1,800円以上の注文で送料無料

アルテミスの涙 の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/04/12

色々と考えさせられる話しで、結末に驚いた。それにしても、冒頭の描写がいかにも過ぎて、騙された。結末に驚き。

Posted byブクログ

2024/03/30

仕事が休みの日の午後に一気読みした。 読み始めが重い始まりだったので、最後まで読めるか不安だったけど、 すぐ読み終わった。

Posted byブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後まで読んで、そうだったのかーと驚いた。 まさか人工授精だったとは。 最初は医師の犯罪だと思い込んでいた。 両親に支配されているあいかは可哀想に思うが、やはり寝たきりで子供を産んで育てるというのは大変だろうなと思う。

Posted byブクログ

2023/11/30

寝たきりで体が動かない患者がなぜか妊娠する、という設定が面白そう&下村敦史 ということで、読了 設定は面白かったものの オチ自体はあまり好きくないかも… ストーリーに40代の私は心動かなかったかも… 20年前に読んだらもっと違った感想だったかな でも読了済みの「黙過」「絶声...

寝たきりで体が動かない患者がなぜか妊娠する、という設定が面白そう&下村敦史 ということで、読了 設定は面白かったものの オチ自体はあまり好きくないかも… ストーリーに40代の私は心動かなかったかも… 20年前に読んだらもっと違った感想だったかな でも読了済みの「黙過」「絶声」「同姓同名」 すべて★5つ評価 見逃せない作家さん ストーリーって大事だけど それよりも、自己啓発本でもないのに マーカー引きたくなってしまう箇所が散らばってて 読むときは「学ぶぞ」という姿勢で読んでしまう作家さんです 一部抜粋 「正論なんてものはね、人を追い詰めるためにしか役立たないものなんだよ。…(続く)」 続きはぜひ、本作を!!!(笑)

Posted byブクログ

2023/11/22

事故で寝たきりになり「閉じ込め症候群」になった女性が妊娠する。嫌なお話しの流れから思いもかけない終着点へ向かっていく。命を授かることの尊さとその責任の大きさを問う作品。彼女たちの思いや決意がなんとも理解できなかった。明るい希望だけでは終われない。全て丸く収まるには不遇な状況すぎる...

事故で寝たきりになり「閉じ込め症候群」になった女性が妊娠する。嫌なお話しの流れから思いもかけない終着点へ向かっていく。命を授かることの尊さとその責任の大きさを問う作品。彼女たちの思いや決意がなんとも理解できなかった。明るい希望だけでは終われない。全て丸く収まるには不遇な状況すぎる。毒親への抵抗という面もあるとしたら病院は途方もない被害を被っただけになる。わがままが過ぎませんか、と思った。

Posted byブクログ

2023/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

閉じ込め症候群の患者が妊娠した。その謎を追う女性産婦人科医は、当の患者とまばたきで意思疎通することを思いつく。 不可解な事件が起こり、その犯人探しが話の中心だろうと読み進めたら全然違った。倫理観や正義について深く考えさせられもするが、以前読んだ「同姓同名」と同じく、ネット社会に対しても警鐘を鳴らしているように思えて大いに賛同できた。 本書冒頭に登場する電車の優先席を巡る騒動。男の「SNSに晒してやるからな」という言葉に象徴されるように、SNSを武器として正論を振りかざす人々が、この話においては良くない意味でのアクセントになっているように思える。「正論なんてものはね、人を追い詰めるためにしか役立たないものなんだよ」という高森医師の言葉は、物語全体の空気感をうまく表しており、主人公真理亜が知らず知らず なうちに囚われていた感覚を鋭く突いている。それは同時に読者である我々にも当てはまるのではないか、と読み終わってから反芻している。 ただ、これだけ色々考えさせれた割にエピローグがあっさりで、少しだけ肩透かしをくらった気分にはなった。そこだけはちょっともにょる。

Posted byブクログ

2023/08/11

事故による閉じ込め症候群の女性・愛華の妊娠が発覚。容疑者として彼女の担当医・高森が逮捕される。産婦人科医・水瀬真理亜は瞬きによって愛華とのコミュニケーションを試みるが……。 犯人当ての先を行く展開。ハラハラが止まらない壮大な物語。

Posted byブクログ

2023/07/30

生まれてくる子供が不憫な話し。生き残った運転者も助手席同乗者も同じ状態なのは都合良すぎかな。 勧めるとしたら:なんで妊娠したの?どうして産みたいの?というミステリーは面白い 新しく知ったこと:身体不自由でも意識だけはしっかりある状態というのはあり得ること 手に取ったきっかけ:Yo...

生まれてくる子供が不憫な話し。生き残った運転者も助手席同乗者も同じ状態なのは都合良すぎかな。 勧めるとしたら:なんで妊娠したの?どうして産みたいの?というミステリーは面白い 新しく知ったこと:身体不自由でも意識だけはしっかりある状態というのはあり得ること 手に取ったきっかけ:YouTubeの本紹介、あかりんの最近読んだ本 何か考えが変わった:親のお仕着せに不満を持っている人は結構いて、なんでもそのせいにはしやすいよな

Posted byブクログ

2023/07/13

物語が解決するのが本の半分で「えっ?後半分どうすんの?」ってなってからが本番だった。 これは凄いね。これは愛だわ。 新しい手法かといえばそうではないんだけど、なにより読ませる力が凄い。 ご都合な所も否めないけど、最後まで見える小説だった。

Posted byブクログ

2023/06/17

産婦人科医を主人公にしていて、なおかつ出産と中絶を巡る話題が出てくるのに、日本が海外較べて中絶手術が遅れている点(危険な掻爬法が主流)だとか、中絶費用やアフターピルの高さなどの日本の産婦人科の問題は全く触れらていなくてがっかり。安易な中絶はいけない、という聞き飽きたフレーズも出て...

産婦人科医を主人公にしていて、なおかつ出産と中絶を巡る話題が出てくるのに、日本が海外較べて中絶手術が遅れている点(危険な掻爬法が主流)だとか、中絶費用やアフターピルの高さなどの日本の産婦人科の問題は全く触れらていなくてがっかり。安易な中絶はいけない、という聞き飽きたフレーズも出てくるし…。 女性のリプロダクティブ・ヘルス・ライツの問題を扱いながら、この問題に作者が無関心なんだな、というのが透けて見えてしまって残念。

Posted byブクログ