時生 新装版 の商品レビュー
長編で分厚いけど、読み始めたらすぐ読めた。今まで読んだことのなかったような展開で一筋縄じゃいかないような感じと伏線のある感じがよかった
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背表紙の概要を読んだときは、あまり期待してなかった。しかし読み始めると、500ページ越えの長編にも関わらず、物語にのめり込み時間を忘れるほどだった。過去の拓実は本当にどうしようも無い若者であり、幾度とない改心に相応しい機会でも、グレ続けていたことにやるせなさを感じた。そんな中でもトキオは諦めることなく拓実をよい方向へ導き、拓実の心を確実に変えたことに感心した。ラストでは拓実の妻になろう人やその他の人までも想い、自ら信じる行動をしたトキオに感動させられた。最高傑作だった。
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読み始めてすぐ引き込まれ、一気に読了。 関係者が増えていき、どんどん進む展開にどきどきもやもや 切ない気持ちもあるけれど、最後の一文に、わくわくした。
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人の紹介で読んだ。確かに最後の一文を読むためのストーリー。結構長いので根気よく読める人にはオススメ。
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自分がもし子どもを授かることができたら、どんな子であっても、その子がいつか"生まれてきて良かった"と思ってくれるように自分にできることを精一杯やってあげたいと思った
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難病の時生。死を迎える間際の病室で、その息子に寄り添う夫婦。 父、宮本拓実はあることを妻に打ち明けます。 それは、信じられないようなこと…。 「俺は昔、時生に会っているんだ。」 宮本拓実23才。どうしようもないダメ男の前に現れたのは… トキオ。 『人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ……明日だけが未来じゃないんだ。』 運命を変える奇跡の物語♡ 切ないけれど、前を向ける素敵な小説でした
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「時生」読了。 ずっと前に図書館で借りて読んだ本です。ストーリーが大好きでこの度新装版が出たので手に取りました。 今をときめく東野圭吾さんのファンタジー小説です。どうしようもない悲しくて切ない最後が待っているのは分かっている。でも、明日だけが未来じゃないって心が温かくなる感動の名...
「時生」読了。 ずっと前に図書館で借りて読んだ本です。ストーリーが大好きでこの度新装版が出たので手に取りました。 今をときめく東野圭吾さんのファンタジー小説です。どうしようもない悲しくて切ない最後が待っているのは分かっている。でも、明日だけが未来じゃないって心が温かくなる感動の名作です。
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悲観しててもしょうがない。そら誰でも恵まれた家庭に生まれたいけど、自分では親を選ばれへん。配られたカードで精一杯勝負するしかないやろ。 と話してるシーンが凄く心に響いた。。配られたカードを生かすも殺すも自分次第なんだ。自分にできることを精一杯頑張って生きたい‼︎と思わせてくれる作...
悲観しててもしょうがない。そら誰でも恵まれた家庭に生まれたいけど、自分では親を選ばれへん。配られたカードで精一杯勝負するしかないやろ。 と話してるシーンが凄く心に響いた。。配られたカードを生かすも殺すも自分次第なんだ。自分にできることを精一杯頑張って生きたい‼︎と思わせてくれる作品でした。
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時間や時代を越えて、ひとが出会う。 重い病気で明日もしれない息子の時生を妻と見守る中で、過去に会ったことを思い出す拓実。 拓実や時生の人生に大きく関わってくるふたりの女性たち。拓実の恋人の千鶴の大阪での逃避行を見て、拓実と似た所があるなと思いましたが、似た者同士が必ずしも幸せにな...
時間や時代を越えて、ひとが出会う。 重い病気で明日もしれない息子の時生を妻と見守る中で、過去に会ったことを思い出す拓実。 拓実や時生の人生に大きく関わってくるふたりの女性たち。拓実の恋人の千鶴の大阪での逃避行を見て、拓実と似た所があるなと思いましたが、似た者同士が必ずしも幸せになれる訳ではないのかな。 若い頃の拓実の不甲斐なさが、どうしても目に付いてしまう。ひとが変わっていくきっかけは、出会いであったり、別れであったり。特に拓実の人生を決定付けた母親の存在。自分の境遇をまわりのせいにしてきた拓実にとって特に許せない存在であったかもしれません。 でも、赦すことでひとは変わっていくのかな。 明日だけが未来じゃない。今日より明日が必ずしも、幸せとは限らないけど、思い出の中に未来を探せないのも事実。
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登場人物にイライラしました。 人は変われる、きっかけがあれば気づくことができる。 そして、素直な気持ちになれれば周りも変わっていく。 主人公と年が近いせいか、あの大きな事故のことやジュリーの歌も思い出しました。 生きていればいいことあるかな。 さすがに最後は泣けた。
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