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米澤屋書店 の商品レビュー

3.9

50件のお客様レビュー

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2021/12/26

【目次】ご挨拶より本の話をしませんか/1 選書棚/2 乱読棚/3 対談① 心に刺さるミステリー10冊+2 ×柚月裕子・笑えるミステリー10選 ×麻耶雄嵩/4 愛書棚/5 遊歩棚/6 書外棚/7 バックヤード/8 私室/9 対談② ミステリーにとって必要なものは何か? ×有栖川有栖...

【目次】ご挨拶より本の話をしませんか/1 選書棚/2 乱読棚/3 対談① 心に刺さるミステリー10冊+2 ×柚月裕子・笑えるミステリー10選 ×麻耶雄嵩/4 愛書棚/5 遊歩棚/6 書外棚/7 バックヤード/8 私室/9 対談② ミステリーにとって必要なものは何か? ×有栖川有栖・創作と自分 ×朝井リョウ/ご挨拶より本の話をいたしましょう      ミステリ愛溢れるガイド&エッセイ。読みたい本がまた増えてしまった。

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2021/12/19

ちょっと変わった題名の本だなと思った。著者の作品は今までに何冊か読んでいる彼が今までに読んだミステリー作品についての書評といったかたちとなった作品だった。懐かしい書籍の題名の本などがあってなかなか良かった。それに小生とは全く違う感性で作品を読んでいるんだなぁーと参考にもなった。

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2021/12/12

読んでいて興味のある本が出てくる度に詳細が知りたくてググってたので、読み終えるのに時間がかかってしまったけど、この本を読んで、いろんな作家を知れた。いろんな本に出会えた。いろんな本を読みたくなった。うち何冊かは買ってしまった。…まさに書店のような一冊でした。

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2021/12/11

人気ミステリ作家のエッセイと対談。 古今東西、著者のミステリ好きがよくわかる本。 作品をリリースしながらの読書量はハンパない。 泡坂妻夫作品はだいぶ前に何冊か読んだが、また読んでみようという気になった。

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2021/12/09

情報量が多い。ワクワクする。 ミステリ、多め。 すごい! 読みたい本が増える。 それを読んでから、またこの本を読みたい感じ。 朝井リョウさんも米澤穂信さんも、岐阜県出身と知る。 スランプの話、800枚書いた原稿をボツにするとかエグい。 また、読みたいと思う本。

Posted byブクログ

2021/12/07

米澤穂信が今までに読んできた本の紹介や感想を集めた本。さすがミステリー作家であって様々な著者の本を読んでいる。有栖川有栖や朝井リョウの対談も面白い。

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2021/12/05

対談や、エッセイの中なで話している様子がうかがえたのは非常に面白かった。ユーモアのセンスもあってより好きになった。ご自身でのツッコミもありクスッと笑えるところも。本の紹介も充実していて読み応えあり。 ー「好きなように本を選ぶ」とは、単にいい加減に選ぶことではない。自らの好奇心と...

対談や、エッセイの中なで話している様子がうかがえたのは非常に面白かった。ユーモアのセンスもあってより好きになった。ご自身でのツッコミもありクスッと笑えるところも。本の紹介も充実していて読み応えあり。 ー「好きなように本を選ぶ」とは、単にいい加減に選ぶことではない。自らの好奇心と感受性を信じてそれを鍛え、…ー

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2022/01/03

米澤氏がこれまで雑誌や新聞に書いてきた書評や読んだ本などの文を集めたもの。有栖川有栖氏や朝井リョウ氏などとの対談もある。単行本化するにあたり書き下ろしで新たに本の紹介文を、巻頭に日本の本、巻末に外国の本を載せる。これが冒頭から、おッ、これは読んでみたい、と思う本が続く。米澤さん、...

米澤氏がこれまで雑誌や新聞に書いてきた書評や読んだ本などの文を集めたもの。有栖川有栖氏や朝井リョウ氏などとの対談もある。単行本化するにあたり書き下ろしで新たに本の紹介文を、巻頭に日本の本、巻末に外国の本を載せる。これが冒頭から、おッ、これは読んでみたい、と思う本が続く。米澤さん、本の紹介がうまい。 読んで読みたい、と思った本。紹介文はこんな感じ。 ○「時計館の殺人」綾辻行人 あるオカルト雑誌の取材班が、曰く付きの館「時計館」を訪れる。室内に何百と時計が据えられた、そこで交霊会を行うというのだが、一人また一人と殺されてゆく・・ ○「乱れからくり」泡坂妻夫 さる事情で玩具会社の部長を尾行していた探偵の前で、その部長が降ってきた隕石の直撃を受け、命を落とす・・ ○「白雪姫の殺人」辻真先 東京郊外の老人ホームに、アニメーション業界の草分けとなった技術者たちが入居している。そこで元アニメーターの「アッコちゃん」が白雪姫の衣装を着て首を落とされて死んでいた・・ ○「蝶の絵」久生十蘭 終戦から四年たって、一人の男が復員してくる・・ ○「樽」F・W・クロフツ 樽が発送され、受取った人がいて、その中には死体がある。  米澤氏は両親からこの本を教わったといいます。米澤さんの両親っておそらく自分とは数年上でしかないような気がする。別な章で、岐阜県最北部の鉱山街に住みそこは山近くの鉱山口の集落と、米澤氏の家のある麓の集落があり、本を読むには麓の本屋に頼むのだそう。書店の主は鉱山口の集落にライトバンで毎月本を届け、幼い頃米澤氏はその車に同乗して本を渡す事をしたかったそうだ。 <米澤氏が好きな作家> 有栖川氏との対談で、「好きな作家は泡坂妻夫さん、あとは蓮城三紀彦さん、陳瞬臣さん、山田風太郎さん」と言っている。 <アガサ・クリスティ> ・初めて意識的に読んだミステリは、「なぜエヴァンスに頼まなかったのか」 ・「春にして君を離れ」は人間を描いている。クリスティという名前を離れれば(ウェストマコット名義)、恐るべき人間観察の書を書き得たように、ミステリ作家は、私は、人というものを見る目を自らの中に確立していかなければならない。でなければ、ものするミステリは結局浅いものに留まるでしょう。 ・「杉の柩」 クリスティはよく恋も書きましたが、「杉の柩」の恋はひときわ、いいですね。登場人物の幸せを祈りたくなってしまいます。 <米澤さんと音楽>「no music ,but life」朝日新聞社「好書好日」2018.12.10 「22才の分かれ」「赤ちょうちん」「いちご白書をもう一度」「初恋」など、なんだかフォークソングばかり聞いていた気がします。(両親が聴いていたのか? これらは氏が生まれた頃の曲)  しかし、音楽というか曲にのめりこむことは無かったようで、音よりは歌詞に耳がいったようだ。洋楽も聴いたようでマドンナ、ジャミロクワイ、ダフトパンクなんかにも言及しているので、それなりに親しんではいたようにみえる。 <短編> 「世界推理短編傑作集」 江戸川乱歩の編んだこのアンソロジーを自分の手本としている。 「医師とその妻と時計」アンナ・キャサリン・グリーン 「ギルバート・マレル卿の絵」V・L・ホワイトチャーチ 「三死人」イーデン・フィルポッツ 「オッターモール氏の手」トマス・バーク 「信・望・愛」アーヴィン・S・コップ 「密室の行者」ロナルド・A・ノックス 「疑惑」ドロシー・L・セイヤーズ 「黄色いなめくじ」H・C・ベイリー 「ボーダーライン事件」マージェリー・アリンガム 「十五人の殺人者たち」ベン・ヘクト 表紙○の中の絵は、 「3D書籍の小さな飛行士」(EyeEm) gualtiero boffi 画 Photographer and 3d artist. 2021.11.10第1刷 図書館

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2021/11/20

書評もレビューも気にせず好きなように本を選び、カーゴパンツのポケットに詰めて、城跡で読む。すごい憧れる。 

Posted byブクログ

2021/11/18

【ミステリ作家の頭の中は?】次々と魅力的な謎を生み出す作家の頭の中はどうなっているのか? 米澤穂信を形作った本たちを一気見せ。ミステリファン必携の一冊。

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