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明け方の若者たち の商品レビュー

3.8

150件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

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2024/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 正しくはないかもしれない、周りの理解は得られないかもしれない、それでも全力で誰かを好きになる。そんな恋を私もしてみたいと思った。  どんなに辛い恋だったとしても、たっぷりと時間がたった後に思い起こせば、こんなこともあったなといい思い出として消化できる日がきっとくる。  だから、どんなに辛い恋になりそうでも、自分がどれだけ深く傷つきそうでも、若いうちに飛び込んでみたいと思った。  冷静になれない、大人になりきれないうちでしか経験できない恋をしてみたい。

Posted byブクログ

2024/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

YouTuberがオススメの恋愛小説!と言っていたので、Kindleで調べてみたらセール中だったので買いました。 読んでみたらビックリ!え、これ、俺のこの前の失恋にそっくりやん!となりました。 失恋を意識し始めた頃(LINEが来なくなったあたり)の心情なんて、まんま俺で、グサグサ刺さりすぎて電車で泣きました。バスでも泣きました。それぐらいリアルでした。 とても読みやすい文体、表現で、2日で読み終えてしまいました。周りにも似たような恋愛をしてる人は0ではないと思います。そんな恋に悩んでる人がいたら教えてあげたい。そんな本でした。これが今流行りのエモいか。

Posted byブクログ

2024/08/25

主人公の体験がまんま自分と重なった、というより重ねられた。追体験したかのような、その時々の風景が思い浮かべられた。 恋は盲目であり、強欲であり、純朴である。

Posted byブクログ

2024/08/10

主人公の気持ちを強く理解することが出来たし、させられました。あまり、、、共感したくない自分の弱さまできれいに入ってくるもんだからついつい目を背けたくなるところもありました。恋がどこまで人を活動的に、無気力にするかも解像度高く書かれてて、社会人になることをちょっと躊躇しました笑笑

Posted byブクログ

2024/08/03

8/2 純粋な恋ってなんだろうってたまに考える 浮気とか不倫はだめなのか ただ1人を愛さないといけないのか 別に私たちの気持ちは初めから規則があって動いているわけではないから、「好きかどうか」がただ問題だと思う それが世間から見て、相手から見て「酷く普通ではない」行為だったと...

8/2 純粋な恋ってなんだろうってたまに考える 浮気とか不倫はだめなのか ただ1人を愛さないといけないのか 別に私たちの気持ちは初めから規則があって動いているわけではないから、「好きかどうか」がただ問題だと思う それが世間から見て、相手から見て「酷く普通ではない」行為だったとしても 本自体はすごく読みやすいのでおすすめです

Posted byブクログ

2024/07/23

ちょっとやるせなさとか生きづらさを感じながらも、今の私たちからすると若者の青春と呼べてしまうような、キラキラした自由が似合う若者たち。あの頃特有の、何かを背負わずにいられた頃の感覚がよみがえってきて、ただただまぶしい。

Posted byブクログ

2024/07/16

なんかもうとにかくエモいという感じの小説。主人公の"僕"が"彼女"に魅了され、大好きで大好きで大好きで…という話。中盤の衝撃がすごい。胸が張り裂けそうな場面がたくさんあった。のめり込みすぎて、私も(会ったこともない)"彼女&quo...

なんかもうとにかくエモいという感じの小説。主人公の"僕"が"彼女"に魅了され、大好きで大好きで大好きで…という話。中盤の衝撃がすごい。胸が張り裂けそうな場面がたくさんあった。のめり込みすぎて、私も(会ったこともない)"彼女"のこと引きずってしまいそう

Posted byブクログ

2024/07/03

ものすごく比喩や修飾が多く、いいなと思う一方でちょっと重たさを感じてしまった。 これがこの作品の、よさであると思うんだけど30代後半の私にはもう胃もたれしてしまう。 もっとストレートで素直な表現も読んでみたいな。

Posted byブクログ

2024/06/21

この本を読ませたい人が私には明確にいるなと思ったのと、カツセさんはこの本に散らばる思いを実際に経験したに違いない、という揺るぎない自信を、読みながら随所で感じた。 …じゃないとこの適度な温度感で書けないと思う。 本筋とは違うけど、大企業に勤める「僕」が働いてる中で感じている描写...

この本を読ませたい人が私には明確にいるなと思ったのと、カツセさんはこの本に散らばる思いを実際に経験したに違いない、という揺るぎない自信を、読みながら随所で感じた。 …じゃないとこの適度な温度感で書けないと思う。 本筋とは違うけど、大企業に勤める「僕」が働いてる中で感じている描写がとても丁寧で、いい意味で生々しかった。 エモい、という言葉に今までしっくりきたことがなかったけど、文中の、人生のマジックアワーという言葉は、すごく“エモい“。 実際にマジックアワーを見て、その刹那さに心がぎゅってなる感覚が、この小説の読後にはある。

Posted byブクログ

2024/05/09

21歳でこの本に出会えてよかった。 何度も胸がキュッとなり、気がつくと下唇を噛み締めていました。 第三者からすれば「沼」という一文字で呆気なく片付けられてしまうような、愛おしく切ない時間のお話でした。

Posted byブクログ