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米澤屋書店 の商品レビュー

3.9

50件のお客様レビュー

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2023/02/10

エッセイ+対談集だけど、その実、がっつりミステリブックガイド。淡々とオススメしているようで、好きの熱量は十分に感じ取れる内容。自分的に気になったのは以下。 ウサギ料理は殺しの味 春にして君を離れ ウィンブルドン ブラッドン

Posted byブクログ

2023/01/10

ミステリー作家の米澤穂信さんによる、主にミステリー小説を紹介したエッセイ。まさに書店という感じで国内・外国の名作ミステリー作品がずらずらと紹介されています。 思えば重めのミステリーって食わず嫌いというか、読んだらズシっとこころが重くなりそうで読んでいませんでしたが、作家の表現力...

ミステリー作家の米澤穂信さんによる、主にミステリー小説を紹介したエッセイ。まさに書店という感じで国内・外国の名作ミステリー作品がずらずらと紹介されています。 思えば重めのミステリーって食わず嫌いというか、読んだらズシっとこころが重くなりそうで読んでいませんでしたが、作家の表現力やミステリーの手法について書かれているのを読んで、ちょっと読んでみようかなと思いました。

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2023/01/02

著者は人気作家の米澤穂信さん。 本書を読み…改めて、世の中には決して読みきれないほどのミステリ作品があるのだということを実感。 恐らく一生をかけても全てを読むことはできないでしょう。 それでもこの本を今後のブックガイドに据えて、読み応えのあるミステリ作品に食指を伸ばしていきたいも...

著者は人気作家の米澤穂信さん。 本書を読み…改めて、世の中には決して読みきれないほどのミステリ作品があるのだということを実感。 恐らく一生をかけても全てを読むことはできないでしょう。 それでもこの本を今後のブックガイドに据えて、読み応えのあるミステリ作品に食指を伸ばしていきたいものである。

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2022/12/28

存分に米澤穂信の読書のルーツを味わえる作品。 自分は米澤穂信のファンではあるが、他のミステリーに触れてきた人間ではあまりないので異文化を知るような気持ちで読めた。 出てきた本のいくつかは読んでみたいと思っている。

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2022/11/16

ミステリ好きなので読んでみたいと思う本がたくさんあった。 そして、この本に使われている紙の匂いがものすごく好き。

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2022/10/23

ブクログの「読みたい本」を増大させる本。 あたりまえですが、作家さんが書く本の紹介本なので、あの本もこの本も非常に面白そうで気になってしょうがない。 巻末に作品と作家の索引までついている親切設計。

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2022/09/17

米澤穂信さんの本棚紹介ですね。 ブクログをそのまま本にしたような作品です。 かなりの読書家ですね。作家さんは本好きが多いと思いますが、米澤さんは読まれるのも速いのではないかな。 ジャンルは様々で、米澤さんにとって美味しい本をとても楽しげに紹介されています。 私も読んだ事のある本が...

米澤穂信さんの本棚紹介ですね。 ブクログをそのまま本にしたような作品です。 かなりの読書家ですね。作家さんは本好きが多いと思いますが、米澤さんは読まれるのも速いのではないかな。 ジャンルは様々で、米澤さんにとって美味しい本をとても楽しげに紹介されています。 私も読んだ事のある本が出てくる(かなりありました)と共感度がアップするのはブクログと同じですね。想わずフォローしたくなります。 対談も用意されていて、より親近感がわきました。執筆の裏話やエッセイも楽しく語りかける文章がたまりませんね。 もともと米澤さんの文章は、私には心地よい物でしたから、抱き締めたくなるような本でした。 読んだ事のない本は数限りなくありますが、米澤さんが読んでないと思われる本を私が読んでいるので、そこは楽しみの趣ですね。 何度も読み返したくなる本です。

Posted byブクログ

2022/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みたい本が増えて困った。 以下、気になった本リスト。 『乱れからくり』泡坂妻夫 読んだことが無い作家なので。「おもちゃ」がテーマらしい。 『白雪姫の殺人』辻真先 『深夜の博覧会』だけ読んだことがある。悪くはなかったし、一応もうちょっと読んどきたいなと思ったので。元アニメーター達が集う老人ホームが舞台らしい。 『明治断頭台』山田風太郎 この作家も読んだことが無い。明治初期の話らしい。 『六の宮の姫君』北村薫 芥川と菊池寛の話らしい。学問(好奇心)はミステリになりうる。米澤穂信の原動力の一つらしい。 『方壺園』陳舜臣 唐の長安で起きた密室トリック。何度か言及されていたので。 『蝶の絵』久生十蘭 復員兵の話。『魔都』も読みたい。 『わが一高時代の犯罪』高木彬光 この作家は最近目にして気になった。読んでおきたい。 『ウサギ料理は殺しの味』ピエール・シニアック ユーモアミステリー。ある町のあるレストランでの話。 『坂さまゲーム』収録の「空色の楽園」アントニオ・タブッキ 自分を教養人に見せようとする女性が上流階級の婦人の秘書になる話。 『カーデュラ探偵社』ジャック・リッチー ドラキュラの話らしいので。 『女王陛下の魔術師』ベン・アーロノヴィッチ ラノベっぽい設定だけど、面白いなら読んでみたい。 『ようこそ、自殺用品専門店へ』ジャン・トゥーレ 意外な破滅が見たい。 『無慈悲な昼食』エベリオ・ロセーロ 恐ろしい本。コロンビアの小さな教会からどんどん変化していく話らしい。何が悪をもたらすのか? 『すべての終わりの始まり』キャロル・エムシュウィラー 「私はあなと暮らしているけれど、あなたはそれを知らない」が特に面白いらしい。 『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』アガサ・クリスティ まあ読んどきたいよね。読んでないなら。 『アガサ・クリスティーと14の毒薬』キャサリン・ハーカップ 有名どころを押さえたら読みたい。 『パイド・パイパー』ネヴィル・シュート 『渚にて』が良かったし、これも。静かな本らしい。『渚にて』も静かだったな。 『九マイルは遠すぎる』ハリイ・ケメルマン 他の作家も挙げていたような。何度か見かけながら読んでない。 『迷宮課事件簿』ロイ・ヴィカーズ 人間心理が面白いらしい。 『樽』F・W・クロフツ 容疑者が二人いて、どっちかな?という話。良いね。 論理と調査で進む話大好き。 『さむけ』ロス・マクドナルド 奥さんの行方不明からどんどん広がるらしい。主人公の移動経路にも注目したい。 『死体が多すぎる』エリス・ピーダーズ 死体が増えている。原題は「ONE CORPSE TOO MANY」。 『タイム・リープ あしたはきのう』高畑京一郎 これたぶん前にも見かけた気がする。読もう。 『火刑法廷』ジョン・ディクスン・カー 読んだことが無い作家。読もう。最後の5ページで永遠の名作になったらしい。 『月光ゲーム』有栖川有栖 陸の孤島での殺人。それだけで読みたくなる。 『最上階の殺人』アントニイ・バークリー 最も笑ったユーモアミステリーらしい。 『杉の棺』アガサ・クリスティー がっつり恋愛が絡んでそう。動機も手段もある女性が犯人か無罪か。 『キングの身代金』エド・マクベイン 最後のギングの決断を見届けたい。他人のためにどれだけ自分を犠牲にできるのか。 『演説』ロード・ダンセイニ 議員が何を言うのか。最後の一言が知りたい。 『大暗号』メルヴィル・デイヴィス・ポースト 最高の暗号ミステリらしい。 『タイムアウト』デイヴィッド・イーリイ SFっぽい。イギリスが無いとは。どうするんだろう。 『誰でもない男の裁判』アルバート・H・ゾラトコフ・カー 罪とその利益、そして罪と罰。読み取りたい。 『アベリーノ・アレドンド』ホルヘ・ルイス・ボルヘス 最高のホワイダニット。なぜ男は自らを幽閉したのか。 『東洋趣味』ヘレン・マクロイ 何度か言及されていた。清朝の北京、露国使館での晩餐会での話。 『鉄の宝玉』アイザック・アシモフ この話が好きらしい。『黒後家蜘蛛の会』で最も優れたミステリ。

Posted byブクログ

2022/07/08

ミステリ作家・米澤穂信が読んだ本について語る。 ああ、本当にミステリが好きなんだなあとしみじみ思う。なので自分の中のミステリが好きな心が刺激され疼く。 偏愛熱愛純愛、好きだという感情を理知的に解き明かしてみせるのもミステリ作家ならではなのかも知れない。

Posted byブクログ

2022/05/25

米澤穂信が過去に書いた本に関する文章を集めたもの 読み始めたら序文の好きなミステリ10作の紹介文だけで10冊以上読みたい読みたい本が出てきてしまったのでいったん読むのを止めますー!

Posted byブクログ