山亭ミアキス の商品レビュー
思っていたよりホラー要素が強かった。 心に迷いがある人間でも、猫たちはその人となりを見て襲う相手を判断してるのが分かってよかった。
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マカンマランのような暖かい作品かと思いきや 人のこころの暗い部分に焦点を当てた作品。 長靴をはいたねこ以外にも猫にまつわる 神話や物語があるんだな。
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猫魔ヶ岳で修行をする猫とそこに迷い込む悩みのある人々の不思議なお話し。 猫に纏わる各国の神話、民話が出てきて興味深い。
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虐待された女の子の話から始まる。 序章から心が苦しくなって どう展開されるのかな〜て思ったけど すごく面白かった! 悩みに悩んだ人たちしかくることが できない山亭!近くの湖! そこに来ると悩みが晴れてくるというか 答えが見えてくるようになるというか、、、。 怖いけど解決方法が...
虐待された女の子の話から始まる。 序章から心が苦しくなって どう展開されるのかな〜て思ったけど すごく面白かった! 悩みに悩んだ人たちしかくることが できない山亭!近くの湖! そこに来ると悩みが晴れてくるというか 答えが見えてくるようになるというか、、、。 怖いけど解決方法が見つけられるなら 行ってみたいなと思ってしまった(笑)
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手元に置きながら読むのが遅くなってしまった。 事前情報で、注文の多い料理店のような話なのかと思いこんでしまっていた。 冒頭の児童虐待の事件が山亭とどうつながるのか、不謹慎ながらにワクワクしながら読んだ。 人間の精気を吸い上げようと何かを抱えている人間を呼び寄せてる山亭のオーナ...
手元に置きながら読むのが遅くなってしまった。 事前情報で、注文の多い料理店のような話なのかと思いこんでしまっていた。 冒頭の児童虐待の事件が山亭とどうつながるのか、不謹慎ながらにワクワクしながら読んだ。 人間の精気を吸い上げようと何かを抱えている人間を呼び寄せてる山亭のオーナーたち。 でも、なぜだろう。 呼び寄せられた人たちは、山亭を出る時には不思議と元気に前向きになっている。 ダークでもあり、心温まる話でもあり、物悲しくもある不思議なファンタジー。 あちこちに出てくる世界の逸話とからくり時計がとても印象的でした。 なにより、出てくる食事や飲み物、デザートがとても美味しそうでした。 元気が出ない時、マカンマランと合わせてこちらも読みたい一冊になりました。
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猫が霊力を得るために全国に「猫岳」とゆう修行場があることは何かの本で読んだ事があるような「猫魔ヶ岳」もその一つ。妖術を使って迷える人たちを洋館のようなホテル「山亭」に導く。 マカン・マランのようなところをイメージしてたのですがちょっと不気味にダークでした。オーナーをはじめ従業員た...
猫が霊力を得るために全国に「猫岳」とゆう修行場があることは何かの本で読んだ事があるような「猫魔ヶ岳」もその一つ。妖術を使って迷える人たちを洋館のようなホテル「山亭」に導く。 マカン・マランのようなところをイメージしてたのですがちょっと不気味にダークでした。オーナーをはじめ従業員たちもオカマ以上にミステリアスでした。 ぼったくり宿かと思えばそうでもなさそうで、なんのためとかわかりぬくいのですが訪問者にあわせて接待の設定が違うみたい。 ヒモ男がやってきた時の歓待ぶりはゾクゾクしましたが、人の世のゴタゴタなんかよりも、もっと崇高で神秘的な命について見直すことができました。 古今東西の猫にまつわる童話や民話、神話まで興味深く仕掛け時計が午後4時の鐘を打つのが楽しみでした。
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短編 一話読み終えるたび何となくこういう事が言いたいのかなと、霧がかかった感じ。 人生色々ある中 悩んだり迷ったり怒ったり、その都度誰か関わっている人がいるということなのかな 急がず見つめ直す事で悩みを解決していくこともできる。 心に残った文 P268三枝弁護士の言葉 「子供の...
短編 一話読み終えるたび何となくこういう事が言いたいのかなと、霧がかかった感じ。 人生色々ある中 悩んだり迷ったり怒ったり、その都度誰か関わっている人がいるということなのかな 急がず見つめ直す事で悩みを解決していくこともできる。 心に残った文 P268三枝弁護士の言葉 「子供の虐待は、大抵、手遅れになってから大ごとになる、でも、それじゃあ、意味なんて一つもないんだよ。死んでしまってから大勢で騒ぎ立てたって、遅いんだ」 子供に親は選べない。
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少しホラーよりな不思議な話。 猫のスタッフは個性的だし、自由だなと思う。 それぞれ餌食となった人たちは、みんなが良かったとはならない。
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うーん。 予想通りあまり好みではなかったなぁ。 独特の世界観はあり、御伽話なんだけど重い。 好き嫌いが分かれそうな作品だなぁ
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古内一絵さんの本、ずっと読んでみたかった。 マカン・マランはセットで買い揃えたいと思っているので、今回は別本で。 薄くて短編なので、気負わず読めるかなと。 プロローグの部分は現実的な重さだったけど、各章に出てくる訳アリの主人公と山亭スタッフの猫たちの絡みはホラーのようなファンタジ...
古内一絵さんの本、ずっと読んでみたかった。 マカン・マランはセットで買い揃えたいと思っているので、今回は別本で。 薄くて短編なので、気負わず読めるかなと。 プロローグの部分は現実的な重さだったけど、各章に出てくる訳アリの主人公と山亭スタッフの猫たちの絡みはホラーのようなファンタジーのような不思議なお話。 それを経てのエピローグは感動もの。 猫好きの人は楽しめるけど、そうじゃない人は「猫怖い」と思われるかも。
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