまで知っておくべき情報でもない。

また、構成がわかりにくく、なぜここでその話をしているのか、
今一体何の話をしているのかがわかりにくいと感じた。

2024/03/03

投資はまず始める事、続ける事、止めない事この３点をやりきればほったらかし投資になる。買うのはオルカンかS&P500このどちらかで毎月買うこれだけを今から始めるそれだけ！

2024/02/17

投資とはリスクを買うこと。
市場に居続けることが投資である。
インデックス投資に勝てるアクティブファンドは少数。
手数料は最安に。
マーケットタイミングを探らない。

など。

総じて、とにかく耐えうるリスク資金を設定して、リスクの可能性を織り込んで、オルカンを買いましょうと書いてあった。

とりあえず言われた通りにしてみました。

2024/02/17

投資初心者に良いとよく聞くので読んでみました。個人的にはYouTube(両学長など)や厚切りジェイソンさんの書籍などのほうがわかりやすいかと思います。内容は皆同じようなもので、どの意見をメインで取り入れるかは個人の判断になると思います。途中初心者には難しい内容もあり、完全に理解はできませんでした