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時生 新装版 の商品レビュー

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102件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

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  3. 3つ

    17

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2023/11/14

友人のおすすめで読み始めた本。 この本に出会えて良かった!!!!! まとまった時間が確保できる時に読み始めることをおすすめします〜読み始めると止まれなくなりますよ! 途中、昭和の男の描写に嫌気が刺すんだけど、それはどこか不平不満ばっかの自分に重なるところがあるからかも、、、 ...

友人のおすすめで読み始めた本。 この本に出会えて良かった!!!!! まとまった時間が確保できる時に読み始めることをおすすめします〜読み始めると止まれなくなりますよ! 途中、昭和の男の描写に嫌気が刺すんだけど、それはどこか不平不満ばっかの自分に重なるところがあるからかも、、、 BAMBOがなぜあんなに英語に堪能なんだろう、最強のボクサーとはいつ出会ったんだろう、ちょっと彼女の人生も覗いてみたいなぁ

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2023/11/13

あまり読まない小説。東野圭吾を読んだことなかったのと、親子の話と聞いて読んでみることに。 一気に読んだ〜面白くて読みやすい。 テンポが良くてファンタジーすぎないファンタジー 親が子を思う気持ちもだけど、子が親を思う気持ちにもこころが震えた 若い頃のタクミがそりゃもう偏屈で減ら...

あまり読まない小説。東野圭吾を読んだことなかったのと、親子の話と聞いて読んでみることに。 一気に読んだ〜面白くて読みやすい。 テンポが良くてファンタジーすぎないファンタジー 親が子を思う気持ちもだけど、子が親を思う気持ちにもこころが震えた 若い頃のタクミがそりゃもう偏屈で減らず口で愚かで腹立つんだけど、知らんけど昭和の若者ってそんなんだったのかな、とか。 ほんとになんの気ない一言でハッと気付いて人間性が変わる瞬間ってあるし 将来の伴侶って、もっとドラマチックに出会うのが理想だけど、実際は物語にしたら味気ないくらいフツーな出会いだったりするし。 そういうリアルさがこの本にはあった気がする。

Posted byブクログ

2023/11/09

主人公は今と昔とで全くの別人のように見えました。なぜ人間性が大きく変わっていったのか、それを紐解く物語でもあるんだなと思いました。若い頃の主人公は良くも悪くも自分に正直で、その自分本意に生きている感じが少し羨ましいと感じます(嫌味ではないです)。そんな主人公にやがて心境の変化が訪...

主人公は今と昔とで全くの別人のように見えました。なぜ人間性が大きく変わっていったのか、それを紐解く物語でもあるんだなと思いました。若い頃の主人公は良くも悪くも自分に正直で、その自分本意に生きている感じが少し羨ましいと感じます(嫌味ではないです)。そんな主人公にやがて心境の変化が訪れるのですが、そこで自分を顧みるシーンには見応えがありました。 最近は加賀恭一郎シリーズばかり読んでいたので、東野圭吾さんのSFは久しぶりでした。東野圭吾さんのSFは物語で浮くことなく、うまく溶け込んでいるなという印象です。

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2023/11/03

ひさしぶりの東野圭吾san。『白夜行』は何度も読み返しているので、新しい作品?としては『パラドックス13』以来となりました。 1979年、浅草。時を超えた奇跡の物語。男は父親になっていく。「彼」との出会いによって-。キーワードは、深夜の病院、グレゴリウス症候群、宮本拓美・時生、...

ひさしぶりの東野圭吾san。『白夜行』は何度も読み返しているので、新しい作品?としては『パラドックス13』以来となりました。 1979年、浅草。時を超えた奇跡の物語。男は父親になっていく。「彼」との出会いによって-。キーワードは、深夜の病院、グレゴリウス症候群、宮本拓美・時生、タイムスリップ、花やしき等。 序章で、拓美が過去に時生とどんな出会い方をしたんだろう?と期待して読み進めたのですが、中盤(メイン?)の千鶴&岡部の件が、ちょっと長いなと感じてしまいました。登場人物の名前(イシハラユウジロウ、キムタクなど)も物語の軸からブレてしまって・・・すみません。 ただ、後半で判明した妻となる麗子との出会いは予想外でした。(良い意味で) もう一度、花やしきで出会えますように。

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2023/10/25

とてもテンポよく読みやすかったです。 子供を持つ方は特にこの本からいろんな気付きが得られると思います。 親ガチャがテーマの一つだからです。 自分に配られたカードを理由になにかを諦めるのではなく、その使い方が大事であることを気付きました。 「裕福な家庭に生まれていればこんな苦労は...

とてもテンポよく読みやすかったです。 子供を持つ方は特にこの本からいろんな気付きが得られると思います。 親ガチャがテーマの一つだからです。 自分に配られたカードを理由になにかを諦めるのではなく、その使い方が大事であることを気付きました。 「裕福な家庭に生まれていればこんな苦労はなかった」 「学歴がよければ、こんなことになってない」 など、変えることができない事実を理由に、考えることを諦めるのでなく、そのカードだからこそ、出会う人、やるべき行動に素直に向き合う大切さを気づけました。  

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2023/10/20

最高でした! さすが東野圭吾さんといえる、読みやすい文章。 あっという間に読み終わりました。 「あの子に訊いてみたかった」 「生まれてきてよかったと思ったことがあるかどうか。幸せだったかどうか。あたしたちを恨んでいなかったかどうか」 息子(時生)のことで悩む妻に夫(宮本拓実)が...

最高でした! さすが東野圭吾さんといえる、読みやすい文章。 あっという間に読み終わりました。 「あの子に訊いてみたかった」 「生まれてきてよかったと思ったことがあるかどうか。幸せだったかどうか。あたしたちを恨んでいなかったかどうか」 息子(時生)のことで悩む妻に夫(宮本拓実)が語る伝言。 物語の中盤までは、若い頃の宮本拓実さんの性格や行動に少しイライラしてしまいます。 後半からは、宮本拓実さんもやっとまともな人間に変わっていく。 人として成長していってるのが分かってよかった。 時生の言葉は読んでいて私の心にも響いてきました。 麻岡須美子さんが実の息子(宮本拓実)に書いていた手紙を読んだあとの、宮本拓実さんに対する時生の言葉は特にグッときました。 「明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある」 この言葉が未来の宮本拓実さんの記憶の中に残っていることが嬉しかったです。 ずっと母親(麻岡須美子)を恨んでいた宮本拓実さんが最後に母親に 「あんたのせいじゃないよ」 「俺の人生だから、俺が落とし前をつけなきゃならねえ」 「俺を産んでくれたこと、感謝するよ。ありがとう」 と会って言えたことが本当によかったです。 未来からやってきた時生が過去の父親と出会い、父親を助けようとする時を越えた感動のSFファンタジー。 感動した場面はたくさんありましたが、最後の宮本さんの一言で、 あぁ、読んでよかったなぁと心から思えました。 あらすじ 不治の病を患う息子に最後のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。 どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。 過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

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2023/10/19

未来は明日だけじゃない。 時を超えた親子愛。 さすが、東野圭吾さん。 読みやすくストーリーや情景が頭にすーっと浮かんでくる。ストレスなく面白い。 最近、読解力が低迷してスランプ気味の頭にやさしい小説だった。 20年以上前に書かれたものなので、感覚が懐かしくて、おじさん世代は泣...

未来は明日だけじゃない。 時を超えた親子愛。 さすが、東野圭吾さん。 読みやすくストーリーや情景が頭にすーっと浮かんでくる。ストレスなく面白い。 最近、読解力が低迷してスランプ気味の頭にやさしい小説だった。 20年以上前に書かれたものなので、感覚が懐かしくて、おじさん世代は泣けてきます。 ♫いとしのエリー/サザンオールスターズ(1979)

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2023/09/27

読みやすく面白かった! SFもミステリーも感動も詰まった作品。終盤は泣かされました。 ダメダメな若き頃の父だったけれど、このミステリーに立ち向かえたのはあの性格だからこそ。 出会いに助けられ、人のせいばかりにしていた自分に気がついた時、未来の息子を愛せる父になる準備が出来たのか...

読みやすく面白かった! SFもミステリーも感動も詰まった作品。終盤は泣かされました。 ダメダメな若き頃の父だったけれど、このミステリーに立ち向かえたのはあの性格だからこそ。 出会いに助けられ、人のせいばかりにしていた自分に気がついた時、未来の息子を愛せる父になる準備が出来たのかな。 切ない家族愛でした。

Posted byブクログ

2023/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み始めてすぐに、自分好みな小説ぽいと思ってワクワクして読んだ。けれど、元カノである千鶴を助け出す過程が長いと感じた。 千鶴や竹美との話が長かったから、未来でもなにかあるのかな〜と思ったらそれっきりでびっくり。だから、麗美との出会いも良い感じなのにあっさりめに感じてしまった。 あと23歳、若気の至りMAXな拓実キツイな〜て思いながら読んでた。徐々に時生と過ごす中で成長していく所は良かったけど、やっぱりキツイ。子どもにそんな姿を見られてるのもキツイ笑 色々と文句を書いてしまったけど、500ページ越えとは思えない程読みやすかったし、ラストも良かった。読み終えた後に序章を読み返して、またうるっときたり。拓実の母は父を救えなかったけれど、時を超えて、時生が自分の母を救って両親を繋げてくれた所も泣ける。とにかく時生がいい子すぎる。

Posted byブクログ

2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

息子が、過去に行き父の人生を変える話。 レビューもよく、涙した、とのことで読み始めたが、 やっぱりSFは苦手です。 断念。

Posted byブクログ