山亭ミアキス の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スッキリもしないし、ほっこりもしない、でも、一応皆次へのステップが踏み出せる最後。最初に亡くなった女の子も最後の最後に救われた・・・と思いたい。失うものもありつつ、密やかな監視?もありつつ、人生をまた歩みだそうと思えることは決して悪いことではないな、とも思いながら、少し不気味な気配もあって、不思議な読後でした。面白かったです。
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他作品から、勝手にほっこりをイメージしていましたが、雰囲気は全然違ってました。 山亭ミアキスに導かれた悩みを抱える人たちの連作短編集。 救いの物語なんですが、超絶美形オーナーと美味しいご飯にうっとりした後は、漏れなくゾクッがついてくる。 作中のアイルランド出身パンガーさんの料理...
他作品から、勝手にほっこりをイメージしていましたが、雰囲気は全然違ってました。 山亭ミアキスに導かれた悩みを抱える人たちの連作短編集。 救いの物語なんですが、超絶美形オーナーと美味しいご飯にうっとりした後は、漏れなくゾクッがついてくる。 作中のアイルランド出身パンガーさんの料理がたまらなく美味しそうでした。 猫と人間には太古からの絆があるという。世界の猫の神話・伝承の数々をオーナーが語ってくれます。 個性派揃いの従業員たちが、ちょっと不思議でミステリアスな世界につれていってくれる。 プロローグとエピローグが繋がったとき、胸が詰まって涙があふれました。 『誰からどう思われようが、知ったことじゃないよ。要は自分がどうしたいかさ』 『あんたの眼に映ってるものが、俺の眼に同じように映るわけじゃないんだから。みんな違う眼で物事を見てるんだしさ』
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心に悩みを抱える人が迷い込む、森の中野不思議な 宿「山亭ミアキス」。しかし、泊まると間違いなく 酷い目に遭わされる。人をたぶらかす、謎めいた オーナーたちの正体と目的とは?
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山奥の素敵な洋館風のホテルに怪しい雰囲気を感じつつ、美味しそうなケルト料理にお腹を鳴らしながら、世界の猫達の民話に関心してたら終わってしまった不思議な話。
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