おはようおかえり の商品レビュー
内容としては割とありがち、、あぁ、そのパターンか。と。 ただ、妹への気持ち、祖母に対する気持ち、世間に対する気持ちや、自分自身に思うこと、それぞれの葛藤や思いは、少なからず同じような気持ちがわたしにもあって、 あぁ、なんかわかるなぁ。 と、感じました。 うちも祖父の会社を父が...
内容としては割とありがち、、あぁ、そのパターンか。と。 ただ、妹への気持ち、祖母に対する気持ち、世間に対する気持ちや、自分自身に思うこと、それぞれの葛藤や思いは、少なからず同じような気持ちがわたしにもあって、 あぁ、なんかわかるなぁ。 と、感じました。 うちも祖父の会社を父が、そして、手伝いにわたしと妹が入ってるので、感覚として、なんかわかるなぁと。。。 まぁ、こちらは和菓子で我が家は鉄骨屋だけどさ。笑笑 和菓子の表現がまた素敵で、見てて可愛いとか、綺麗って思っても、あんまり食べたいと思わないんだけど、この本読んでると食べたくなるからすごい。 その表現力たるや。です。 オチもパッとはしないし、内容もみたことあるような内容だけど、そこそこ楽しめるはきっとその表現力なんだろうなぁ。
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「おはようおかえり」 言われた記憶はないのに、なんだか懐かしい響き。 もしかしたら祖母に言われた事があったかな? なんだか亡くなった祖母に会いたくなった、、、。 喧嘩ばっかりしてたのにねwww あとは、めちゃくちゃ和菓子が食べたくなる。
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和菓子屋「凍滝」(いてたき)の姉の小梅と妹のつぐみの姉妹の物語 活動的なつぐみに曾祖母の榊が憑依する 曾祖母には心残りがあるらしい その秘密を姉妹で解き明かす物語 震災やLGBTや朝鮮人問題なども触れられている 和菓子やカレーが食べたくなった
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大阪で70年続く和菓子屋の姉妹、小梅とつぐみ。 ある日、43年前に亡くなった曾祖母の魂が つぐみに乗り移り…。和菓子屋の家族が織りなす、 明治と令和を繋ぐ物語。
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和菓子屋が舞台の、暖かいホームドラマのよう。 エジプトに留学をしたい妹に、ある日、曾祖母が乗り移り、 曾祖父の愛人に渡した手紙を戻してくれと、懇願される。 ちょっと不思議で、暖かいストーリー。
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絶妙なファンタジーと超現実の融合。モタモタグダグダしている主人公の心情はイラッとするようで、実はものすごくリアリティーがあって、人間みんな本音の本音はこれだよなーと思える。それでも小説だし、不思議な出来事を通して過ごしてますわね前を向くことになるんだけど、読了感は良かった。
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読みやすくて面白かったです。 つぐみ(ひいお祖母ちゃん)が和菓子を作るところや、小梅が新しい和菓子を考えたりジュンさんに背中を押してもらったり、いいシーンもあったけれど、ひいお祖母ちゃんの心残りはなくなったのか気になった。 生前、お父ちゃんとはすれ違ったままだっただろうし、魂が戻...
読みやすくて面白かったです。 つぐみ(ひいお祖母ちゃん)が和菓子を作るところや、小梅が新しい和菓子を考えたりジュンさんに背中を押してもらったり、いいシーンもあったけれど、ひいお祖母ちゃんの心残りはなくなったのか気になった。 生前、お父ちゃんとはすれ違ったままだっただろうし、魂が戻ってきたのに手紙の件は解決したように思えなくてモヤモヤしました。 差別のことについても小梅ともう少し話し合って欲しかったです。 ひいお祖母ちゃんが乗り移ったのがなぜつぐみだったんだろう。ひいお祖母ちゃんの魂が自分の中にいることで何か影響があったのかなかったのか、つぐみの内面も読みたかった。
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和菓子屋「凍滝」の娘である小梅とつぐみの姉妹。あるとき、つぐみの言動がおかしくなり、どうやら曾祖母である榊の霊が取り憑いたのではないかと思われた。榊はかつてある人に渡した手紙に心残りがあり、それを取り戻してほしいと告げる。少し不思議な、あたたかさも感じられる物語です。 対照的に思...
和菓子屋「凍滝」の娘である小梅とつぐみの姉妹。あるとき、つぐみの言動がおかしくなり、どうやら曾祖母である榊の霊が取り憑いたのではないかと思われた。榊はかつてある人に渡した手紙に心残りがあり、それを取り戻してほしいと告げる。少し不思議な、あたたかさも感じられる物語です。 対照的に思える小梅とつぐみは、とても仲がいいというわけではないのだけれど。それでも良い姉妹だなあ、という気持ちになりました。べたべたしているばかりが仲がいいということでもないんだしね。消極的で他人の言動に流されてきたように思える小梅も、店に対する愛情が強いのは確かだし、彼女が自分で思う以上に確固たるものを持ってるよなあ、と思えます。 曾祖母の手紙の謎は、ある面にはぞくっとさせられるところもないではなかったのですが。なんだか切なさも感じて、だけれどきっぱりとした強さもありました。榊も素敵な人だったんだよね。 そしていろんなものが美味しそう……和菓子はもちろんだけれど。個人的にはアマテラスのカレーがすんごく美味しそうで気になりました(笑)。
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物語の舞台は大阪で70年続く和菓子屋『凍滝』。 大学進学をせず和菓子店を継ぐ選択をした真面目な姉の小梅と、大学で演劇にのめり込みながら中東の国に留学を夢見る自由奔放な妹のつぐみ。 二人の姿を中心に和菓子屋の家族を描いた物語。 リアルな家族小説かと思いきや、43年前に亡くなった...
物語の舞台は大阪で70年続く和菓子屋『凍滝』。 大学進学をせず和菓子店を継ぐ選択をした真面目な姉の小梅と、大学で演劇にのめり込みながら中東の国に留学を夢見る自由奔放な妹のつぐみ。 二人の姿を中心に和菓子屋の家族を描いた物語。 リアルな家族小説かと思いきや、43年前に亡くなった曾祖母の魂が突然つぐみに乗り移るといったファンタジー要素が盛り込まれている。 曾祖母の秘密に迫りながら姉妹の感情の揺れが淡々と綴られるが大きな盛り上がりはなくあっさりとした印象。 タイトルの「はよう帰ってね」が効果的に活かされていないのが残念。
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人に対する考え方 勝手な偏見 私にもあるなっと反省 愛情の難しさ 祖母も昔は娘だった とか当たり前の事を 改めて考える
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