プロジェクト・ヘイル・メアリー(上) の商品レビュー

アンディ・ウィアー(著者),小野田和子(訳者)

2024/02/20

私のように理系や数字に疎い人には上巻の中程までは我慢です！後半からぐんぐん面白くなりますので頑張ってください^_^

2024/02/15

評価が高く、でも上下で単行本なので、私に合うかなー読めるかなー（三体もこう考えてまだ読んでません。。。）と思いましたが、やっと読みました。
私の科学、生物学、数学、等々の知識では追いつけないところは、じっくり調べながら、大事に？読んでいったので、結構時間かかりました。大事に読んだ、読み飛ばさなかったのは、ここで飛ばすと２冊も読みつづけられないかもという不安と、どんどん面白くなっていくのを感じたので。

そして、上巻最後のページをに三度名残惜しく読んで、下巻に突入しました。素晴らしいと思います。

2024/02/13

主人公が何もわからないところから始まるので、読み手とのシンクロ率高い。一緒になって謎を考えているうちに、物語にハマっている。主人公が危機や謎をユーモアたっぷりに乗り越えていく様は気持ちがよい。、ところで私は物理も科学もさっぱりだけど、それでも読めるということはすごいです。

2024/02/12

え、え、めっちゃ難しくない…？！
評価高いし手が止まらなかった！てあったけど難しくない…？！
コールドスリープから目覚めた主人公が、近い未来訪れる地球の氷河期を救うため片道切符で調査をする、っていうわくわくする内容だし、ロッキーとのコミュニケーションも夢見る内容だけどとにかく難しい…意味わからない単語が多すぎる…
でもなんとか上巻読みきったので下巻行きます。

2024/02/12

とりあえず上巻読了。

序盤は学生時代に化学で赤点をとったことがある自分には頭の痛くなるようなページが続いて離脱しそうになったのだが、中盤のとある場面から加速度的に面白くなってくるので自分と同じような人も是非我慢して読み進めてみて欲しい。

下巻も期待。

2024/02/11

ここ1.2年読んだ本の中で一番面白いです。ネタバレ一切なしで、とりあえず読んでみて欲しい！

下記は下巻含めたネタバレなので注意してください。

ここはどこ？私は誰？状態でほぼなにも思い出せない状況の主人公が、実験で宇宙にいることを理解するという序盤の展開からすぐに惹き込まれます。
実際に理解出来ているかは別として、実験の方法やその結果についてもかなり分かりやすく、専門用語はそこまで出てきません。翻訳も自然で読む上でノイズになるようなものを一切感じませんでした。

そして途中からまさかのバディものになるという衝撃！ロッキーが出てきたときは面白展開すぎて思わず笑ってしまいました。コミュニケーションの取り方も、だんだんPCの翻訳を見なくても言葉が分かっていく過程も良くて、2人のことがどんどん好きになってしまいます。
また、記憶を取り戻すことによって分かる過去の話も、主人公が超人過ぎないのが良い塩梅でした。人間たちもみんな魅力的です。

2人がどんな困難な状況になっても、どうやってここから解決するんだろう？とワクワクしてしまう、エンターテイメントとして楽しめる素晴らしい作品でした！

あと1番最後のシーンが良過ぎる。
主人公、良かったね...！

2024/02/04

何一つの予備知識を入れずに読んだ方がいいよ！…と以前ブクログのレビューで見かけて以来、きちんと誓いを守り続けて、いよいよ手を出したハードSF上下編。
あの時に見かけたレビュアーさんの導きがもし無かったら面白さは半減、場合によってはそれ以上の損失をしていたかもしれない。そのくらいの期待と緊張感でもって取り掛かった方が良いと思う。

ですので、私も何も書かないことに致しました！

ここはどこ、私は誰、今はいつ、私は何をすればいいの、同じ部屋に横たわる二体の白骨死体は？？というまるきりゼロの状態から、徐々に戻ってゆく男の記憶。ぼやける思考のなかで唯一つだけはっきりしている事がある。

「ぼくは科学が好きだ。それはわかっている。ささやかな実験だったが、わくわくした。」(p40)

これは全編を通じて作品に通っているマインドであり、この作品の醍醐味でもある。

さあ肩の力を抜いて、壮大で無辺広大な無重力の海へ旅立ちましょう。

とりあえず下巻へ。

16刷
2024.2.4

2024/02/04

これぞSFの傑作！エンターテイメント大作の売り出しに偽りなし！
夢中になって読み進めており、時間があっという間に経ってしまいました

物語は、人類存亡を賭けた任務を託され、記憶を失ってしまった一人の男が、自分が置かれた状況を科学的に実証し、整理しながら少しずつ解明していくところから始まります。物語前半のこのプロセスが非常に痛快で、事実が一つずつ明らかになっていく様にページをめくる手が止まらなくなります！後半からはそれまで予想だにしなかった事実や邂逅が・・・ミステリー好きにも自信を持ってお勧めできる作品です ;)

主人公のユーモア溢れるジョークの飛ばし方に既視感があったのですが、それもそのはず、アンディ・ウィアーは映画「オデッセイ」の原作「火星の人」を書いた著者でした！「オデッセイ」の方も科学的な根拠に基づいたストーリーテリングと、人間味溢れるユーモアが巧みに織り交ぜられており、火星における孤独なサバイバルであるという事実を時折忘れてしまうほどでした。「オデッセイ」も良かったなぁ・・・（実は映画の方しか観てないのですが・・・（その内原作も読んでみようかな。。。））
さらに、現在ライアン・ゴズリング主演で本作の映画化が進行中とのこと！！待ちきれない・・・！！

まだ上巻を読んだだけですが、読む者を夢中にさせるだけでなく、知的好奇心を刺激し、心を温かくする不思議な力を持っていると感じます。アンディ・ウィアーの天才的な才能が光るこの作品、SFファンはもちろん、幅広い読者に是非読んでみてほしいです！

早く下巻読まなきゃ！！！

2024/02/19

☆2023（令和５）年末・ゆる言語堀元さんおススメ・佐久間さんおススメのネット記事→本屋に行く度探している自分・出先で時間潰し＝本屋の性格を変えたいR060204Sun

☆R060218Sun仕事忙しくてじっくり読めず・世界観に浸れず・映画化されたら見るか？・SFを読むこと＝現在想像もできないアイディアの創造に役立つ

2024/02/03

ワオ！まさにワオ！オーケイ、面白いよ。って、ついつい言いたくなる気分で上巻読了。

何も分からない状況で物語が始まり、徐々に記憶を取り戻していくほどにグイッと引き込まれていく。明かされていく真実は桁外れなものなのに、現実への影響が目に見えて大きいわけではないところが怖い。ゆっくりと侵食され続け、気づいた時にはすでに遅いというような感覚。だが、地球に多大な影響を及ぼしてでも生存にかけるプロジェクトの決死の覚悟と背徳感には少なからず興奮してしまう。排除すべきものですら究明し利用してしまうしたたかな人類。人類と同じ脅威に晒されているコミュニケーション可能な知的生命体。宇宙空間で進行するプロジェクトがどうなっていくのか、地球とエリダニはどうなるのか、下巻もきっとワオの連続だと期待しておこう。