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時生 新装版 講談社文庫
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時生 新装版 講談社文庫

東野圭吾(著者)

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時生 新装版 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/11/16
JAN 9784065263136

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商品レビュー

4

102件のお客様レビュー

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2024/11/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

トキオの時を超えた物語に親子の繋がりの強さを感じた。どこまでも死ぬまで、亡くなってからも繋がり続ける親と子の物語だった。トキオがお父さんのことを想っていたこと、その想いで父の誤解が解けたこと、親子の縁は他のどの縁よりも強く、また夫婦の縁も子によって強くなるように感じた。私もできたら父母の若い頃に会いたい気もするし、遠くから眺めるだけで満足する気もする。会話はしなくていいかもな、遠くから見てみたい。そんなことを思った。

Posted by ブクログ

2024/11/05

ミステリーが好きな私だが、意外にも東野圭吾氏の作品はあまり読んで来なかった。読んだ作品は『手紙』『容疑者Xの献身』『マスカレード・ホテル』など、いずれも有名な作品ばかりを数冊といったところだろうか。 決して東野氏に惹かれないわけではない。単純に名作とされる作品が多すぎて、どれから...

ミステリーが好きな私だが、意外にも東野圭吾氏の作品はあまり読んで来なかった。読んだ作品は『手紙』『容疑者Xの献身』『マスカレード・ホテル』など、いずれも有名な作品ばかりを数冊といったところだろうか。 決して東野氏に惹かれないわけではない。単純に名作とされる作品が多すぎて、どれから手を出してよいものか悩ましいのである。 本作『時生』も、東野氏の作品の中ではかなり有名なものなのではないだろうか。いざ本を開いてみると、目に吸い付いてくるような読み心地の中に重厚な世界観が息を潜めて待っており、500ページ以上ある本とは思えないほど、すらりと読み終えてしまった。 主人公は宮本拓実。彼は死にゆく息子・宮本時生を見て、過去に自分の息子と名乗る人物・トキオと出会った思い出を回想する。 息子のトキオが出会った過去の拓実は、定職に就かずに彼女である千鶴の金で生活する典型的なヒモ男。調子のいいことばかり言い、いい加減に生きる拓実にイライラする読者も多いだろうなと苦笑い。思考も単純で粗暴、計画性も皆無。『マスカレード・ホテル』の新田を見ていても思ったことだが、私はこの手の実直な主人公は苦手だ。普段、聡明な探偵役が登場するミステリーばかり読んでいるからかもしれない。だが、トキオも評しているように、肝心なところでは曲がったことをしない点は、拓実の美点だろう。 拓実が千鶴を取り戻す戦いを通じ、人間への不信感や母親へのわだかまりを溶かしていく姿は、彼の成長が大きく感じられ読んでいて清々しい気分にさせられた。千鶴と共に再びやり直すというルートを辿れば、トキオと出会うこともなかったと考えると、運命とは変えられないものなのだとしみじみ切ない気持ちになる。 未来と過去が交差し、物語が徐々に速度を上げていくその様は、著者の『ナミヤ雑貨店の奇跡』を彷彿とさせる。あちらも心温まる作品だった。 終章の最後のセリフを締めに、物語は美しく終わりを告げる。我々読者にとっての「トキオ」もきっと存在するのかもしれない。出会いと別れを大切にしようと思わせる、不朽の名作だった。

Posted by ブクログ

2024/10/17

朝から号泣。 うぅ、うぅ、う、う、 トキオ、、、、、 そんな朝です。 ぶっちゃけて、読んだんじゃないかなぁ?この本? 東野圭吾作品は結構読んでるから、メモし忘れてるだけで読んだ気がするなぁ。 この息子が過去に戻るみたいな内容読んだような、、、、 とりあえず、このシチュエーシ...

朝から号泣。 うぅ、うぅ、う、う、 トキオ、、、、、 そんな朝です。 ぶっちゃけて、読んだんじゃないかなぁ?この本? 東野圭吾作品は結構読んでるから、メモし忘れてるだけで読んだ気がするなぁ。 この息子が過去に戻るみたいな内容読んだような、、、、 とりあえず、このシチュエーションが割といっとき流行って使い古された感じがして、ずーっと読んだことあるような気がする感が抜けなかったけど。 わたし読んだことあったのかな?!? もちろん、それでも十二分に楽しんだからいいんだけど。 この手の本が結構あって、読み過ぎたから そんな感じがしたのかなぁ? 新装版だから、前のやつ読んだのかなぁ? 結局最後までわからなかったけど。 面白かったからいっか。 笑 ただ、読んでなくても読んだ気がする本ではあった!!!タイムトラベル本がやたらと流行った時期があったからなぁ。 映画も、小説もタイムトラベル多い時あったよね? だからかなぁ? 初めてだったのかなぁ?読んだの? わからない。 過去のわたしに聞いてみないことには、解決できそうもないです。 #ただいま42歳 #当たり前だけど20年前 #22歳 #若者 #読んだ?わたし? #その時も号泣したかな? #子どもだと思うとますます泣ける #親になった今のほうが感動するはず #多分 #やっぱり読んでなかったかも #東野圭吾

Posted by ブクログ

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