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デジタル・ファシズム の商品レビュー

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69件のお客様レビュー

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2024/10/07

若干、論理に飛躍があるように思います。 きっと、様々な事象を、筆者が言いたいことに結び付けたいがゆえの飛躍なのだと思いますが。 最近、思うのですが、国家は、100年先を見据えて、一年一年を重ねていくべき存在ではないかと。 その一方で、企業は、遠い未来のことは何ともいえないけれど...

若干、論理に飛躍があるように思います。 きっと、様々な事象を、筆者が言いたいことに結び付けたいがゆえの飛躍なのだと思いますが。 最近、思うのですが、国家は、100年先を見据えて、一年一年を重ねていくべき存在ではないかと。 その一方で、企業は、遠い未来のことは何ともいえないけれども、とにかく一年一年をしっかり積み重ねていくことを目指す存在なのではないかと。 同じように一年一年を重ねていくとしても、100年先を見据えた存在である国家と、一年一年が勝負の企業では、一年一年の重ね方が違うと思うのです。 国家が企業を活用する際には、一年一年の重ね方の違いを理解し、国家の考え方や姿勢に沿うように活用しないと、企業の論理に巻き込まれ、見据えたはずの100年先とは違う方向に進んでしまうと思うのです。 デジタル・ファシズムは、まさに、国家が企業の論理に巻き込まれた、あるいは巻き込まれつつある事象といえると思います。 選挙に勝つことが目的になりがちな政治家は、ある意味、企業と似た存在であり、100年先を考えて仕事に取り組むのは難しいと思われるので、100年先を考えて仕事に取り組めるはずの公務員が、あるべき日本、社会、将来を考え、進んでいくことができるような国家をつくることが大切なのではないでしょうか。

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2024/09/27

図書館本 怖い〜 新紙幣からの預金封鎖、からの財産税。 マイナンバーと銀行口座の紐付け。 PayPayって便利だから使っちゃうんだなあと思いつつ、 情報収集の怖さ、その先の画一した国民であること、そんな国民になってしまうことの恐ろしさを思った。 反面、 人としての幸福とは何なの...

図書館本 怖い〜 新紙幣からの預金封鎖、からの財産税。 マイナンバーと銀行口座の紐付け。 PayPayって便利だから使っちゃうんだなあと思いつつ、 情報収集の怖さ、その先の画一した国民であること、そんな国民になってしまうことの恐ろしさを思った。 反面、 人としての幸福とは何なのかもう考える。  ベーシックインカムが導入されて、PayPayでお金を受け取る社会って??

Posted byブクログ

2024/08/05

ファシズムとは独裁主義のこと。GAFAMによるデジタル推進の時代に、その道が本当に正しいのか問い続けてくる書。  中国の女子大生が日本に来て、現金しか使えない店が多い事に不便を感じたとの事だが、キャッシュレスが本当に良いのか?個人情報が全て監視されるようになるし、社会信用スコアも...

ファシズムとは独裁主義のこと。GAFAMによるデジタル推進の時代に、その道が本当に正しいのか問い続けてくる書。  中国の女子大生が日本に来て、現金しか使えない店が多い事に不便を感じたとの事だが、キャッシュレスが本当に良いのか?個人情報が全て監視されるようになるし、社会信用スコアもつけられてしまう。現金を下ろすインフラに乏しく偽札や治安に問題のある国とは違う日本のような国が、そこまでキャッシュレスを急ぐ必要があるのかと問いかける。  教育については、一人一台のタブレットを持たされているが、果たして正しいのか。紙の手帳を使ったグループの方が記憶に関する脳活動が活発になり、記憶力も優位という結果が出ている。  AIは問いをくれない。人間にとって大事なのは問う事だ。  私たちは自分で自分の行動を決める未来を選択する権利を失ってはならない。  デジタルファシズムを阻止する唯一の方法は、私達がより人間らしくなる事だ。

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2024/09/26

Xで知った本 「福祉や教育、医療など、政府による公共サービスには、デジタル技術や民間業者には、カバーしきれない、人間の手を必要とする領域が確かに存在する」 それを捨ててはいけないという趣旨の本。 貨幣の概念や価値が想像以上に変わることがよくわかった。 また、「デジタ...

Xで知った本 「福祉や教育、医療など、政府による公共サービスには、デジタル技術や民間業者には、カバーしきれない、人間の手を必要とする領域が確かに存在する」 それを捨ててはいけないという趣旨の本。 貨幣の概念や価値が想像以上に変わることがよくわかった。 また、「デジタル・ファシズム」の中で、最もファシズム化していく分野は教育という言葉にも心に残った。 アメリカはEUなると違い、予防原則よりイノベーション優先してきた国と言うのもすごく納得した。 なんとなく政府がやっているな〜で終わらず、関心をもち、声を上げていく大切さを改めて感じた。 ・いわゆる公務員叩きも政府の施作なのかも。  公務員の数を減らすと有事のときに弊害がでる (コロナ対応、児相の仕事が増える、台風対応など) ・〇〇Payは個人情報の観点から危ない 給与振り込みもPay化するところもあるがセキュリティを問題視 ・キャッシュレスが進む韓国では、借金まみれになる事態も。キャッシュレス化を進めるのにこの事態は見逃せない ・アメリカのドル支配から逃げ出したい国は多く、デジタル通貨はその鍵となる ・スウェーデンは体内にマイクロチップを入れ、キャッシュレス化を最速に進める(日立製作所も作っている) ・現金は残した方がよいという声が根強いのは、個人情報観点の点からも声があがっている ・新札切り替えはタンス預金をあぶり出すため&預金を把握するため ・個別指導以上に重要な教師の役割とは、単にパソコン上で最適な問題を解くよりも、人としてのつながりや、生徒褒め、励まし、上達をともに喜ぶこと ・デジタル機器の利用によって、子どもの健康な身体、創造性と芸術性、規律と自制の習慣、柔らかい頭と機敏な精神を十分に発達させる能力が妨げられる。(ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズの子どもたちはスマホやタブレットを持たせなかった) ・デジタルは「待てない」を作り出す 社会全体も親も効率がいいから、待てない Facebookは自分と同じよう考える人だけが残るから心地よい。 しかし、それによって失っているのは、自分とは異なる価値観の他者との触れ合う場 いろいろな立場の自分とは違う考えをもつ他者と同じ空間にいることが、自分だけでなく、社会に立てられたのは、想像力を使って、他者に共感する訓練をせざる得ないから ・自分で選んでいるつもりで、実は思想を形成されながら生きている。GAFAの外にも世界があると子どもたちに教えなければいけない。

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2023/12/04

堤未果氏は、ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了、国際連合婦人開発基金(UNIFEM)勤務、NGOのアムネスティ・インターナショナル・ニューヨーク支局員、アメリカ野村證券勤務を経て、フリーのジャーナリスト。『ルポ 貧困大国アメ...

堤未果氏は、ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了、国際連合婦人開発基金(UNIFEM)勤務、NGOのアムネスティ・インターナショナル・ニューヨーク支局員、アメリカ野村證券勤務を経て、フリーのジャーナリスト。『ルポ 貧困大国アメリカ』(2008年)はベストセラーとなり、日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞。アメリカや日本における社会問題に関するルポ、ノンフィクション作品の執筆多数。 本書は、行政、金融、教育の分野で進むデジタル化の裏側に、GAFAをはじめとする外国のテック企業が存在する事実と、そこに潜むリスクを明らかにしたもので、2022年の新書大賞第4位を受賞した。 著者は、2019年の新書大賞第4位の『日本が売られる』の中で、水、土、農地、森、海、仕事、学校、医療、個人情報ほか、あらゆる、日本人の資産・日本人の未来を方向付ける制度が、「今だけ金だけ自分だけ」の強欲資本主義の餌食となり、ビジネスの対象になっている(=売られている)ことを示したが、本書では、それから僅かの間に、政府・当局が強力に推進するデジタル改革の名のもと、行政、金融、教育という極めて重要な分野で、外資による支配が加速度的に進んでいることに、改めて警鐘を鳴らしている。 本書では、デジタル化の進展は、スマートシティ、キャッシュレス化、デジタル通貨、GIGAスクール構想、オンライン教育のような具体的な成果を通して、一見、我々の生活を格段に快適にしてくれるように見えるのだが、そのためには様々な情報の集中が不可欠なのであり、情報の管理の方法を間違えれば、それらはどこまででも悪用されかねない、即ち、快適さとリスクは表裏一体であることをわかりやすく説明している。 そして、それらの情報の集約が、米中の巨大テック産業によって為されつつあり、それにも関わらず、日本政府に危機意識が希薄であることを、一義的に問題視しているのだが(このような書き方が、一般読者にはわかり易いからだと思われる)、著者の本質的な問題意識は、更に、こうしたデジタル化が、人間の生や社会の在り方を根本的に変えてしまうリスクがあることに向けられている。本書の中には(確か)出てこないが、情報の一元管理は、ジョージ・オーウェルの『1984年』やオルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』に描かれたディストピアにおける必須条件であり、初期的ステージとさえ言えるのだ。著者が題名に「ファシズム」という言葉を使った意味はそこにある。 本書には、文科省の公式ホームページに貼られた「学校における一人一台端末環境」公式プロモーション動画の中にある、小学生の女児が手元のタブレットを見ながら、あどけない笑顔で、「タブレットがないと、全部自分の頭で考えないといけない」と語る場面が引用されているが、自分の頭で考えることなく、情報を一元管理している「誰か」に全てを教えてもらい、決めてもらう。。。そして、その「誰か」とは、最早人間ではなくAIかも知れないのだ。。。背筋が寒くなる世界である。 よって、我々が本書を読んで考えなくてはならないのは、情報を外国に支配されることの是非に留まらず、情報の取り扱い方が、我々人間の未来を左右することを理解した上で、我々はどのような未来を望むのかということなのである。 著者が明らかにする事実は、いつもながら、我々に厳しい現実を突き付けるが、裏を返せば、我々にはまだ方向転換をする余地は残されているのであり、そのきっかけにしたい一冊である。 (2023年11月了)

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2023/10/23

日本、能天気すぎ? 個人情報がことごとく外国に吸い取られているかもしれないのに。 わからないことが多いのは確かだが、日本の報道の在り方にも問題ありそう。

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2023/10/22

現代のキーワードの一つになっている「デジタル化」について、行政が推進するままに進めて良いのかと疑問を投げ掛けている。メリットよりもデメリットの方に圧倒的にページを割いている。 国の大事なインフラの整備にアメリカと中国の資本(及び国家)がビジネスチャンスと捉えて進出し、結果的に日...

現代のキーワードの一つになっている「デジタル化」について、行政が推進するままに進めて良いのかと疑問を投げ掛けている。メリットよりもデメリットの方に圧倒的にページを割いている。 国の大事なインフラの整備にアメリカと中国の資本(及び国家)がビジネスチャンスと捉えて進出し、結果的に日本の根幹が牛耳られてしまうという論調。政治もマスコミもデジタル化を煽ってこうした勢力に荷担していると主張している。 国家にしても企業にしても、トップが皆デジタル化の有効性を費用対効果までしっかり把握しているとは限らない。そこで安易に民間や外資にシステムを差し出してしまうのは確かに危険だと思う。しかし行政を中心に「今どき紙かよ」と閉口するような非効率があるのは是正して欲しい。 そして同時にデジタル化はすれば良いと言うものではない。設計したやつは自分で使ってみたのかと聞きたくなるような使い勝手の悪いデジタル化も多い。 最終的にはユーザー目線を採用者がきちんと見極められるかどうかが大切。

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2023/08/14

カバー裏 全国民必読! 「今だけカネだけ自分だけ」の強欲資本主義がついにデジタルで最終ステージへ・・・ 米中包囲網から逃げきり、日本を守れ! ・10年前に書かれた米国製「日本デジタル化計画」 ・各国が最も警戒する危険アプリ「ZOOM」 ・知らぬ間に韓国と手を組んだゆうちょ銀行 ・...

カバー裏 全国民必読! 「今だけカネだけ自分だけ」の強欲資本主義がついにデジタルで最終ステージへ・・・ 米中包囲網から逃げきり、日本を守れ! ・10年前に書かれた米国製「日本デジタル化計画」 ・各国が最も警戒する危険アプリ「ZOOM」 ・知らぬ間に韓国と手を組んだゆうちょ銀行 ・デジタルで地方政府が解体される ・「スーパーシティ」の3つの落とし穴 ・キャッシュレスの次はデジタル財産税?! ・「世界統一」を目指すスーパーエリート集団 ・GIGAスクール構想で子供の脳が壊れる?! ・石油より儲かる個人データ ・ビル・ゲイツは自分の子供にスマホを持たせない ・デジタル人民元がやってくる 見返し 行政、金融、教育。 国の心臓部である日本の公共システムが、今まさに海外資本から狙われていることをご存じだろうか? コロナ禍で進むデジタル改革によって規制緩和され、米中をはじめとする巨大資本が日本に参入し放題。 スーパーシティ、デジタル給与、オンライン教育・・・いったい今、日本で何が起きているのか? 気鋭の国際ジャーナリストが緻密な取材と膨大な史料をもとに明かす、「日本デジタル化計画」驚きの裏側! 第Ⅰ部 政府が狙われる 第1章 最高権力と利権の館「デジタル庁」 第2章 「スーパーシティ」の主権は誰に? 第3章 デジタル政府に必要なたった一つのこと 第Ⅱ部 マネーが狙われる 第4章 本当は怖いスマホ決済 第5章 熾烈なデジタルマネー戦争 第6章 お金の主権を手放すな 第Ⅲ部 教育が狙われる 第7章 グーグルが教室に来る!? 第8章 オンライン教育というドル箱 第9章 教科書のない学校

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2023/05/11

昨今デジタル化によるメリットばかりが喧伝される中、「今一度立ち止まって是非について考えるべきでは?」と警鐘を鳴らしてくれる本。私たちの個人情報に関わる法案が、気付かない内に幾つも可決されているのを知れた。だが途中陰謀論的な論調や具体案の無い批判が多く、「結局デジタル化を押し進める...

昨今デジタル化によるメリットばかりが喧伝される中、「今一度立ち止まって是非について考えるべきでは?」と警鐘を鳴らしてくれる本。私たちの個人情報に関わる法案が、気付かない内に幾つも可決されているのを知れた。だが途中陰謀論的な論調や具体案の無い批判が多く、「結局デジタル化を押し進めるしか道はないのでは?」と感じるところも多々あった。 そうやってデメリットばかりに目を向け、石橋を叩き過ぎたがゆえにwinnyなどのチャンスを逃してきたのではないのか?という疑念は終始消えなかった。

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2023/05/07

 新自由主義が蔓延(はびこ)る現代は、「今だけ、金だけ、自分だけ」に陥る。2022年11月出版の著書「世界で最初に飢えるのは日本」の著者の鈴木宣弘氏も「今だけ、金だけ、自分だけ」を指摘。そして、同じ食糧問題では2022年12月出版の著書「食が壊れる」で堤美果氏が世界と日本の食料問...

 新自由主義が蔓延(はびこ)る現代は、「今だけ、金だけ、自分だけ」に陥る。2022年11月出版の著書「世界で最初に飢えるのは日本」の著者の鈴木宣弘氏も「今だけ、金だけ、自分だけ」を指摘。そして、同じ食糧問題では2022年12月出版の著書「食が壊れる」で堤美果氏が世界と日本の食料問題を指摘する。 前振りは長くなったが、本作は、堤美果氏がコロナ禍直後に出版し、デジタル・ファシズムの問題を縦横に指摘する。 第Ⅰ部では、「政府が狙われる」として、最高権力と利権の館である「デジタル庁」の闇を詳述する。最早(もはや)コロナ禍のオンライン会議の共通プラットホームと「Zoom」のサーバーは中国におかれ、セキュリティの課題で使用を禁止した国もるが、日本や私の知る組織は、共通プラットホームとしての活用が日常化しており、個人情報管理は大丈夫だろうかと心配になった。スーパーシティ構想でロボット化する行政のケースワーカーたちで良いのか。個々の対応に価値のあるケースワーカーではなかったか。その査証として、コロナ禍で生活困窮者が急増したのに、生活保護受給者はわずかに減少している。なぜか、政府が生活保護ではなく、緊急小口融資や期限付き家賃補助に誘導し、結局借金地獄に突き落としたのだ。 第Ⅱ部では、「マネーが狙われる」として、キャシュレス決済やデジタル給与の落とし穴を詳らかにし、キャシュレス先進国の中国や韓国の落とし穴としての多重債務と個人情報を元にした金融人事評価を指摘する。現金が亡くなれば、犯罪は減ると訴えるが、現金取引が減る一方で、デジタル詐欺が横行する事実は覆い隠されている。 第Ⅲ部の「教育が狙われる」では、グーグル教室、オンライン教育というドル箱では、コロナ禍でパンドラの扉を開けてしまった世界各国。2023年3月の卒業式では誰かが「青春は密である」と発言して喝采を浴びたが、各個人がオンラインで学ぶより、群れて学ぶ事による教育成果、対人関係の育成なども指摘する。個人的に神経生理学を長く学び続けるものとして、視知覚認知の過程からも液晶画面で読むものは空間的な手がかりがつかみにくいため記憶に残りにくく、手に取ってページをめくって読み戻る、一見コスパやタイパの悪い作業こそ、学習・記憶にとって重要な固有受容核全体を通じた脳機能全体の学習・記憶過程であると確信する。柴田博仁さんの書籍「ペーパーレス時代の紙の価値を知る~読み書きメディアの認知科学」が詳細に検証していので参考にして欲しい。堤美果さんの教育論として「教育を改革するためには、決して焦ってはいけないこと。時間をかけてタネをまき、ゆっくり育てていく必要があることを」は納得の一説。 私の座右の銘は「近現代史と組織論」であるが、堤美果氏は本書で、「近現代史を紐解くことは、過去と未来が一本の線でつながっていることを私たちに思い出させ、目の前にかかった霧を晴らしてくれる」の一説は、自分の学びが普遍的であることを確信するエールと受け取った。

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