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民王 シベリアの陰謀 の商品レビュー

3.2

135件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    54

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    5

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2022/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

謎のウイルスをぶっ飛ばせ!! 「マドンナ・ウイルス? なんじゃそりゃ」第二次内閣を発足させたばかりの武藤泰山を絶体絶命のピンチが襲う。 目玉として指名したマドンナこと高西麗子・環境大臣が、発症すると凶暴化する謎のウイルスに冒され、急速に感染が拡がっているのだ。 緊急事態宣言を発令し、終息を図る泰山に、世論の逆風が吹き荒れる。 一方、泰山のバカ息子・翔は、仕事で訪れた大学の研究室で「狼男化」した教授に襲われる。 マドンナと教授には共通点が……!? 泰山は、翔と秘書の貝原らとともに、ウイルスの謎に迫る!! (アマゾンより引用) 前作のほうが面白かったなぁ。 何かホントにありそうで怖い。 温暖化で未知のウィルスが出現する、とか。 そして、どこの世界にも言葉の通じない輩はいる。 それが1番怖い。

Posted byブクログ

2022/07/07

ウイルスの話しかと思ったが政治の話、世の中を相手にするのは難しい、志しだけでは理解してもらえず正しい事をしても支持率は上がらないとの事、政治家は1度なるといつまでも居続ける定年制を設けたらどうかと思う、 親から子 孫 ズート続く政治家ちょとイヤかな。

Posted byブクログ

2022/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

民王シリーズの第二作ですね といっても、第一作を読んだワケでもなく 調べてみるとドラマ化もされているようですが、ドラマも見たワケでもなく という状況で読み進めていきました 主人公は総理大臣のようですね 政権内のマドンナというのは現実の日本政治でもよくいますが、いきなりそのマドンナ女性がウイルスに感染 そこまで来て「アレ?現実と近いな」と思っていつ発行されたのか見たところ2021年とのコト ある程度現実をベースに書かれた作品のようですね 政権内で他に感染したヒトを確認したがいない 感染経路はどこからだろう?というハナシになる その後にとある大学教授が感染 マドンナとその大学教授に関係性があるコトが分かってきて、大学教授が直前にロシアに行って冷凍されたモンモスの化石を見に行っていたコトが分かる そこで推測 冷凍されたマンモスの管理が行き届かずに少し解凍され、冷凍されていたウイルスが活動できる温度になって教授に感染 その後、マドンナと会ってマドンナに感染 段々と日本国内にも蔓延していくが、ここはかなり現実の日本に近い感じに描かれている どの程度危険か分からないが、若者には影響はないみたいな出所不明な噂もあって国民には緊張感はない で、実際に感染者数もかなり少ない だが、総理はこのウイルスを重大に捉えていて緊急事態宣言を出すなどの対応 ここも実際の日本で多少あったコトですが、国民としては「それはやりすぎ」「ウイルスで死ぬ前に食べられなくて死ぬ」などと反発 この物語ではその「民意に迎合」した都知事が総理を口撃し、国民もそれに伴ってヒートアップしていく感じが描かれている 総理に分が悪い状況になっていくが、これはいわば池井戸ワールドでしょうね 主役がどんどん悪い状況に落ちていって最後は勧善懲悪という 結論としてはウイルスには2種類あって、1種類目は実際に人間の体調を悪くさせたりするいわゆる普通のウイルスで、もう1種類は「人間を陰謀論などのとんでもない理論を信じやすくさせるウイルス」 後者が人間にトンデモ論を信じやすくさせ、人間社会を混乱させて一枚岩でウイルスに対抗できなくさせた上で前者が人間社会にどんどん浸透していくみたいな そういったウイルスの生存戦略を描きたかったのかなと まぁ一番は最後の方の首相の演説でしょうけど この作品もドラマ化されたらこの部分がフィーチャーされるのでしょう ちょっと自分にはピンとこなかったというか、、、のめり込む感じにはならなかったですね 最後も半沢直樹シリーズのようにスッキリせず、熱を帯びるコトもなかったですね おそらくそこに読み至るまでで主人公への「思い」が醸成できなかったのかも知れないですね まぁ総理大臣になったコトもないし政治家を志したコトもないので主人公に憑依しきれなかったのかな というところで評価は星3つで

Posted byブクログ

2022/07/02
  • ネタバレ

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シベリアの冷凍マンモスから古代のウィルスが蘇り、人に感染する。この未知のマドンナウィルスより第二のウィルスが恐ろしかった。人間の弱さや愚かしさに寄生して仲間を増やしていく。感染したことにも気づかない。もしかしたらもう見えないところで拡大しつつあるのかもしれない。 身体に影響を与えるものは、ホルモンと加齢だと思っていたけど、ウィルスもあるのだとしたら…やっぱり免疫力を上げるって大事!心も身体も健康でありたい。 翔ちゃんって憎めないな~泰山総理の演説もよかった。

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2022/06/16

前作は若い世代の考え方を政治に取り入れるってのがテーマだったと記憶しているが、今回は為政者と民衆のギャップがテーマ。 何も考えず、自分に都合が悪くなると政治のせいにする群集を、ウイルスに感染しているとするのは新しい視点かも。 そこからの大団円も池井戸作品的カタルシスです。

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2022/05/17

新型コロナに対する政府の対応をモチーフにしているようで、ぜんぜん違った。 政治家の理想の姿を描いているようだ。 ドラマ化したら楽しいドラマになりそうだ。 ロシアが落ち着かないと、現地ロケができない。

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2022/05/13

プロローグ、武藤泰山は、息子の翔と入れ替わっていた頃の夢にうなされ、午前三時に飛び起きた。 波乱の予感。 国民の幸せを常に考える政治家、内閣総理大臣・武藤泰山と、ちょっと漢字が読めないけれど、心意気は父譲りの(社会人一年生)武藤翔の物語、第二弾。 一作目の「民王」のドラマは再放...

プロローグ、武藤泰山は、息子の翔と入れ替わっていた頃の夢にうなされ、午前三時に飛び起きた。 波乱の予感。 国民の幸せを常に考える政治家、内閣総理大臣・武藤泰山と、ちょっと漢字が読めないけれど、心意気は父譲りの(社会人一年生)武藤翔の物語、第二弾。 一作目の「民王」のドラマは再放送で2回も観てしまったので、読みながら役者さんの顔が浮かんできた。 特にお気に入りは、官房長官の狩屋、秘書の貝原、公安の新田。 総理夫人の綾さんも、出番こそ少ないがいい味わい。 シベリアの陰謀というと、今の世界情勢が浮かんでしまうが、ちょっと置いておこう。 地球温暖化、人類とウィルスの戦いがテーマである。 永久凍土が溶けていくのは大きな危機であるが、冷凍マンモスが発掘される、というのは、なんだか古代の夢がよみがえるみたいでロマンを感じる。 しかしそこからとんでもないウィルスが一緒に蘇ってしまい・・・ コロナ禍の感染騒動をなぞりながら、政治家の権力争いや、小説の科学者アルアルの研究横取りや、欲の皮のつっぱったやり過ぎビジネスやら、賑やかに繰り広げられる。 動かざる山の如し泰山、動き回り、意外に活躍する翔の親子対比が面白い。 そして大きな危機を迎える盛り上がりから、どんなふうに収めるのかと思ったら、胸熱シーンでした。 さらに、ラストのサプライズ! こんな政治家がいたらいいなあ〜、と熱望しつつ、続編も熱望です。

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2022/05/08

民王の続編です。続編ですが、前の作品を読んでなくても楽しめます。 今回は現実世界とリンクするようなウイルス感染が題材です。そんな部分を持つ反面、シベリアのマンモス由来のウイルスという都市伝説的なこともあり、散りばめられた現実的題材とフィクション的題材が絡み合う、エンターテインメン...

民王の続編です。続編ですが、前の作品を読んでなくても楽しめます。 今回は現実世界とリンクするようなウイルス感染が題材です。そんな部分を持つ反面、シベリアのマンモス由来のウイルスという都市伝説的なこともあり、散りばめられた現実的題材とフィクション的題材が絡み合う、エンターテインメント性が高い内容です。 またドラマ化されたあとの小説なので、キャラクターがキャラが立っています。また、情景、心理描写は少なくセリフがおおいので、大変読みやすい作品だと思います。

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2022/05/08

ウイルス、緊急事態宣言、テロ、ロシア… よくニュースで耳にする話題だけを盛り込んだだけの小説。 続編としてはイマイチ。

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2022/05/06

ここ数年のコロナ対応をなぞるような導入で、内容はオリジナルなんだけど新鮮さを感じず、流し読みになってしまった。 入れ替わりなく、親子ともに前作とは少しキャラが変わった(成長かもしれませんが)印象。

Posted byブクログ