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ノースライト の商品レビュー

3.9

128件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2024/05/04

本の表紙にそそられて購入したものの、数ページ読んで一年程放置。久しぶりに手に取り読み進めると引き込まれた。横山秀夫の作品は初めて読んだが、人間の描写が細かくかつ多彩で驚いた。横山秀夫は建築家だったのか?と思わせるほど、建築に関する記載も細かい。 岡嶋と青瀬のやりとりが好きだ。表面...

本の表紙にそそられて購入したものの、数ページ読んで一年程放置。久しぶりに手に取り読み進めると引き込まれた。横山秀夫の作品は初めて読んだが、人間の描写が細かくかつ多彩で驚いた。横山秀夫は建築家だったのか?と思わせるほど、建築に関する記載も細かい。 岡嶋と青瀬のやりとりが好きだ。表面的には多く言葉は交わさないが、お互いを信頼し合っている。(途中)

Posted byブクログ

2024/04/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

連載してたやつかな? 同じ話を繰り返されているようで少しイライラ。 登場人物のセリフは、ほぼテレビ向けかな。 最後はハッピーで終われてよかったのかな。

Posted byブクログ

2024/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは、出版社の戦略だと思うのだけど、いろんなレビューのどれもが最初の謎を提示しているものだから、私もそちらメインで読み始めてしまった。 だから途中から「あれ?」ってなってしまったのだ。 よく考えてみるとそんな理由でそこまでする?って思えるんだけど、横山秀夫の文章力に乗せられて「ふんふん、なるほど」と納得しながら読まされてしまう。 最初の謎からどんどんそれていくように思えたけれども、最後はきちんとその謎が解けるようになっている。 警察ものでも、刑事ものでもないので、推理によって導き出されたものではないし、正直「そんな理由で!?」と思わないでもなかった。 でも、作者が書きたいことが圧倒的な筆力で迫ってくるので、総じて満足な読書になった。 これは家族の再生の物語だ。 主人公の建築士も、その上司の岡嶋も、施主の吉野も、それぞれに家族に対して問題を抱えている。 愛情があるゆえの悔い。 だから切ない。 ただ、これは小説で、挿絵がついていないもので、設計された建物が上手く脳内でイメージできなかった。 こんなに左右上下に奥行きがある美術館って、躯体の強度は大丈夫なのだろうかとか、外見がドームに見えるのこぎり屋根の建物ってどういう作りなのだろうとか、読む手を止めて考え込んでしまった。 とはいえ、それは些細なこと。 ブルーノ・タウトという人物にも興味が持てました。

Posted byブクログ

2024/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子どもが親についてどう認識するかを大切にしてるところが印象に残った 離婚の原因の話 自殺と事故死で子が持つ認識は全然ちがう話 そして事故の原因がその子どものためだった 陶太と香里江 逆さ気づかなかった! 家がもし、人を幸せにしたり不幸にしたりするのだとしたら、建築家は神にも悪魔にもなれるということだ。 青瀬と岡嶋のやりとりがいい コンペのためにで青瀬に力を貸してほしい デスマスクを被る瞬間、最後の意識が向かう家を遺したい 「お前がふっかけてきた話だ」「謝ったはずだ。忘れろ」 入院してる時が最高潮 でもやっぱりこれが 1、吉野はなぜ新築の家に住まなかった?残されたタウトの椅子は?吉野の行方は? 2、青瀬の家族 3、岡嶋事務所のメモワールコンペ どれも微妙に関わりながら話が進む 謎よりも真相に近づくにつれて登場人物の動きがどんどん熱持ってく ノースライト 渡り 建築 タウト 椅子 鳥 事故 自殺 親子  旧日向家熱海別邸は検索するとすぐ出てきて写真見ながら読むとよくわかる 木村由花さんに捧げる  辻村深月先生「ツナグ」の人

Posted byブクログ

2024/02/11

ドラマを観て、小説を読んで、またドラマを観ました。 ドラマの西島秀俊さんが、小説の雰囲気をとてもうまく伝えてくれてます。

Posted byブクログ

2024/02/09

読み始めは心理描写とかが細かすぎる?と思ったけど、読み進めるうちに必要な要素だと気がつく。 あと、小説の後半になるまで全く推理ができなかった... 意外すぎるラストに痺れました。

Posted byブクログ

2024/01/07

謎の入り口はシンプルだけど、途中に出てくる文化・教養知識の描写がかなり細かく、複雑で難しさもあった。エンディングではスッキリできる。ドラマ化されてるのでそっちも見てみたいと思う。この長い話をどう映像にまとめたのか。

Posted byブクログ

2024/01/02

大人になり歳を重ねていくにつれても それぞれが意地や理想を持っていること、 またそれを通しずらい現実の中でももがいている姿がとても印象的だった。 「大人になる」ということがお金や世間体、家族やプライドなどから描かれているようにも感じた。 ただその中にずっと変わらない思いがあるとい...

大人になり歳を重ねていくにつれても それぞれが意地や理想を持っていること、 またそれを通しずらい現実の中でももがいている姿がとても印象的だった。 「大人になる」ということがお金や世間体、家族やプライドなどから描かれているようにも感じた。 ただその中にずっと変わらない思いがあるということ、それにこだわっている様子は自分もそういう人になりたいと思えるものだった。

Posted byブクログ

2023/12/30
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☆2.5か。「クライマーズハイ」→「ルパンの消息」と読んで横山秀夫が気に入り、これを読んだ。いまいち。 謎を調べていく過程が冗長、ヒントが示されない。そして、最後の謎解きが安っぽいテレビドラマのよう。あの理由で3千万円を使えるのか?吉野陶太は青瀬稔本人に会ったことがなかったのに。 一番の盛り上がりは、岡嶋の弔い合戦。そこをメインに展開された話の方が読みたい。

Posted byブクログ

2023/11/26

すーっと引き込まれて、後半は手が止まらない。気づいたら読了。描写が細かくて頭で映像を想像しながら読めた!今まで読んだミステリーとジャンルが違った。

Posted byブクログ