早朝始発の殺風景 の商品レビュー

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113件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2022/10/05

高校生の日常ミステリーの短編集。ホンワカした感じの話もあればちょっと尖った話もありつつ。青春ミステリーって感じかなぁ。メロンソーダ・ファクトリーのお話は好きでした。

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2022/10/02

短編集あんまり好きじゃないけどこれはどの話も面白くて良かった 短いのにオチもあってユーモアもちょうど良くてライトにおすすめできる さいご登場人物揃い踏み!てやつあんまり好きじゃないんだけどちょっとだったから許す

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2022/10/01
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書店で急に見つけた一冊。高校生の日常、というにはちょっと酷なこともあるミステリ。かなりライトな文章で読みやすいのだけど、謎は結構重め。殺人とじゃなくても、この年代にはどうしても、の謎たち。 表題作はガチ。始発に乗って登校するところから、まさかの事態になったところで終わる。と思ったらエピローグがあって。そこですべての登場人物が出てきてその後の彼らを知れるところが好き。 メロンソーダ、後輩はなぜ自分を観覧車に誘ったのか、捨て猫、プリンを好きになった彼女。久しぶりに好きなライトだった。

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2022/09/22

さくさくと緩やかに進んでいく会話部分と、推理するときの雰囲気の切り替えと、気になるけど別に解かなくても問題ないような絶妙な謎が面白かった。

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2022/09/18

再読ですが、やっぱり好きな短編集でした。 ワンシチュエーションもののミステリですが、会話の中で見え隠れするものと、がらりと風景が変わるような気づきが強烈。そしてその周りでの関係性に繋がる構成、青春ミステリの心地よさが詰まっていました。良い。 初読時は表題作、「メロンソーダ・ファク...

再読ですが、やっぱり好きな短編集でした。 ワンシチュエーションもののミステリですが、会話の中で見え隠れするものと、がらりと風景が変わるような気づきが強烈。そしてその周りでの関係性に繋がる構成、青春ミステリの心地よさが詰まっていました。良い。 初読時は表題作、「メロンソーダ・ファクトリー」が特にお気に入りでしたが、今回は「捨て猫と兄妹喧嘩」がびびっときました。猫の扱いと物語の乗せ方。

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2022/09/08

詳細は公式作品紹介で読めるので、そちらで。 短編集ですが、同じ地域の出来事として繋がっているので、エピローグで、登場人物達をもう一度楽しむことができます。人が死んだりするのや、怖いのがダメで推理小説を読まない人にオススメ。短編より長編好きなのですが、これはお手本かって言うくらいど...

詳細は公式作品紹介で読めるので、そちらで。 短編集ですが、同じ地域の出来事として繋がっているので、エピローグで、登場人物達をもう一度楽しむことができます。人が死んだりするのや、怖いのがダメで推理小説を読まない人にオススメ。短編より長編好きなのですが、これはお手本かって言うくらいどの作品もお見事!な出来で、全て高校生のお話で日常も良く書かれていて、中高生が面白く読んでくれそうなところが秀逸でした。 ちなみに、殺風景は人名です。

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2022/09/02
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表題作の「早朝始発の殺風景」と続編の「エピローグ」もそこそこに面白いのだが、1番好きなのは「夢の国には観覧車がない」である。 伊鳥の性格の悪さが面白すぎるのだ。 ミッキーのマークを増やし、偽隠れミッキーを本物だとSNSに投稿されたものを見て「ほくそ笑む」…何と意地悪な人だろうか。 そして、夢を壊しに行く。 観覧車はロマンチックな乗り物なのに、夢を壊す乗り物に変わる瞬間が何とも言えない。結局、伊鳥という人物は少し性格が悪いのだ。そういうところが、この短編に面白さを添えているのかもしれない。

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2022/08/27
  • ネタバレ

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短編集。 エピローグでそれまでの短編に出てきた登場人物が出てくるのよかった~。 これをどう連ドラにするのか気になる。

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2022/08/25

同じ町の高校生たちの短編ストーリー。青春ものかとも思ったが、きちんと作中の謎の種明かしがありミステリーとして面白かった。さらっと読める反面、物語を通したテーマ性などは特に感じなかった。

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2022/08/18
  • ネタバレ

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同一沿線沿いで日常を送る学生たちが主人公の短編集。 エピローグ以外で絡むわけではないけれど、世界が共有されているタイプの作品好き。 以下抜粋して雑感 『早朝始発の殺風景』 いや殺風景って人名かよ!って、まずそこよね(笑 実在するのか調べちゃったよ。 悪人に対して犯罪行為で仕返しをするという話で、自分はそういったことに抵抗がないのでオチまで楽しく読めた。 収録作品で一番好き。 『メロンソーダ・ファクトリー』 女子校生三人組がダラダラしている描写が楽しい。 ゆるゆる日常系作品のノリ、大好き。 そこからミステリ展開に突入してもキャラクターの持ち味を崩さないのも見事。 『夢の国には観覧車がない』 巻末解説にもある通り、主人公の意中の人「葛城」の性別が周到に排除されて書かれている。 そのへんを考えながら読んでニヤニヤしちゃう。 これまた解説からの引用で「そういう性別で読む話ではない(性別など関係ない)」なんて書かれているけれど、自分はこれとは正反対で、書かれていないからこそ各自が性別を考えて読むようになるわけで、書かれていないからこそより一層性別というものが浮き上がってくる作品なんじゃあないかなと感じた。 『エピローグ』 加藤木くん、殺風景さんの復讐に付き合ってあげたのね。 えっ、ただの会話劇かと思ったらここから本格ミステリになるなんて!とビックリな短編集。 衝撃的な驚きではなく、じんわりと染みるような驚き、そして読後感。 とても面白かったです。 帯によるとドラマ化するらしいけど全6話だそうで。 でも収録作品は(エピローグを除いて)全5話。 エピローグで丸々1話使うわけにもいかないだろうから、もしや特別書下ろしがある!?

Posted byブクログ