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米澤屋書店 の商品レビュー

3.9

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

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2022/02/09

あの手この手で本の紹介をしていて読んでないのに世界観が想像でき読んでみたいと興味を引く内容で読んでいて面白かった。

Posted byブクログ

2022/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

米澤さんが20年間にあちこちに書いてきた書評や本ガイドなどをまとめたところに、新たに120枚の書き下ろし、そして対談、って、ほんとすごいわ豪華だわ。 しかし参った。あまり熱心なミステリ読みではないとはいえ、こんなにもたくさん未読本があるとは…あかんではないか。 読みたい本、気になる本、覚えておきたいことなど、付箋の数84枚。やばいやばい。 何と言っても米澤さんの口調(文体)がよき。ほんわかほのぼのしつつゆるぎない信念(といいつつ時々注釈ではいる自ツッコミが最高)。全力で信頼するに値するミステリガイドであり米澤穂信とは、を知ることのできる米澤ガイドでもある。これは、買い。あと、第七章で書店員は泣くね。

Posted byブクログ

2022/02/06

小説家は他の人の小説をこれほどまでに読んでるんですね。紹介されている本がことごとく読んだことないもので、気になる本を「読みたい本」に登録していたら、60冊くらいエントリーしてしまいました。少しずつ読んで、読んだ後は自分の感想と米澤氏の感想を見比べてみたい。

Posted byブクログ

2022/02/06

軽い気持ちで手に取ったが、多分700冊位紹介されていて、しかもほとんど読んだことないっていう(売れ筋の本はあまり出てこない)濃さ。最後に作品名の索引あるので、何冊紹介されてるのか誰か数えてみてください。 気になった本メモしてたら、読み上げるのにそれだけで一年以上かかりそうなので、...

軽い気持ちで手に取ったが、多分700冊位紹介されていて、しかもほとんど読んだことないっていう(売れ筋の本はあまり出てこない)濃さ。最後に作品名の索引あるので、何冊紹介されてるのか誰か数えてみてください。 気になった本メモしてたら、読み上げるのにそれだけで一年以上かかりそうなので、数冊だけ抜き書きした。とりあえずそれを読んだらまたこの本を手にとってメモしようかな。 有栖川さんとの対談のとこで、小市民シリーズ(冬で一段落しとくべき)と古典部シリーズ(卒業はさせてやりたい)への発言あり、嬉しかったです。早めにお願いします。

Posted byブクログ

2022/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

米澤穂信氏を作った書籍の群れ、というより海かもしれません。 インタビュー記事も込まれているが、本の紹介量が物凄いのでどれもこれも読みたくなって1ページごとにメモしてしまう。そういう意味で全然サクサク進まないので困った。 本に対する愛情深さには頭が下がります。一冊一冊に敬意を持って接っせねばと襟を正す思いになりました。 書店員だったことがあるので書店の現実と理想のギャップの苦しみには共感しかありません。私の場合、書店で働いていると読みたい本や読みたくなる本が容易に手に入り山程たまっていくのですが、反面それを読む時間は全く取れなくなるのです。この大いなる矛盾に耐えられなくて辞めてしまいました。 本文は当然として註釈部分が見処ならぬ読み処。特に印象的だったのが「ぜんぜんだめである→まったくだめである」のところ。日本語の遣い方に敏感な穂信氏らしい指摘に一笑。

Posted byブクログ

2022/01/24

ご自身は読書家ではないと仰るが、作家というのは相当な本読みなのだなと改めて思わされた。 自分がかつて読んだことのある本もあったが、大半は未読のもので、どれもこれも面白そうで積読本がまた増えてしまった。 しかし、ラインナップ中に個人的に絶対外せない作家(藤原伊織/リチャード・マシ...

ご自身は読書家ではないと仰るが、作家というのは相当な本読みなのだなと改めて思わされた。 自分がかつて読んだことのある本もあったが、大半は未読のもので、どれもこれも面白そうで積読本がまた増えてしまった。 しかし、ラインナップ中に個人的に絶対外せない作家(藤原伊織/リチャード・マシスン)が無かったので、好みが違うかもしれない。 おっと思ったのは後半の下段「何もかも書かれている」というメモ。 編集者から“密室ミステリなのにドアが内開きか外開きか、ドアについているのがノブなのかレバーなのか...”と謎を解く手がかりが書かれていないからよくわからず、そのため、その中で謎が説かれても面白いと思うことができない、という指摘。 こういうオブザーバー目線を、自分の中に常に置いておきたいものだ。

Posted byブクログ

2022/01/15

米澤氏の読書遍歴が垣間見える面白い一冊。米澤作品を読むと言行不一致なのではと思う部分もあるが、純粋に書評という意味では興味深い一冊。殆どが読んでない本ばかりで、今後の参考になる。

Posted byブクログ

2022/01/09

本にまつわるエッセイ集。 その圧倒的な読書量と知識に刺激され、面白そうな作品をメモしながら読んだ。 新宿で催された山田風太郎の読書会について触れられていて、ぼくもそこに同席していたので妙なうれしさがあった(著者はゲストとしてではなく一般客として参加されていた)。

Posted byブクログ

2022/01/08

作者がこれまでに書き留めた「本」にまつわる文章などをまとめた本ということで、国内・海外の長編・短編が、それぞれ短い紙幅で数多く紹介される、楽しいブックガイド。

Posted byブクログ

2022/01/08

こうなることは判っていた。ただでさえ読みたいと積読合わせて300冊を超えているのに、更に10冊以上追加となる始末。しかし米澤穂信が面白かった本、ミステリ好きでなくとも気になってしょうがない。 エッセイの中では「書店認識の歩み」が特に面白かった。通学路にある書店、そこにいるだけで楽...

こうなることは判っていた。ただでさえ読みたいと積読合わせて300冊を超えているのに、更に10冊以上追加となる始末。しかし米澤穂信が面白かった本、ミステリ好きでなくとも気になってしょうがない。 エッセイの中では「書店認識の歩み」が特に面白かった。通学路にある書店、そこにいるだけで楽しいという感覚。そして書店の香。最近の書店はあの香がない。でも有隣堂の本店にはしっかりと残っている。(よくトイレに行きたくなると書かれているが、なったことが無い)著者は一時書店で働いていた。自信をもって飛び込んだが、自身の知識は全く通用しなかった。…客はほとんど小説を買っていかなかったからだ。これには電車内で吹き出してしまった。そして本屋とは本好きの愛と知識をバイト料金で買い叩くシステム…。始めこそ返品用段ボール箱に「ごめんね、誰かいい人に買われてね」と合掌。それが数か月もしないうちに入荷した箱をそのまま返品セクションに投げ込んでも心の痛みは毫ほどにも感じなくなる…うーんこれが現実か。ここも厳しいビジネスの世界。 とりあえず読んでおくべき本はと、 時計館の殺人 綾辻行人 迷路館の殺人 綾辻行人 大誘拐 天藤真 安徳天皇漂海記 宇月原晴明 夜歩く 横溝正史 ぼくらの近代建築デラックス 万城目学 無慈悲な昼食 エベリオ・ロセーロ 悪魔とプリン嬢 パウロ・コエーリョ さむけ ロス・マクドナルド 幕末百話 10冊追加となった次第

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