世界「失敗」製品図鑑 の商品レビュー
「ポジティブリスト型の学習より、ネガティブリスト型学習の方が試行錯誤がしやすい」というのはなるほどと思った。 成功例をマネようとするより、大失敗を避けて失敗しながら試行錯誤する方が成功にたどり着きやすいと思う。 モノを売る仕事はしてないけど、参考になることがあるなぁと思った。 ...
「ポジティブリスト型の学習より、ネガティブリスト型学習の方が試行錯誤がしやすい」というのはなるほどと思った。 成功例をマネようとするより、大失敗を避けて失敗しながら試行錯誤する方が成功にたどり着きやすいと思う。 モノを売る仕事はしてないけど、参考になることがあるなぁと思った。 ・ストーリーも重要 ・客の立場を忘れない ・過去の成功体験を過信しない が印象的でした。
Posted by
色々な業界の振るわなかった商品の事例を紹介する内容だが、予想以上に面白かった。当時の時代背景や失敗の要因が分析されており、わかりやすい。自分が持っていた商品なども紹介されており、テンションが上がった笑
Posted by
有名企業の失敗事例が挙げられるいる。 経営層に居なくても、世の中の動き、ニーズの変化を把握しながらビジネスに取り組むべきと感じた。 失敗から成功している企業もあれば、失敗のまま終わった企業もあり、判断力と失敗を次にどう活かすかが重要。 そして、マーケティングは経営とは切り離...
有名企業の失敗事例が挙げられるいる。 経営層に居なくても、世の中の動き、ニーズの変化を把握しながらビジネスに取り組むべきと感じた。 失敗から成功している企業もあれば、失敗のまま終わった企業もあり、判断力と失敗を次にどう活かすかが重要。 そして、マーケティングは経営とは切り離せないもの。
Posted by
2021年10月刊。この筆者の本は初めて。「成功の形は似通っているが、失敗の形は様々である」という言葉があるが、私は、先人の失敗例を学ぶことに大いに興味がある。『失敗学のすすめ』『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』『「失敗」の日本史』など、失敗にまつわる本を読む度に、「失敗はい...
2021年10月刊。この筆者の本は初めて。「成功の形は似通っているが、失敗の形は様々である」という言葉があるが、私は、先人の失敗例を学ぶことに大いに興味がある。『失敗学のすすめ』『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』『「失敗」の日本史』など、失敗にまつわる本を読む度に、「失敗はいかにして避けるべきか?」「失敗は避けられないにしても、ダメージを少しでも減らすには何をすべきか?」「失敗から何を学び、次にどう活かすべきか?」に思いを馳せている。 さて本書は、フォードの中級車エドセル(1957年)から、セブン-イレブンジャパンのセブンペイ(2019年)まで、この60年余りの間に、世界の大企業が世に問い、「大失敗」した製品・サービス20例を取り上げ、「何故、失敗したのか?」を分析・解説した本である。 『図鑑』だけあって、筆者自身による味のあるイラストも併録。各社が失敗へと至る道程は、バリエーション豊かで、中には「そんなアホな!」という理由による失敗もあり、当事者たちにはお気の毒だが、失敗マニア(苦笑)な私には、存分に楽しめた一冊だった。失敗の理由は各製品それぞれ。 「初期段階でのわずかな遅れが致命的だった(マイクロソフト/ウィンドウズ・フォン)」「構想に対する実行力が伴わず失敗(セガ/ドリームキャスト)」「自社の描いた製品の将来像とユーザーの求めるものが食い違った(アマゾン/ファイアフォン)」「理想を追求しすぎて、仲間(=賛同してくれるサードパーティ)も得られず、じり貧に(任天堂/Wil U)」「課題の賞味期限が、見極め困難に陥って失敗(モトローラほか/イリジウム)」「『自社だけは特別』思考に陥っていたトップの視野の狭さが、犯罪者集団のターゲットになった(セブン-イレブン・ジャパン/セブン・ペイ)」などなど、一つとして同じものはない。 大失敗から学んだことを活かし、次の機会に大成功を収めた企業があれば、一度の失敗があまりに大きすぎて、リカバリーができず、そのまま凋落していく企業もあり、と明暗が分かれた辺りも興味深かった。 理想的な失敗への対処法は、筆者が言うように「最初の一手は失敗するものとして、その次の一手に勝負を賭けるようにせよ」であり、「逆に一番やってはいけないことは、失敗したからといって、動きが落ち着くまで何もしないことと、一度打った手にこだわり続けること」なのだろう。とにかく学びの多かった一冊。まだまだ世の中には失敗製品が山ほどあるはず。第二弾の発刊を切に願う。
Posted by
記憶にある、あんな製品・こんなサービス。あれって一体どうなったのか知らん? …を追うのに面白いと思って読んでみた。ビジネス書として良書なのかも知れないが、既にIT業界から抜けて、しがないマンション管理人となった身にはピンと来ない。あー、ありがちなんだねぇ…と思う程度。
Posted by
具体的な失敗事例が多々掲載されていて、それが自身も知っていることが多く、面白く読んだ。今から思えば、なぜそんなことをしたんだというものが多い。
Posted by
新規事業を考える上で失敗の確率を下げるための知識としては参考になった。特に自社都合を優先して顧客なき事業的な事例は 常に覚えておきたい。 ネットでも個々に拾える情報ではあるがまとまっているので探る手間が不要な所が良かった。 個々の詳細はぜひ本を読んで下さい。
Posted by
有名な企業もこんな大失敗していたのですね。 知らない製品もありました。 短期間の販売だったのですね。 こういう失敗があったから その後に続くのですけど やはり 大企業だから これだけの 大赤字を出しても立ち直れたのですよね。 これからもこのような 失敗を重ねて 人びとの生活...
有名な企業もこんな大失敗していたのですね。 知らない製品もありました。 短期間の販売だったのですね。 こういう失敗があったから その後に続くのですけど やはり 大企業だから これだけの 大赤字を出しても立ち直れたのですよね。 これからもこのような 失敗を重ねて 人びとの生活が向上するのですよね。
Posted by
アップル、グーグル、アマゾン、任天堂、ソニー、トヨタなどのグローバル企業がリリースした20製品の中の中から、攻めすぎて失敗した製品の失敗理由が解説された一冊。アマゾンが2014年に出したスマホや、アップルが30年前に出していたiPhoneライクな携帯情報端末など、先を読み過ぎて逆...
アップル、グーグル、アマゾン、任天堂、ソニー、トヨタなどのグローバル企業がリリースした20製品の中の中から、攻めすぎて失敗した製品の失敗理由が解説された一冊。アマゾンが2014年に出したスマホや、アップルが30年前に出していたiPhoneライクな携帯情報端末など、先を読み過ぎて逆に失敗したり、競合に勝つために急いで出して失敗した製品が多いかんじ。基本的に成功した製品よりも、壮絶に失敗した製品からのほうがビジネスのヒントが見えてくる。特に、今何かモノ(サービス)作りをしているような人にオススメの一冊。
Posted by
妻からお勧めされて読んでみました。いかに自分に「失敗」製品の知識がないのかに恥じいる気持ちになりましたが、それはさておいても、読んでいてかなりしんどくなりました。 事例が多すぎて、「で、全体として何が言いたいのか」がぼやけてしまっているように思います。私の読解力(というかキャパ...
妻からお勧めされて読んでみました。いかに自分に「失敗」製品の知識がないのかに恥じいる気持ちになりましたが、それはさておいても、読んでいてかなりしんどくなりました。 事例が多すぎて、「で、全体として何が言いたいのか」がぼやけてしまっているように思います。私の読解力(というかキャパシティ)の問題も大いにありますが、それ以前に情報量が多すぎることがあると思います。 一章がそこそこ長い割には一言でまとめられるレベルの学びであったり。であればいち事例2-3ページで纏めて学びを大きな字で書く程度のほうがよかったのでは?個人的には、「私たちへのメッセージ」と「失敗でわかる3つのポイント」が冗長に感じました。挿絵も見づらく、正直なところ素人の挿絵だなと思ってしまう。 編集のことばかり気になってしまいこういったコメントになりましたが、ビジネス知識として内容は密度が高かったと思うので3点です。が、僕はあまりお勧めはできません。
Posted by