日本語の大疑問 の商品レビュー
国立国語研究所というチームなので いろんな回答者が書いていて、おもしろい、 あらためて「質問」されると なんとなく使っていて説明できない日本語が たくさんあるものですね。 これ、それ、あれの使い分けとか。 他に興味深かったのは 日本人がRとLの発音が苦手なのは 発音のしにくさも...
国立国語研究所というチームなので いろんな回答者が書いていて、おもしろい、 あらためて「質問」されると なんとなく使っていて説明できない日本語が たくさんあるものですね。 これ、それ、あれの使い分けとか。 他に興味深かったのは 日本人がRとLの発音が苦手なのは 発音のしにくさもあるけれど その発音が同じでも差し支えなかったから という話。 逆に濁点がつくと日本語では意味が違ってしまうのに それを意味の区別に使用しない言語の話者には その発音の違いが難しいのですって。
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面白かった 海外の方が日本語の研究施設にいるのが間口が広くていいなと感じた 確かに、母語話者しかわからないニュアンスもあれば、日本人以外の方が見えることもあるでしょう
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国立国語研究所に寄せられた、日本語についての様々な質問とその回答で構成された本。 質問例としては、「若者ことばの『やばみ』や『うれしみ』の『み』はどこから来ているものですか」、「『ちびまる子ちゃん』のおじいちゃんのような話し方をする人は本当にいるんでしょうか」、「どうして日本語...
国立国語研究所に寄せられた、日本語についての様々な質問とその回答で構成された本。 質問例としては、「若者ことばの『やばみ』や『うれしみ』の『み』はどこから来ているものですか」、「『ちびまる子ちゃん』のおじいちゃんのような話し方をする人は本当にいるんでしょうか」、「どうして日本語には外来語が多いのですか」等々、読んでみれば「確かに!なんでだろう?」と思うような質問が多い。 上記それぞれのQの回答は本書にあたっていただきたいが、個人的にGood!と思ったのは、「海外にもキラキラネームはありますか。漢字のない国ではどうキラキラさせるのでしょうか。」という質問。 この回答についても、お手数ですが本書をご参照くださいませ~。
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普段使っている日本語をちゃんと分析するとそういうことなのかと、興味深く読めた。 確かにそうだなーと思うところはあったものの、目からウロコとかそういう斬新なものはなく、物足りなさはあり。軽い読み物としてサクッと読めた。
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”眠れなくなるほど”かどうか?はともかく、日本語にまつわる疑問や質問に関する回答を面白く読みながら、知識を深めることができる。一人の筆者ではなく、国語研究所の研究者が、それぞれの立場で答えているのが飽きずに読めていい。「日本語は難しい言語か」という問いに、ドイツ人の研究者が答えて...
”眠れなくなるほど”かどうか?はともかく、日本語にまつわる疑問や質問に関する回答を面白く読みながら、知識を深めることができる。一人の筆者ではなく、国語研究所の研究者が、それぞれの立場で答えているのが飽きずに読めていい。「日本語は難しい言語か」という問いに、ドイツ人の研究者が答えている項は特に興味深い。他にも他言語との比較も含まれた構成になっているのは評価すべき点だ。中には「うーん、もう少し詳しい解説がほしいな」と思うところもあったが、総じて明解に書かれており、読んでスッキリ。あとがきにもあるように「正しさ」だけを求めるのではなく、言葉の奥深さを楽しみ、言語生活を豊かにしていきたいものだ。
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ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所や大学の先生方が、ことばに関する色々な疑問に対し答えていくと言うもの。 ことばを話したり書いたりするのに、「これ」「それ」「あれ」のどれを使うかは、大人であれば特に考えることなく無意識に最適なものを用いるが、ここではそれを理論的に定義立て...
ことばのスペシャリストが集う国立国語研究所や大学の先生方が、ことばに関する色々な疑問に対し答えていくと言うもの。 ことばを話したり書いたりするのに、「これ」「それ」「あれ」のどれを使うかは、大人であれば特に考えることなく無意識に最適なものを用いるが、ここではそれを理論的に定義立てていたりする。 そう言われりゃそうだけど、だから何?とも思っちゃう。 しかし、デパートの隠語、十二支が出来た背景、日本の元号の規則性 等については、トリビアですね。
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細かくエピソードが分かれているため、隙間時間でもサクサク読める。日本語の面白さや雑学を学ぶのにとても良い。
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non-nativeの知り合いに日本語を教えていると、普段なら絶対に気づかない点をたくさん見つけられるように、なんとなく使っている言い回しや表現を深掘ると興味深い点がいっぱい見つかる。この本を通してそのような視点で日本語を見つめ直すきっかけとなった。
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国立国語研究所の専門家が日本語にまつわる疑問に答えた本。色んな疑問があり、その答えもへ~っというものだった。読んでいて楽しかった♪
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「おお,すごい!」と驚く内容と,「うそだろう?」と疑う内容とがありました.早く買ったのですが,もう第2刷になっていました.この種の本としては大人気なのですね.
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