月曜日の抹茶カフェ の商品レビュー
木曜日にはココアを、に続き心が温まる内容です。特に、拍子木を鳴らしての話しは、良かったです。今回は強く縁というものの大切さが身に染みました。一年12ヶ月を一月ごとにお話しにした、全12話の物語。ココアと同じく前月登場したちょい役の人物が、次の話の主役になったりします。猫が主役の話...
木曜日にはココアを、に続き心が温まる内容です。特に、拍子木を鳴らしての話しは、良かったです。今回は強く縁というものの大切さが身に染みました。一年12ヶ月を一月ごとにお話しにした、全12話の物語。ココアと同じく前月登場したちょい役の人物が、次の話の主役になったりします。猫が主役の話もありました。青山美智子さんの本は読みやすくサクサク読めちゃいました。この方の本もっとよみたいです。そして、今年読みたい本3選にいれていた本のひとつを読破した満足感にも浸ってます。
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「木曜日にはココアを」と「いつもの木曜日」と今作を併せて星5。 どの物語も好きだし、表紙を眺めるだけでも楽しい。
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「木曜日にはココアを」の続編ということですが、こちらも本当にいいですね〜。 青山さんの本はどれも好きですが、一番好みかもしれないです。 装丁から構成、ストーリー、登場人物(猫も)好きが詰まってて読み終えるのがまたまた惜しい気持ちでした。 皐月と水無月で涙し、文月と葉月でキュンです...
「木曜日にはココアを」の続編ということですが、こちらも本当にいいですね〜。 青山さんの本はどれも好きですが、一番好みかもしれないです。 装丁から構成、ストーリー、登場人物(猫も)好きが詰まってて読み終えるのがまたまた惜しい気持ちでした。 皐月と水無月で涙し、文月と葉月でキュンです。笑 一冊丸ごと隅々まで作者の優しさの詰まった、素敵な本です。
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木曜日にはココアを、のスピンオフ。いや、こっちが本編?(→続編でした) よく分からんけど、始まりはおんなじマーブルカフェから。 8話目でじんわりきて、ラストでちょっと白けちゃった。 お互いに想い合っている綺麗さに。 お話だからの流れなんだけど、リアルに考えたらそんなことある?って...
木曜日にはココアを、のスピンオフ。いや、こっちが本編?(→続編でした) よく分からんけど、始まりはおんなじマーブルカフェから。 8話目でじんわりきて、ラストでちょっと白けちゃった。 お互いに想い合っている綺麗さに。 お話だからの流れなんだけど、リアルに考えたらそんなことある?ってふとひんやりした思いがよぎった。 短編というよりショートストーリーと表現した方がしっくりくるほどの短さ。ひとつひとつがすぐ読み終わるから、本を読む気力が少なくても読める。 ただ、順番にお話が繋がっているから、間を空けるとお話が分からなくなってしまうね。まさしく今回はそんな感じ。
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月ごとに一話ずつ、全12話の連作短編集。舞台は東京か京都。前の話で少し出てきた人物が、次の話の主人公になっていたり、最初と最後で話が繋がっていたり、ちょっとした仕掛けが楽しい。 私は10月の「カンガルーが待ってる」が一番好きだった。下記はその中で印象に残った言葉。 ・望み通り...
月ごとに一話ずつ、全12話の連作短編集。舞台は東京か京都。前の話で少し出てきた人物が、次の話の主人公になっていたり、最初と最後で話が繋がっていたり、ちょっとした仕掛けが楽しい。 私は10月の「カンガルーが待ってる」が一番好きだった。下記はその中で印象に残った言葉。 ・望み通り想定したままのことを手に入れたとしても、それだけじゃ夢が叶ったとは言えないんだよ。どんどん自分の予想を超えた展開になって、それをちゃんとモノにしていくっていうのが、本当に夢を実現するってことなんじゃないかな ・どんな出会いも、顔もわからない人たちが脈々と繋いできた手と手の先なんだよ ・一番素晴らしいのは、遠いところで手を繋いできた人たちが、自分がどこかで誰かを幸せにしてるかもしれないなんてまったくわかってないことだね。自分の身の回りのことに取り組んだ産物が、あずかり知らぬ他人を動かしたってことが。 世界中の色んな人同士のご縁が今こうして自分を形作っていると考えると、周りの全てに感謝したくなるし、自分も出来れば積極的に人と関わり合っていきたいなと思った。
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『木曜日にはココアを』の続編。出会いはお馴染みのマーブルカフェだけど今度は抹茶が繋ぐご縁です。前作を読んで3年くらい経ってしまったので、白状すると忘れていることばかりでした。なので前作も本棚から引っ張り出して並行して読み進めていました。なるほど、ふむふむ…ココアのほうで登場された...
『木曜日にはココアを』の続編。出会いはお馴染みのマーブルカフェだけど今度は抹茶が繋ぐご縁です。前作を読んで3年くらい経ってしまったので、白状すると忘れていることばかりでした。なので前作も本棚から引っ張り出して並行して読み進めていました。なるほど、ふむふむ…ココアのほうで登場された方々も少し状況がかわりつつも幸せそうで嬉しいですね。 去年長女が旅行で買ってきた京都の宇治壺切茶(抹茶ではないけど)を味わいながら読みました。 ほんの少し勇気を持って、目の前の誰かに声をかけたり、手を差し伸べたり、微笑みかけたりしたご縁が、繋がって繋がって、遠い所にいる誰かを支えているかもしれないと思うとと、なんだか不思議で胸が暖かくなりますね。 登場人物の中では橋野屋のツンデレお祖母様が好きです。
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- ネタバレ
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この作品も良かったぁ。信頼と安心の青山さん! 1月曜日の抹茶カフェ 「ノリの良さと運の良さは比例する」 ほんとそうなんだろうなぁと思う 2 手紙を書くよ 「思い出って、流れ流れゆく時間を留めておくピンのようなものかもしれませんね。 だけど留める場所は人それぞれだから、ピンの位置がちょっとずれちゃったりもするんですよ」 「人間の記憶というのは、かくもあやふやなものだね。 僕たちは忘れてしまう。忘れたくても忘れられないって思い込んでることだって、もしかしたら狙い打ちしたつもりの場所よりもずっと外れていて、間違ったところに ピン留めされているのかもしれない。 僕たちはみんな、自分が覚えたいように覚えてるだけなのかもしれない。」 3春先のツバメ 「下着は肌に直接身に着ける服。人にとって一番近い、何よりも親しい存在。 簡単に露出するものじゃないからこそ、こだわって選んでほしい。大切にそばに置 いてほしい。気の合う下着は、どんな日でもあなたの絶対的な味方になる。そしてそ れを身に着けることで誇りを持ってほしい。自分がその贅沢に値する人間なのだと。」 「卒業って、次のステージに行っておしまいじゃなくて、ここまでがんばってきたこ とをたどって自分で自分を認めたり、支えてくれた人たちにあらためて感謝したりの節目ってことでもあるんだわ」 「いつでも何度でも訪れますよ、次の新しい季節は」 5.6章 孫とおばあちゃんの話には弱い...一番好きかも! 8 抜け巻探し 「この世に本はたくさんある。いや、たくさんたくさんたくさん、さらにもっとたくさんだ。どんどん出て、どんどんどんどん消えていく。 だからこそ、こんなふうにぽつんと置き去りにされた一冊を、私が預かっていて もいいんじゃないかと思うのだ。どこかでそのたった一冊を探し求めている誰かを、 ゆっくり待っていようと」 ステキな話。キレイな話。まさに青山節。 12吉日 いやはや素敵な成長と愛情だこと 締めが美しい物語は大好きです。 青山さん自身もデビューから時と経験を経てどんどんアップデートされていったんだなぁと思わせる素晴らしい続編でした。
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今作もやはり「人と人の繋がり」が美しく書かれていました。ご縁を大切にしなきゃなぁ。 脱サラして古本屋さんを始めた男性の、あの夫婦のお話素敵だったなぁ。長年連れ添った夫婦というのは、だてに長年連れ添ってきたわけじゃないのよ。信頼と尊敬の気持ちを双方が無意識に持ち合わせてるのね。羨...
今作もやはり「人と人の繋がり」が美しく書かれていました。ご縁を大切にしなきゃなぁ。 脱サラして古本屋さんを始めた男性の、あの夫婦のお話素敵だったなぁ。長年連れ添った夫婦というのは、だてに長年連れ添ってきたわけじゃないのよ。信頼と尊敬の気持ちを双方が無意識に持ち合わせてるのね。羨ましい。 白猫ちゃんのお話も可愛らしくて。どうしよう、ペットがみんな人間の話すことこんな風に理解できてたら。嬉しいやら恥ずかしいやら、と思いながらうちのワンコの寝顔を覗きこむ。あ…ダメだうちの子は。私がこんなに感動して泣いてるのに、鼻水垂らしながらイビキかいてる。
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青山美智子さんの本は、ほっこりするお話で心温まるストーリーで大好きです。 本を読むのが苦手な私でもスラスラ読めて登場人物もイメージしやすく本の世界に入り込めてしまいます。
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この作家の本は、いつも読みやすく、ほっこり。同じようで、ある意味マンネリでもあるが、それに乗っかって安心して読めるというか。それで良いのであろう。
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